ソードワールドしようぜ!-Girls-
【ロングチャット】
イギリス→アリス(ひかるさん)
日本→サクラ(おぼろ)
フランス→フランソワーズ(ひかるさん)
アメリカ→エミリー(おぼろ)
プロイセン→ユールヒェン(ひかるさん)
ロシア→アーニャ(おぼろ)
スペイン→イザベル(ひかるさん)
ロマーノ→キアーラ(おぼろ)
イタリア→アリーチェ(ひかるさん)
ドイツ→モニカ(おぼろ)
*
【冒険者ギルド『ブレッザ』の昼飯時はもはや戦場と揶揄しても過言ではないだろう。冒険の疲れを癒す筋肉隆々の腕自慢、癒しを求めマスターの奮う料理に顔を綻ばせる住人、そんな客人の間を塗って走り回る店員。
そしてその戦場の中でも強烈な印象を与えるのは鮮やかな衣装を着た踊り子だ。時に口に運ぼうとしていた肉を取りこぼすもの、時に仕事を忘れその場に棒立ちとなるもの。彼女の周辺もまた、違った賑わいを見せていた。
そしてもう一つ。とある華やかな壁の花よろしくテーブルに添えられた花々がここに。見目麗しい女性のグループは周りから時折熱い視線を送られているのも慣れているのか知らないのかはさておき。各自思い思いの行動に花を咲かせていた】
「うーん、今日のワインもまた格別に美味しいわあ(グラスに入っているワインをうっとりと見つめながら)」
「ふふ、お仕事の後のお酒はとっても美味しいですよね(口元を綻ばせながらグラスのカクテルをちびちびと舐めている)」
「つーかワインなんてどれも同じじゃないのか?(不思議そうにビールがキンキンに冷えたジョッキを片手に持ったまま)」
「あら、ワインにはいろいろな種類があるしそのワインに合う料理も違うんだから」
「そういうもんなのか?(理解出来ない様子でテーブルに肘をつき)」
「お酒よりお肉!そっちのお肉ちょーだい!(テーブルに身を乗り出しながら手を突き出し)」
「ちょっとあんた、こっちに身を乗り出さないで頂戴!(ばしんとテーブルを叩いて)」
「うわーんフランーっ、アリスが意地悪するー!(わざとらしく泣き真似をしながら)」
「おーよしよし、また根暗お嬢様にいじめられたのねー可哀想に(よしよしとエミリーの頭を撫でながら)」
「…アーニャ、お前もあんま無理して酒飲むなよ」
「大丈夫、味はするからもごもごすると楽しいの(にこにこと笑いながらウォッカを口に含んではぺっと吐き出して味だけを楽しんでいる)」
「サクラ、このチーズ美味しいわよ。ほら(チーズの乗った皿ごとサクラの方へ寄せ)」
「まあ、そうなんですね。では一口失礼致します(そう言って皿を受け取るとチーズを一切れ摘まんで咀嚼し)……!ほんと、おいしいです……!」
「お、そんなに美味いのかよ。アリス、私にも1切れ……」
「そんなに欲しいなら自分で頼みなさいよ(さっとお皿を自分の方へ戻しながら)」
「サクラにはあげてるのに!?(納得いかない様子で)」
「あ、あはは……(苦笑)」
「いつもの事でしょユーちゃん。そっとしときなさい(葡萄を一房持ちながら)」
「あー(フランソワーズが持ってる葡萄を強請るように大きく口を開ける)」
「はいはい。ほら、あーん(当然のように葡萄を1粒もぎ、エミリーの口に放り込む)」
「……餌付け?(こてりと首を傾げ)」
「完全に餌付けだな(アーニャの言葉に頷き)」
「なんでしょう、こう、わんちゃんと飼い主さんの幻影が見える気が……」
「あんな大飯食らいの駄犬と変態な飼い主とか最悪の組み合わせじゃない……」
「んむっ(葡萄を飲み込み)ちょっとそれどういう意味!賢い犬ですからー!」
「犬は認めるんだ……」
「ちょっと変態とかそんな罵り……やめてよね!(言葉とは裏腹に自分の体を抱きしめながら嬉しそうな表情で震えている)」
「控えめに言わなくても気持ち悪い…」
「そ、それがフランソワーズさんの個性ですから!(必死にフォロー)」
「サクラ、こんな奴のことを庇わなくていいの。ただ図に乗るだけだから(手持ち無沙汰にうさぎのぬいぐるみの手を動かしながら)」
「そーやって意地悪ばっかり言うんだもん!アリスのばーか!(べっと舌を突き出し)」
「そーだそーだあ!(エミリーの後ろから便乗するように)」
「…そう。よっぽど私のお友達と戯れたいのね(懐からスタッフを取り出し)」
「!!あ、アリスさん!お店!お店の中です!危ないから今はやめましょう!ね?(慌ててアリスの手を握りしめ)」
「(今は……)」
「(今じゃなければいいんだ……)」
「!!(手を握られたことで顔はみるみる赤く染まり)そ、そうね。またあの女店主にドヤされたらたまったもんじゃないわ。今は止めておいてあげるわ」
「(後で殺る気満々かよ……)」
「(ソワレちゃんとエマちゃん、短い付き合いだったね……)」
「お前ら、今度店で暴れたら本当に出禁にするからな(話を聞いていたのか料理片手ににゅっと6人がいるテーブルに顔を出し)」
「はいはーい!キアーラさん、私は暴れてませーん!この根暗お嬢様がだいたい暴れてまーす!!(挙手したままアリスをもう片方の手で指差し)」
「はーい!あたしも暴れてないでーす!アリスがなんか召喚しようとしましたー!(便乗するように挙手してアリスを指差す)」
「あー、確かに。先に手を出すのはだいたいアリスだもんなあ」
「そういえば確かに?(思い返すように首を傾げ)」
「元を正せばあんた達が私にそうさせようと仕向けてるんでしょ!?(がたりと椅子から立ち上がり4人を睨みつけるように)」
「あ、アリスさん!落ち着いてください!(アリスの服の裾を引っ張り上目遣いで見つめる)」
「でもサクラ、こいつらが!(不服そうにサクラを見下ろし)」
「(ふるふると首を振り)……アリスさんが優しいこと、私は知っていますから」
「サクラ……(じわりと目尻に涙を浮かべ)」
「はー、……まあ別に、お前らもアタシの可愛いお客だから追い出したりしないけどね。まあ、面倒ごとを自発的に起こしたら……そこの嬢ちゃんたちは分かるよな?(にっこり笑いながら店の奥にあるであろう杖を指差し)」
「わ、私は野蛮な事なんてしませんよキアーラさん(明後日の方向を向きながら)」
「あたしも!わっしょいするのは屋外だけにシマース(口笛を吹きながら)」
「……(頭の後ろで腕を組みながら視線逸らし)」
「わあ、怖いねえ(マイペース)」
「はは、取って食うわけじゃないしゆっくりしていきな。……っと、料理が冷めちまう(くるりと踵を返して別のテーブルへと消えていく)」
「……(すとんと椅子に座り直し)なんなのあんた達、そんなにここの女主人が怖いわけ?」
「怖いというかこう…怒らせたらやばいっていうのはなんか分かるのよ」
「私はこう…直感?みたいなのでこの人敵に回しちゃいけないなと」
「この前のやっばい雨があたしはやばかった。……あれ食らったら死ぬ、やばい(激しく頷きながら)」
「……ん、雨?(エミリーの言葉に首を傾げる)」
「雨なんて降ってた?(同じように首を傾げ)」
「雨……?あ、キアーラさんの魔法……!(思い出した様子)」
「前のクエストよ。ほらサクラちゃんが大変だったあの…」
「あの媚薬事件ねー」
「……(思わず手で顔を覆い隠す)」
「!ああ、あの日か!(合点がいった様子で)…て、キアーラさんって魔法使いなのか?」
「めっちゃやばい魔法使いだった(真顔になりながら)」
「おそらくあの魔法は操霊…しかも凄腕のね。並の冒険者ではまず勝てないレベルよ」
「操霊……あんまり使い手は見ない魔法……禁忌を犯す命の魔法。……見てみたい、かも(心成しかキラキラした瞳でアリスを見つめ)」
「なら見せてもらったら?…最も、女主人がそう簡単に魔法を見せてくれるとは思わないけど(ちらりと厨房の方を見つめ)」
「……そうですね、私もそう思います。でも、戦いの際には現れてくれるかも(指の隙間から瞳を覗かせ)」
「レアドロップキャラみたい(きょとん)」
「アーニャ、それはどういう意味だよ(錯乱)」
「…そういえば私とサクラは女主人が魔法使うのを見るの2回目じゃないかしら(ふと思い出したように)」
「……あ、そういえば(覆っていた手を外すと思い出したのか目を瞬かせる)」
「え?なんで、見たことあったの?」
「2回目?いつの話よそれ」
「男性の天使様を案内した日に……?」
「……サクラ、まだ媚薬の後遺症でも残ってんのか?(真顔)」
「残っていません(震え声)」
「天使……天使……ああ、あの白い服のお兄さん達ね!」
「アリスちゃんとサクラちゃんにそっくりのふたり組(頷きながら)」
「似てないわよあんな奴ら(ぬいぐるみを抱き抱えながらぷいっとそっぽ向く)」
「わ、私もあんな怒りんぼさんとは似ていません!(頬を膨らませながら否定する)」
「んーと、その時にキアーラさんの魔法でも見たのか?」
「……私、実はその時の記憶が少し曖昧で」
「確か女店主と幽霊が魔法陣書いてたのは覚えてるけど……私も記憶がそこら辺曖昧ね」
「なのに魔法使ったのは覚えてるんだ。どんなの使ってたの?」
「どんな……?えっと、どんな……?(首を傾げ)」
「(ぬいぐるみを強く抱き締め考え込みながら)…駄目、なんだかまるで頭にもやがかかってるみたいで……気持ち悪いわ」
「……記憶に蓋がされてるのかな?(興味深そうにぱちぱちと瞬きを繰り返し)」
「サクラちゃんもそんな感じ?(サクラの方へ振り返り)」
「はい、なんというか……こう、無理に思い出そうとすると怖かったことが出てくるような……(伏し目がちに微笑みを浮かべ)」
「あー…じゃあ無理して思い出さなくてもいいだろ。辞めにしよう、こんな話(ぐいっとジョッキを上げてビールを飲み干し)」
「さんせー!こういう湿っぽいのだーいきらいっ(楽しそうに身を乗り出すと遠くにあったつまみに手を伸ばす)」
「そうねえ。個人的にあの白い服のお兄さん達が気になったけど……というか黒髪のお兄さんがすごく私の方見て落ち込んでた気がしたけど(頬杖をついて小首を傾げ)」
「それ、ソワレちゃんが誰でもイタダキマスしちゃうからじゃないの?……ほら、何かを感じ取って(くすくすと微笑みながら目を細め)」
「なるほど!つまりお姉さんの魅力にやられてたってわけなのね。それなら仕方ないわよね!おーほっほっほ!(絵に書いたような高笑い)」
「相変わらずうるさい奴ね(チッと舌打ち)」
「……(やれやれという様子で肩を竦めるとフランソワーズを指差してユールヒェンの方へ振り向き)つっこみ、あったらどうぞ?」
「わ、私に振るのかよ!?……おっほん、いや多分ちげえから!むしろガッカリ!ガッカリしてたぞあの兄さん!!」
「え、わたしの高貴過ぎるこの魅力に手が出せないとガッカリしたって?いやーん、お姉さん罪作りー(くねくね)」
「フランのそういう前向きなとこ、あたし好きだよ(フランソワーズの背中をポンポン)」
「ダメだこいつ、手に負えない(真顔)」
「ふふ、皆さん楽しそうでよかったです(微笑みながらお酒をちびちびと舐め)」
「はあ、騒々しいことこの上ないわ(ぬいぐるみの頭に顎を乗せるとふと呼びかける声に振り向き)…ちょっと、盾女と鉱石女。あっちで呼ばれてるわよ」
「ん?はぁい(テーブルから立つとユールヒェンの腕を掴み)いこう、ユーリちゃん」
「そう焦んなって。すぐ行くって(座っていた椅子を引くとアーニャに腕を引かれて店の奥の部屋に入っていく)」
「(アーニャ達を見送りながら)…さっきユーちゃん達呼んだのって前の依頼主?お礼でもしに来たのかな」
「……!お礼だったら奢ってもらえるかな(閃いた表情)」
「見た感じ老夫婦って感じだったわよ。…そんなにお金持ってそうでもなかったけど(ふうっとため息をついて)」
「戻ってきたら、お話聞いてみましょう(穏やかな笑顔でふたりの背中を見つめ)」
「そうねえ。酒の肴くらいにはなりそうだし……?(店の入口から何かが倒れる音が聞こえ振り返る)」
「な、何!なんの音よっ(倒れた音に体を大きく揺らし)」
「な、なんでしょう……(びっくりした様子で目を瞬かせ)」
「おい誰か倒れてるぞ!」
「なんか店に入った途端そこのローブのお嬢さんが倒れたんだが……」
「……(うつ伏せて倒れたまま沈黙)」
「ッ、だ、大丈夫ですか!!(弾かれたように椅子から立ち上がるとローブの女性の方へと駆けていく)」
「え、これって行き倒れ……ってサクラちゃんはやっ!?」
「ひゅー、さっすが巫女様(びゅいっと口笛を吹き)」
「……ま…た(か細い声で何かを呟く)」
「(深いため息をつきながらゆっくりとした足取りでサクラの元に歩み寄る)」
「待ってくださいね、今回復を……(祓串を取り出すと静かに目を閉じて女性の上空で左右に振り)」
「お腹……すきまし、た(ぐううっと大きな腹の虫が鳴き)」
「……え?(ぴたりと動きを止めて目を瞬かせ)」
「……………………なんてベタ展開(思わず真顔)」
「べた過ぎてここから始まる冒険譚とか欲しいレベル(真顔)」
「ここ2日何も口にしていませ…(ぐううううっ)」
「あ、あぅ、え、ええっと……い、今ご飯を持ってきますね……(おろおろとしながら席に戻り)あれ、もう空っぽ……」
「ふう…仕方ないわね。(カウンターの方を向いて)キアーラさん、すぐに用意できるものはないかしら?」
「(ピクリ)……キアー、ラ?」
「すぐに?サンドイッチくらいしか出せねえよ……(カウンターから出てくると目を見開き)って、うおっ。行き倒れか?」
「!!(がばりと顔を起こし)キアーラ…貴女が、キアーラ……」
「……そうだけど。なんだ?サインか?もう引退した身だから勘弁してほしいし、アタシはあんたのこと知ら、な……(段々と顔色が変わり、信じられないという表情に変わると回れ右でカウンターに戻っていく)」
「え、キアーラさんの知り合い?(ぱちぱちと瞬きを繰り返し)」
「(ぶわりと目に涙を浮かべ)ああ、ああ…お会いしとうございしました……キアーラ、キアーラ姉様!(残っている力を振り絞りカウンターに向かうキアーラの背中に飛びつき)」
「キアーラ……姉様?」
「なるほど百合展開(閃いたような表情)」
「ふぎゃっ!!!(飛びつかれた勢いでバランスを崩すとそのまま床に倒れこみ)ひ、人違いだよ!アリーチェっ、アタシはあんたの姉さんじゃないって!!(じたばたと暴れる)」
「……あの、キアーラさん。お名前を言っている時点で説得力が……」
「はっ!!!」
「お姉様!こんな所にいらっしゃったのですね!アリーチェはっアリーチェはっお姉様にまたお会い出来る日が来ると信じて……うわああん!(しがみついたまま泣きじゃくり)」
「……えーっと。はーい、質問。わりと頭悪いあたしで分かるように現状の説明求む(挙手)」
「百合の誓いを立てた姉妹が感動の再会?」
「生き別れた姉妹が涙の再会?」
「サクラの言う通りじゃないの?あとひん曲がった性癖さらけ出してんじゃないわよアバズレ女」
「うん、取り敢えずどっちでもいいや……って、ん??(酒場の外が騒がしいことに気付くと出入り口へ視線を向ける)」
「ッ、姫!?姫はいずこにっ!!!……ここかああああッ!!!!(勢いよく酒場の扉をタックルで突破して転がり込む)」
「ちょっちょっと今度は何なのおお!?(どさくさに紛れてエミリーに抱き着き)」
「賑やかダナー(抱き着かれても特に気にする様子はない)」
「(一通り泣いて落ち着いたのか目を赤くしながらモニカの方へ振り返り)!モニカ!貴女どうしてここにっ」
「はあっ、はあっ……!姫っ、ああ、よかった!ご無事でしたか……お腹が空いたと言ってふらふら歩かれて早数日……どれだけ探したことか……!!」
「だって久々に城下町に下りて心が晴れやかだったんですもの。森に美味しそうな木の実があるかしらとちょっと散歩しただけよ?(唇を尖らせながら)」
「いけません。陛下も心配しておられましたよ。……姫、貴女は一国の女王なのですから少々御自覚を(安堵の様子でアリーチェ見つめ)」
「それよりもモニカ聞いて!ほら、お姉様!キアーラお姉様がここにいらっしゃったのよ!(興奮気味に抱きしめているキアーラの腕に頬をつけ)」
「だーかーらー、アタシは家も立場も全部捨てたただの魔術師だっての!お姉様じゃないから離しなさいっ(ぐりぐりとアリーチェの頭を手で押し)」
「いーやーでーすぅ、はーなーしーまーせーんっ(いやいやと首を横に振りながら抱きしめる力をいっそう強め)」
「……モニカ?どこかで聞いたことがあるような……(思い出そうと首を傾げ)」
「というか今あの鎧女…姫って言わなかった?」
「もしかして:めっちゃ偉い人」
「ダメだわ…さっきから怒涛すぎる展開にお姉さん酔いそう(くらくらと立ちくらみするように後退し)」
「おばあさん、いい人だったね……あれ?(戻ってきて賑やかになったホールに目をぱちぱちと瞬かせ)ひと、増えてる?」
「(アーニャより遅れて部屋から出て)……なんだこの騒ぎは(引き攣った笑みを浮かべ)」
「あ、アーニャさん。ユールヒェンさんも……ええ、と……なんと説明すればいいことか……キアーラさんの驚くべき過去が判明してしまい……」
「なんて言うか……とてつもなくカオスよ(真顔)」
「!!……ユールヒェン?(ぴくりと反応すると勢いよくユールヒェンの方を振り向く)」
「驚くべき過去ってな…(モニカの姿を捉えるとぴたりとその場に止まり)……もに、か?」
「??ユーリちゃん、知り合い?(こてりと首を傾げ)」
「ペロッ……はっ!これはさらに怒涛の展開の予感!」
「まさかのもう1回同じぱてーん!」
「(はくはくと口を開閉するとやがて目尻に涙を浮かべ)おまっほんっつ……モニカ!!(勢いよくモニカに飛びつきその場に一緒に倒れ込む)」
「ッ!!(倒れこむとじわりと目元に涙を浮かべ)……姉さん、……姉さんなのか……?私の、ユールヒェン、姉さん……?」
「(こくこくと何度も頷き)モニカ、モニカ!……会いたかった(胸元に顔を埋めながら抱きしめ)」
「わっ、私も……会いたかった……っ、姉さんっ!姉さん……っく、ぅ、う……(ぼろぼろと大粒の涙を零し)」
「……あ、そっか。この子が探してた「妹」なんだ(漸く気付いて優しく微笑む)」
「モニカ……良かったねお姉様が見つかって…(収まっていた涙が再び溢れ)良かったよおおおお!!」
「あーーーっ!!もう泣くな!泣かないでくれお願いだからホント!!(頭を抱えるように)」
「はい、ちょっと集合ー(片手をあげて)」
「はーい(素直にフランソワーズの方に寄っていく)」
「(大人しくフランソワーズの元に近寄り)……この状況どうすんのよ」
「(元から傍にいたので動かずに首を傾げ)どうするもこうするもないなう?」
「正直私もあまりにもベタな展開が続きすぎてリアクション困るわよ。…えーっと状況を整理しましょう(腕を組み)」
「まず、キアーラさんの妹を名乗るアリーチェさんが行き倒れで現れました(挙手)」
「そんでそのアリーチェって女を姫とかいう鎧女…モニカだったかしら。そいつが追ってきて?」
「びっくり、ユーリの妹だった!!」
「そう!そしてお姉さんはいつまでも美しいのでした!!完!!」
「ワーウツクシイナー(棒読み)」
「関係ないこと言ってんじゃないわよ変態。ただでさえ今あんたのボケをつっこむ人間が居ないんだから(足蹴り)」
「痛い痛いっ根暗がうつるうっ!(足蹴を避けエミリーの後ろに避難し)…と言うかね、私が何を驚いてるってキアーラさんがお姫様のお姉さんってことはよ。…それってつまりキアーラさんもお姫様ってことじゃないの」
「あ、それあたしも思った。お姫様がなんでこんなとこでギルドしてんの?」
「家出……でしょうか?先程は身分も家も捨てた、と仰っていましたし」
「(涙は止まったが鼻を大きくすすり)……マスターがお姫様?(モニカに抱きついたまま)」
「そうなの?(ユールヒェンの様子を見ていたがこてりと首を傾げ)」
「あー……いや、アタシはただの酒場のマスターさ。王家は関係ねえよ(明らかに不自然な視線の逸らし方)」
「へー、ラアラはお姫様やったん(にこにことフランソワーズ達の輪の中にさり気なく混じりながら)」
「ふぎゃあ!?(突然現れたイザベルに驚き)」
「ひゃあっ!?(突然のイザベルの登場に思わず飛び上がる)」
「……(大きく溜息を吐き)アリーチェ、腕離せ。店仕舞いしてくるから」
「……逃げませんか?(ぎゅうっと腕を掴んだまま見上げ)」
「逃げねえよ。……逃げ場ねえだろ、店の中だし(肩を竦め)」
「えーっと、ユーちゃんも。ほら、妹さんの上にずっと乗ってるのもあれでしょ(ユールヒェンの傍にしゃがみながら)」
「私は別に……姉さんが近くにいるという喜びに代えたら重さなど……」
「いや、流石に周りの目が痛いし……ちょっと、少し離れ難いが離れる(抱きしめていた腕を離しモニカの腕を引き起き上がらせ)」
「ん……(起き上がると手近の椅子を引いてユールヒェンをエスコートし)……姉さん、ここへどうぞ」
「ああ、ありがとう……モニカ(柔らかく微笑み)」
「(小さくため息をつくと立ち上がりアーニャの傍に歩み寄り)アーニャも訳が分からないでしょ?私の分かる範囲で説明するから」
「うん、それがいいな。……取り敢えず、ユーリちゃんが嬉しいことだけは分かるけれど(ぼんやりと身体を明滅させ)」
「なんか嬉しいことが立て続けに起きたんはうちでも分かるよ(にこにこと微笑みを携えながら)」
「(店のドアに閉店の看板を立てると渋い表情で戻ってきてどっかりと椅子に座り)あー、取り敢えず質問ある奴から受け付ける」
「はいはい!キアーラさんはお姫様なんですか!!(元気よく挙手)」
「……まあ、生まれ的にはそうなるよなあ。血縁的にもそこにいるアリーチェ姫の実姉だ。けどまあ、今はまったく王家には関係ねえよ」
「お姉様は私のお姉様です。どこにいらっしゃっても何をなされていてもお姉様は私のお姉様ですっ(頬を膨らませ)」
「別にお前の姉じゃないとは言ってないって(苦笑を浮かべ)」
「なんで家捨てたのー!(フランソワーズの真似をするように挙手)」
「う゛……そこかあ。……邪神食われそうになったんだよ。んで、家に迷惑掛かるし家出してきた。で、ベルに助けてもらったわけだ」
「そう!うちが助けました!(渾身のドヤ顔)でもお姫様なのは知らんかったけどねえ」
「知ったら畏まるだろ。……それが嫌なんだよ(ぷうっと頬を膨らませ)」
「まあ、でしたら貴女はお姉様の命の恩人なのですね!(目をキラキラと輝かせ)」
「命の恩人やなんて大袈裟やよ。…まあお姫様やっての教えてくれんかったのはちょっと寂しいけどそれなら仕方ないわなあ(苦笑いを浮かべ)」
「悪ぃな、騙すつもりはなかったんだ。……あとは、なあ。言うタイミング逃したというかなんというか……」
「と言うか、そもそもこのお姫様ってのもよく分かんないんだけど(アリーチェを指差し)」
「無礼者!アリーチェ姫を指差すとは何事か!」
「いいのよモニカ。分からないのでしたら仕方ない事ですし(落ち着かせるようにモニカに微笑みかけるとアリス達の方を向いて)自己紹介が遅れましたね。私はアリーチェ。国の序列第二位の王族です。……とは言いましても私には何一つ力などない些細な存在ですが」
「序列第二位ってことは……(ちらっとキアーラを見つめ)」
「……アタシがいなくなったから序列変わってるはずなんだけどなあ(ぽりぽりと頭を掻き)」
「姫。お言葉ですが、私は姫によって救われました。蛮族である私すら受け入れ、近衛兵にと志願してくださったのは姫でしょう(真っ直ぐにアリーチェを見つめ)」
「こら、モニカ(ぺちりと軽い手つきでモニカの頭を叩き)貴女は硬すぎるわ。城から離れている時くらい私の事を呼び捨てしても構わないと言ってるのに」
「っう、しかし姫の立場上……んんっ、……アリーチェ、お前は逆に緩すぎるんだ。姫としてきちんとしなさいと陛下も言っていただろう」
「んもう、お父様のことはいいの(頬を膨らませてぷいっと顔を背け)そもそも表情として品格を持ちなさいと言うけど毎日がお稽古ですもの。嫌になっちゃうわ」
「?……あれ、ユールヒェンさんはヴァルキリーですよね?……えっと、義理の姉妹ですか?(首を傾げ)」
「いや、血は繋がってるぞ。まあ所謂腹違いなんだけどな(苦笑いを浮かべ)」
「なーんかどこも複雑な家庭環境持ってるわよねえ(テーブルに頬杖をついて)」
「はは、仕方ないさ。……蛮族というのも事実だし、ユールヒェン姉さんの妹ということも事実だ(苦笑を浮かべ)」
「んー、とりあえずこれで状況は把握出来たかんじかな?」
「うん、なんとなく。ヒトは複雑なんだなあって」
「あ、終わった?(話半分でいた表情)」
「まあ、何にせよめでたしめでたしって感じ?」
「それはそれとしてお姉様。お城の方へは……」
「帰んねえよ。アタシの居場所はここだし、城はアタシの居場所じゃない。何だかんだ、こういう庶民的な方が性に合ってるのさ」
「……どうしても、ですか?(不安げな眼差しで)」
「どうしても。後輩たちの面倒見るのも楽しいし、なにより……(一瞬だけイザベルの姿を見るとすぐに視線を戻し)アタシはここが好きなんだよ」
「…(寂しげに瞳を揺らすもぎゅっと瞼を閉じると溜息をつき)……分かりました。でしたら条件を提示しても宜しいでしょうか」
「条件だあ?……んだよ、変な条件だったら呑まねえぞ」
「また、こちらに伺っても宜しいですか(ぎゅっとキアーラの服を掴み)」
「……は?(予想外の要求に目を見開き)……っ、こ、こんなしみったれた城下町の酒場でよかったらいつでも来いよ。まあ、お姫様が来るようなリストランテじゃねえけどなっ」
「!(ぱああっと花々が咲き乱れたような笑みに変わり)!…はいっ、もう毎日でも来ます!」
「……よかったな、アリーチェ。探してた姉が見つかって(自分のことのような嬉しさに表情を綻ばせ)」
「ええ!……貴女も。良かったわね、モニカ(微笑みを綻ばせながら)」
「あー……ああ、本当に(恥ずかしそうに微笑むと自分の鼻を掻き)」
「ユーちゃん、妹さん見つかったけどこれからどうするの?」
「あー、これから?(ぽりぽりと頭を掻きながら)んー…モニカ、お前はこれからどうする」
「私はアリーチェ姫の騎士、無論彼女の護衛任務に戻る。……けれど、そうだな。このギルドに名前を登録するのも悪くないかもしれない」
「そうか。…私もこのまま冒険者を続けるよ。……っと、そういえばこいつの紹介まだだったな(アーニャの方へ振り返り)」
「うふふ、こんにちわ。わたしはアーニャ、ユーリちゃんに恩返しするために一緒にいるの(モニカに笑みを浮かべ)」
「先程から聞いていただろうが、私はモニカ。アリーチェ姫の騎士で、ユールヒェン姉さんの妹だ。……そこの4人と、そこの人もよろしく(4人とイザベルを見ると深く頭を下げる)」
「あたしエミリー!ソレイユで迷子なう!よろしくー!(挙手しながら)」
「そこは挨拶としてどうかと思いますが……(エミリーの発言に苦笑を浮かべる)」
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