雲桜
カーテンを開けると窓の外は真白で、空から雪原へと雪がゆらゆらと落ちていた。
制服に着替え、分厚いコートを重ね、多すぎだろうという量のカイロを持ち学校へ向かう。
少し先に見慣れた背中が歩いていたので駆け寄ると、なんて来たとでも言うように溜息をつかれた。
「身体が冷えてもしらないよ」
どうでもいいよ、
そんなこと
短編