ハルシオンチョコレイト

Introduction

ハルシオンチョコレート、僕を殺す。(リメイク前)
バンギャル楽しい激しい妄想のもと2012年から書き始めたビジュアル系バンドの話。
主人公は特に決めていないが、感情移入しやすい比較的一般人の遥菓を中心に物語が動いていた。
チロルの母親の自己中心的振る舞いに翻弄される宮瀬も出る。
とにかくヴィジュアル系を題材とした文章が書きたくて書いた感がある。

リメイク版ハルシオンチョコレイト 
上記の長編のありえないキャラ設定を取っ払って現代風にリメイクした、今サイトでの短編。



character



チロル

メイドカフェでバイトをしていた21歳。兼色々あってハルシオンのベース。
幼い頃に両親を亡くし、叔父に当たる宮瀬に引き取られた。
大好物がチロルチョコだったことから、源氏名でチロルを名乗る。オフでも本人の希望で基本的にチロルと呼ばれる。
地毛が金髪で肌色も病的に白いので存在感が薄いと自覚、存在感を増すために右半分をピンクに染めている。身長は150センチ。




里中遥菓

コンビニでバイトリーダーを務めるフリーター21歳。
メイドカフェの客引きをしていたチロルに一目惚れをし、その場で同棲を申し込む。
チロルを溺愛しているが、その感情はLOVEなのかLIKEなのかは、本人もわかっていない。





▼ その他  ▼


宮瀬 唯一
ハルシオンというビジュアル系バンドのギターボーカル。 
セブンスターを深く愛すヘビースモーカーの32歳独身。 
無造作なアッシュ系黒髪にアシメのパッツン前髪。右手の甲に梵字の刺青が入っている。 
2年前に三十路を理由にサラリーマンを退職し、趣味でやっていたバンドでメジャーデビューした。 



宇佐美 あみこ (宮瀬 18歳の頃)
12年程前に大ブレイクしたロックアイドル。どういう訳か1年でメディアから忽然と姿を消す。
うさ耳カチューシャ、死んだ目に眼帯、赤髪3つ編みというあまりに強烈なキャラだったため12年経った今でも覚えていない人は少なくはない。その見た目にしてはとてつもなく低いハスキーボイスで男性女性問わずその中性的存在で魅了していた。宮瀬と同一人物。
 
有栖川 いおり
宮瀬が一目惚れしたスーパーのレジ打ち兼パートリーダー。
腰まである髪の毛を巻いて金に染め、高い位置で1つに結っている。
いつもニコニコ笑顔。どんな客にも笑顔と感謝の気持ちを忘れない。
つい先日、宮瀬をこっぴどく振った。 




 

ハルシオン
ビジュアル系バンドの名前。(実在するバンドのハルシオンとは無関係)
ベースボーカルの宮瀬唯一とギターの上田が某バンドに病的な憧れを抱き結成。バンド名も歌詞から取る。
10年前に結成、2年前に宮瀬の退職をキッカケとなり、元々声がかかっていた事務所に所属。メジャーデビューを果たした。 
メジャーデビューの際にベースのチロルが加入。それにより宮瀬はギターボーカルに移行。
少し前にドラムの日根が音楽性の違いにより脱退したが、現在もサポートドラムで一応仮メンバー。 
作詞作曲は宮瀬が中心。オルタナティブロックを中心とした幻想的な歌詞曲調が印象的。
最近はチロルのDTM技術を使用した電子音楽も極稀に発表している。

上田
ハルシオンのギター。
宮瀬とは高校の同級生であり、某バンドのコピーバンドを組んでいた。
高校中退した宮瀬に対して上田は持ち前の真面目さを発揮しなんとか卒業。
1年遅れをとって上京し、宮瀬の気紛れに巻き込まれ酒の勢いでハルシオンを結成。
金髪テクノカットに白のアディダスジャージといったビジュアル系にはあるまじき容貌。

日根
ハルシオンの元ドラム。現サポートメンバー。
知り合いの飲み会で上京したての宮瀬と出会い、5年前酒の勢いでメンバーになった。
元々ヘビィメタルのバンドを組んでいた為、宮瀬の作る楽曲の平和さに気が狂い脱退。
それでもなんだかんだで関わってくれている世話焼きな無自覚心配性。
長髪ロングのセンター分け、主に縦に長い。



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