放課後になり掃除の時間になったのでツナくんと廊下を掃いています。


ツナ「掃除ってめんどくさいな〜」

『そう?綺麗になるから楽しいよ?』

ツナ「(ほんといい子だよな〜///)」

京子「あなたは!」

ツナ「!?」

『京子ちゃん?』


京子ちゃんがなにやら中華風の子と話していた。


京子「やっぱり昨日サイフ落とした時の!」

ツナ「あっ、あいつ…」

『ツナくんの知り合い?』

ツナ「知り合いというか…、この前犬に追いかけられたときに助けてくれて」

『へぇ、いい子なんだね』


あんな小さい子が犬を…。
どんな犬かにもよるが…、いったい何者なんだろう。

…普通の子供ではなさそうだ。


京子「昨日は落としたお金をひろうの手伝ってくれてありがとうございました!」

花「変なカッコ…どこの子?」

ツナ「あいつオレだけじゃなくあちこちで人助けしてら…
本当いいヤツなのかもな…」

『うん…(考えすぎ…かな)』

「(キッ)」


京子ちゃんがお礼をいうとその子は京子ちゃんを睨みつけた。

ツナ「またお礼言われてにらみつけて……なんでだろ?」

『恥ずかしがり屋なのかな?』


その子はペコッとお辞儀するとこちらを向いた。


「!!」
ササッ


こちらを見たその子は何かを確認するかのように袋から写真を取り出した。
写真を見るとこちらに向かって走ってきた。


ツナ「『?』」

「(くいっくいっ)」

ツナ「は?う…上…?」


指で上を指したかと思ったらその子は走っていってしまった。


ツナ「な…は?」

京子「あの子もツナ君の知り合い?」

花「前の子といい。沢田はヘンなガキ専門だな」

ツナ「変な言い方すんなよ!!」

『ツナくんは子供に好かれやすいんだよ』

京子「名前君も仲いいよ?」

花「名前は誰にでもでしょ?
それに沢田とは専門がちょっと違いそうなのよねー」

『?』




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