解説とあとがき

ここから先は読んでも読まなくてもたいして変わらない、裏設定やら裏話。




■夢主について(デフォルト名・セシリア/シエラ)

お察しの通り、🐬と監督生の間の子です。
夢小説なので、容姿などはあまり表現するべきではないと思い、そこまで言及しなかったのですが、見る人によって変わってきます。

その例として、神父やアズールはジェイドと重ねる。
反対に亡霊(ジェイド)は監督生と重ねている。

魔力の有無は微妙です。
どちらかと言うと、人間である監督生の要素が強いので。しかしながら、神父に色々と押さえつけられて育ってきたので、環境しだいによっては、魔法が使えるのかもしれません。

教会の人間という設定にふさわしく、従順で逆らうことを知らない(教えられていない)いい子ちゃんを目指しました。
敬語なのは育った環境の影響です。遺伝でもなんでもありません。おそらく。




■亡霊について

紛れもなく、彼です。
作中では滅多に彼の名前を出すことはなく、最後に出したいという謎の願望があったので、無理矢理違う表現で代用していました。

とにかく、なんかミステリアスな男にしてーな。危ないところで助けてくれる美味しい男が見たいなー(小並顔)を目指して、書いていきました。
おそらく、夢主が幼い頃から見守っていたんだと思います。そして、神父が夢主を供物として使うことも知っていた。初めは自分たちを殺した神父に対する復讐を果たそうとしていたのですが、忘れかけていた夢主の存在を思い出し、憎悪よりも、彼女がちゃんと無事になるその時まで守り続けると決め、十四年間ずっとこの世を彷徨っていました。
夢主に対して、憎しみを抱くなと説いてはいますが、彼も相当神父のことを憎んでいます。きっと、彼だけでなく、もう一人の片割れも。

にしても、あのビジュアルヤバいですね。えってぃですね。いまだにホーム画面変えられません。


夢主との関係性に関する伏線としていくつか


■額の口づけ。欧米では親が子にする愛情表現として使われます

■何故優しくしてくれるのかと尋ねる夢主に対し、「子供だから」と答える場面。「子供(っぽい)だから」ではなく、「(実の)子供だから」が隠された意味

■頬を撫でる。こちらも親が子にする愛情表現の一つです




■商人について

例の如く、アズールです。
卒業後は商人になり、さまざまな商談を成功させてきました。
夢主を養子として引き取ったあとは、不器用ながらも二人で暮らしていきます。とにかく、幸せになってくれたらいいななんて。外伝短編小説でも書いてみたいですね。


■神父について

元ネタとなったキャラクターが存在します。
ノートルダムの鐘のフロロー判事です。

物語のなかでは冷酷非道な人の不幸な顔が好きな糞野郎として描いておりますが、完全なる悪かと問われたら微妙なところです。
利用する為とはいえ、夢主を常識のある心の優しい少女に育て上げた訳ですから、少なからず愛情というものはあったのではないかと思います。
とはいえ、悪いことをしたことには変わりはありません。


■そのほか

作中には出てこなかった片割れ(フロイド)はジェイドたちが殺されたあと、犯人たちのアジトに一人で乗り込み、そこにいた者たちを一通り、片付けた後、持っていた拳銃で頭を打ち破って自殺。
彼もまたアズールと同じく、夢主のことを探していました。しかし、それよりも兄弟が死んだことに対する悲しみが強すぎて、後を追ったのだと思います。


■さいごに

こういったネタはかなり好き嫌いが分かれるだろうと思い、書きたくても書けなかったのですが、欲望には勝てず、手を出しました。
夢主はハロウィンジェイドに惚れているようなニュアンスを含ませてはいるものの、恋愛小説ではありません。ですが、このようなネタを書くのが夢だったので、本当に満足です。

とにかく10話くらいで完結させようと必死だったので、最後の方は一話に対する文字数が馬鹿みたいに多くなってしまいました。難しいですね。どうしても長くなってしまいます。

この話を載せ始めてから約1ヶ月あまり。
ここまで長々と妄想のお付き合い、感想コメント等々、本当にありがとうございました。コメントに関しましては本当に励みになりました。残りの中編二つに加え、これからもこのような中編小説を書けていけたら良いなと思います。

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