ルーティンワーク
繰り返しの日々を送っている。無味無臭な、同じルーティンをこなすだけの毎日。他者の目線から見ても面白くないだろうと理解するのは、流石のわたしでも容易い。だから頻繁に送られてくるクロウからのメールの返信に、いつもわたしは頭を悩ませていて。
「なんてことのない事で良いんじゃないか?」
「だって、毎日仕事して、帰って寝るだけだよ」
「今日は何を食べたとか、こんな話をしただとか、そういうので良いんだよ。日常の何気ない話をしたいんじゃないか? クロウは」
リィンが笑う。リィンが言うなら、そうなのかも知れない。じゃあ手始めに手元のケーキを撮って「リィンと会った」と送ろうとしたら「それは止めた方がいい」って言われて。解せない。
2020/08/29