テスト
「悟なんか、大っ嫌い」
といって、なまえは僕の前から走り去っていった。すぐに追いかけていこうとしたが、タイミングがいいのか悪いのか硝子がやってきた。
「随分と嫌われたものだな、五条。で、いったい何をしたんだ?」
「何もしてないさ、ただこの前ホテルの前で女の人と腕組んでるの見られたらしくてさ〜、それでなまえちゃんはオコなわけよ。」
「相変わらずのクズだな。嫉妬してもらいたくてまだそんなことをしているのか?しまいには愛想つかされても知らんぞ。」
「大丈夫大丈夫、そんなことくらいじゃ、なまえは僕と別れないよ。なんたって僕はグッドルッキングガイだからね」
「どこからそんな自信がわいてくるんだ?こんな奴と付き合っているなまえの気がしれないな。」
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