「かおるさん、お誕生日おめでとうございます〜!」
「ありがとう、ひめちゃん」
「ちょっとまとまらないんですけど、聞いてくださいね。私、ご存知の通り頑張るの得意じゃないけど、かおるさんも頑張ってるし私も頑張らなきゃって思って毎日生きてます。 かおるさんがいないと生きていけないです」
「わ、熱烈な告白だね〜」
「あんま茶化さないでください。……それでまあたまに不安に思うこともあって、私はかおるさんがいないと生きていけないけど、多分かおるさんは違うんだろうなって」
「っ、それは違う」
「いいから!聞いて!最後まで人の話を聞きましょう!」
「……ハイ」
「よろしい。……ていうか別に私がいないと生きていけないって思って欲しいわけじゃないんですよね。なんなら健康で幸せで生きててくれたら生きる場所は私の隣じゃなくても良いな〜なんて思ったり」
「……」
「そんな顔しないで。すきだからこそ、かおるさんの幸せをいちばんに願ってるって話です。でも、やっぱり私ワガママだからすきなひとには好かれてたいし、いちばん最初に頼る人になれなくても、最後に帰って来れる場所になりたいなと思いまして。……最近一緒に過ごせる時間も減ってきてるし、多分これから先もっと難しくなると思う。だから……私が卒業して自立したら、一緒に暮らしましょう」
「……え?」
「は?」
「いや、待ってね、正直キャパオーバー」
「どうぞごゆっくり」
「……別れ話かと思った」
「私のことなんだと思ってるんですか!?人様の誕生日にそんなことしません!ていうか別れ話する予定もないわ!!!ばか!!!!!」
「ひめちゃんならやりかねない……まあそれは置いといて。え、本気?」
「冗談で言ってるように見えます?」
「全然。……でも、だって、今まで一緒に暮らそうって言ってもかわしてきたじゃん」
「嫌とかひと言も行ってないです〜、ちゃんと“今はまだ“って言ったじゃないですか」
「遠回しの否定かと」
「今更そんなとこで気遣ってもしゃあないので嫌なら嫌って言いますって」
「えぇ〜……」
「え〜〜〜、まあ断ってもらっても良いんですけど……どうします?」
「変なとこで保険かけないの。ていうか断ると思う?」
「う゛……ちょっとだけ?」
「よろしくお願いします、以外の選択肢ないから。……ひめちゃんはさ、全部ひとりで考えて答えだしちゃうよね。しかも悪い方向に。悪いとこだよ」
「自覚はしてます」
「じゃあ治してください」
「善処……」
「そういうところもひめちゃんらしくて好きだけどね、心配になるんだよ」
「わ、わかってます。一応」















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