うさぎさん

「も、やだやだやだ!」
じりじりと迫って来るその体から逃れるように後ずさった。でもそれはすぐに阻まれることになる。背中に感じるひんやりとした壁にもはや絶望しか感じない。
「ミツ、つーかまえた」
はぁはぁと息を荒げつつ、意地悪そうな顔で笑う大和からぬっと手が伸びる。あっさり首根っこを捕まれた三月に為す術はもはやない。じたばたと最後の悪あがきをする三月をあざ笑うかのように、大和はゆらゆら揺れる耳の付け根を突然噛んだ。
「ひ、…っ!」
途端に顔を真っ赤にして大人しくする三月に煽られないわけがない。どうやらここがイイトコロだと自覚しているらしい。気を良くした大和はそのまま三月の後ろから覆い被さった。痛いくらいに張り詰めた秘部をゆるりゆるりこすりつけては、ふるふると震える愛しいオレンジ色に口付ける。動く度に覗く顔は熟れた林檎も顔負けなくらいに真っ赤だ。
「んっ、可愛いなぁ、ミツはっ」
ちょうど当たるふわふわの尻尾がいい具合に刺激してたまらない。服の上からでも十分にキモチヨクなれることを大和は知っていた。
「や、や…!」
「しないからもう少しこのままな、大人しくしてろよ」
発情期のせいで連日大和の相手をさせられている三月のことを流石に気遣う余裕はまだある。しかし服に隠されていてもわかるまろやかな双丘に夢中になった。自分だけが気持ち良くなるのは不公平かと思い、そっと空いている手で三月のズボンを緩めて忍ばす。辿り着いたそこはすでにしとどに濡れ、腹につくほど反り返っていた。丸見えになった三月の裏筋をあふれ出た蜜を絡め、なぞってやる。
「あっ、や、あ、んんっ、や、ひゃ!」
三月の腰が揺れて、自然とさらに腰を突き出す形になった。せっかくのお昼寝を台無しにされて怒っていた三月の姿はもはやそこにはない。ぐずぐずに蕩けきった瞳で浅く呼吸を繰り返しては可愛らしい声を上げる。余裕とはなんだったのか、あっさりと理性との戦いに負けた大和は力の抜けきっている三月を反転させて再び覆い被さった。
「ばかばかばか!しないって言った!」
「ん〜?そうだったかなぁ?」
そうやって煽るミツが悪いんだろ。そう大和は心の中でつぶやいて、三月の服に手をかけた。