泣きっ面に蜂
先生に呼び出された。
私、何かしたっけ?
とか思ってたら、呼び出しの原因は幼なじみのツナについてだった。
「な?名字?頼むよ、沢田に勉強教えてくれよ〜」
「え、でも先生…「はい、これ。今日からしばらくこのプリントで教えてやってくれよ」………。」
人の話を聞けっ!
先生…私の成績がいいのはツナのおかげなんですよ?
えぇ、はい。あの子、学校じゃあヘタレやってるけど素は凄いですよ?
真っ黒ですよ?
そんなのに教えろ、と。
「そんなの無理に決まってるよ…」
教室に戻った私は、思わずつぶやいていた。
「何が無理なの?」
「ツナに勉強を教え…って、え!?」
声がした方をみると、ツナがいた。
「へー、名前が俺に勉強を、ねぇ?」
「え、いや、その…先生に頼まれまして…」
「ふーん、で?教えてくれんの?」
「…だから無理だって言ってるの。
いつも、ツナに教えてもらっているのに…」
「なんだ、わかってんじゃん(笑)」
「………。」
「はぁ…で、このプリントを俺がやればいいわけ?」
「うん…」
「いいよ、やってやるよ。」
「本当!?」
あの、黒ツナが、なんの条件もなしに、してくれるなんて……。
「はぁ?なにいってるの、誰も条件なしにやるなんていってないだろ?(妖笑)」
「うっ…、てか、何で考えたことわかるのよっ!」
「読心術」
「……、じ、条件て?」
私がそう言うと、目の前が急に琥珀色になり、
唇に何か柔らかいものがあたって…ってえ?
唇からそれが離れると、目の前にはツナの顔があった。
「………!?」
パニックになる私をみて、クスクス笑いながら、ツナは条件を言った。
俺と付き合ってよ。