それが本当だなんて信じたくなかった


また、たちの悪いイタズラだと思った。

いつも、私をそうやってからかってジュディーは遊ぶから。

だけど、アーデルも紅葉も、らうじもしとぴっちゃんも、皆して悲しそうな顔をした。

「嘘、でしょ…」

そうやって皆で私をからかおうとしてるんだ。

私が、信じたら、笑顔で炎真が「馬鹿じゃないの」って出てくるんでしょ??

だけど、皆は黙ったまま…

「嘘でしょ…
だって、約束したもん…
絶対に、何があっても帰ってくるって…

炎真、約束は絶対に守るもん…

…ねえ

なんで黙ってるの…

ねえ…」

「名字…」

涙が、溢れてきた。

本当は、分かってる…
皆が、嘘をついていないことくらい…
皆が、そんなイタズラをしないことぐらい…


だけど、信じたくなかった
嘘だって言って欲しかった
「う、うぁぁぁぁっ、えんっ、まぁ……
嘘っていってよぉ…
………ヒック、あぁぁぁ…」

泣き崩れた私をアーデルがそっと支える。