the same reason
今日は親友のアーデルと、彼氏の炎真が下宿している所にお泊まりする
今までも何回か泊まってるし、緊張とかはない
「さむっ」
思わず声がでる
「あ・・・名字」
「あ、炎真!」
そう言って駆け寄る
「どうしたの?」
炎真がこんな寒い日に外に出るなんて珍しい
「名字を・・・迎えに来た」
「え?・・・・・・あ、ありがとう」
「うん」
そう言って優しく笑う炎真
最近炎真はよく笑うようになった
ツナくんたちのおかげかな
「・・・行こ、アーデルが甘酒作って待ってる」
「え?甘酒?」
「うん」
ぎゅっ、と手を握って私をひっぱる炎真
「・・・・・・うん!」
手袋越しに炎真の体温が伝わってくる
きっと、今、私の顔は真っ赤だろう。
だけど、後ろから見える炎真の耳が赤く見える
寒さのせいかもしれないけど、
赤く見える理由が私と同じだったらいいなぁ・・・なんてね。