xxx



少し暖かくふわり、と小さな花弁が舞う

嗚呼、春だ。

見上げながら歩く道の先、新しい学校が見える


緊張する、小さな声で呟けば

大丈夫だよ、と後ろから声が聞こえる

振り向けばそこには誰も居なかったが

何故か、懐かしい声が聞こえた気がした


自分に 大丈夫だよ と言われた気がして

少し心が落ち着く。



さあ、目も眩むような新しい日々が待っている





( 少年少女の新しい日々が始まる__ )

- 1 -


[*前] | [次#]
ページ:



xxx