「いらっしゃいませ〜…あ、松田さんだ」
「おう、邪魔するぜ」
「今日1人なの?」
「あぁ。萩原も相変わらず来てんのか?」
「一昨日きたよ〜、最近は各々で来るんだね」
「毎回あいつと行動してるわけじゃねぇからな」
「そうなんだ。2人で1人だと思ってた」
「気持ち悪いこと言うな」
「だって仲良しじゃん」
「…悪友だっての」
「あ、照れてる」
「勘違いすんな」
「はいはい。あ、これ新作の珈琲請けなんだけど試食してくれる?」
「俺は甘いのは苦手なんだよ」
「知ってるよ。でも多分大丈夫だから」
「とか言って前回騙したじゃねぇか」
「えー…あれ結構女性には評判良かったのに」
「何で塗るビス○フをビ○コフに塗ったんだよ。口の中がビスコ○以外の何物でもねーよ」
「甘党の夢を実現してみました」
「2度とすんな」
「まあ、それは置いといて…新作は甘党以外の人でも食べれるようにしたからさ」
「珈琲つけろ」
「うわ、タカられた」
「お前お得意の等価交換だろ」
「しょうがないなあ…キリマンジャロでいい?」
「余った豆か」
「ご名答」
「仕方ねぇな。手を打ってやるよ」
「上から目線、有難うございます」
「お前はもっと年上を労れ」
「松田さんを労ってもね…」
「アァ?」
「うっす!いつもお仕事お疲れ様です!」
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