Serenade





【とある日】

この日のHRは臨時講師の紹介からだった


烏間「あー 今日から来た外国語の臨時講師を紹介する」


烏間は何とも言えないような口調で生徒に説明する

その紹介されている臨時講師はというと…


イリ「イリーナ・イェラビッチと申します

皆さん よろしく!!」


亜流よりは若干色素は薄いが金髪の外国人女性が自己紹介しながら殺せんせーにくっついていた


木村「(…すっげー美人)」

岡島「(おっ ぱい やべーな)」

片岡「(…で なぜベッタベタなの?)」

中村「(…イラッとするわぁ)」

亜流「(見抜かれないように振る舞っているけどわざとらしい…

耳が痛くなるような高い声だし…
別の顔を持っているわね…)」


それぞれがイリーナについて内心思っていた
そんな生徒達を他所に烏間は殺せんせーに説明する


烏間「本格的な外国語に触れさせたいとの
学校・・の意向だ

英語の半分は彼女の受け持ちで文句は無いな?」

殺せん「…仕方ありませんねぇ」


烏間の説明に承諾する殺せんせー
だが渚は気になることがあった

タコ型生物である殺せんせーが人間の女性に
ベタベタされても戸惑うだけだ

独特の顔色をいつも見せる殺せんせーが戸惑う時はどんな顔なのか?

これは暗殺のヒントになるかもしれないと目を凝らす


殺せん「ニュルふん…」


戸惑うどころか顔色をピンクにしている
つまりこの状態の殺せんせーは…


前原「いや 普通にデレデレじゃねーか」

茅野「…何のひねりも無い顔だね」

渚「…うん 人間もあり・・なんだ」

亜流「(超生物でも反応は人間の男と変わらない…)」


デレデレの状態だった

殺せんせーの弱点が新たに判明した


【殺せんせーの弱点D】
おっ ぱい


生徒達がそれぞれ思うなか、イリーナは構わず殺せんせーを見上げる


イリ「ああ… 見れば見るほど素敵ですわぁ

その正露丸みたいなつぶらな瞳
曖昧な関節

私とりこになってしまいそう❤️」

殺せん「いやぁ お恥ずかしい」


イリーナの言葉に殺せんせーは満更でもない状態でデレデレしている


岡野「(騙されないで 殺せんせー!!)」

中村「(そこ・・がツボな女なんていないからいないから!!)」


女子達は内心、殺せんせーに突っ込みを入れるも殺せんせーは終止デレデレだった

だが彼女等はそこまで鈍くない
この時期に・・・・・ このクラスに・・・・・・ やって来る先生・・・・・・・
只者ではないと…

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