⚠ふたなり夢主です、自衛をお願いします。
⚠成人向けですがパスがないのは、《直接的な性行為の描写》がないからです!ヤッてません!!
⚠苦情は一切受け付けません!!!お楽しみください!!



交際中の彼女とは、出会ってもう随分経ちます。しかし、今の関係になってからももう二年は経っているというのに、成人した私たちの間柄はあまりにも清純なのです。

つい半年程前から同棲を始めたのですが、私は彼女と交わったことなどありませんし、服の下の白い柔肌をこの目に映したことすらありません。

とは言え、彼女はたいそう美しく、まさに天使のようなひとでしたから、彼女に「そういうこと」を求めるのは憚られます。ですから、私もあまり深くは考えずに彼女との穏やかな日々を満喫しておりました。

秋のとある日のことです。空気が幾分か軽く冷たく、水色の空には薄い白雲が伸びているばかりの、よい秋晴れの日でした。偶然休日が被った私と彼女は、リビングで怠惰に時間を消費していたのです。

彼女なんかはルームウェアのまま、ソファに寝そべって本を読んでいました。私は確か、椅子に座って次の舞台の台本なんかを読んでいたと思います。

「ねぇ」
「はい、どうしました?」

不意に彼女が、読んでいた本を胸の上に置いて私を呼びました。そちらを向きますと、彼女はのそりと体を起こして私に向き直ります。

「今更なんだけどね。渉って、私にセックスしたいって言わないよね」
「これはまた、突然ですねぇ。別に性的興奮をおぼえないわけではないんですよ。ただ、貴女を汚すのが恐ろしいだけで」

彼女は手ぐしで乱れた髪を整え、ソファから立ち上がると私の方へ近づいてきました。そしてぎこちなく言葉を選びながら、照れたように視線を合わせず話を続けます。

「私もね、渉としたくないわけじゃないの。……この前、友だちにまだしてないって話をしたらかなり驚かれて……普通は同棲する前にするって言われたの。うん、多分そうなんだろうなって思って」
「まぁ、普通ではないかもしれませんね。ですが普通なんて陳腐でつまらないでしょう? 貴女のペースで良いんですよ。そもそも恋人だからしなければならない訳でもありませんし」

彼女の手を取ってそう言い聞かせますと、彼女は少しだけ眉を寄せ、私の手を握り返しました。

「ううん、したいの。……私は渉としてみたいよ。でも……渉に身体を見せて、嫌われるのが怖い」
「私が、貴女の身体を見て貴女を嫌う? とても想像がつきませんね。たとえその服の下が目も当てられないような醜悪なものであったとしても、私は貴女を嫌ったりしませんよ」
「……本当に? どんなふうでも、愛してくれる?」
「もちろんです。私は貴女の魂を最も愛していますから」

怯えるような視線を真っ直ぐ見つめ返し、重ねた手に力を込めます。そうすると彼女は、少し不安を残した表情のまま私に抱きつきました。

私は彼女の華奢な身体を抱き締め返し、彼女の後頭部を優しく撫でます。暫くすると、彼女は身体を離し、自分の着ているブラウスのボタンに手をかけました。

「気は遣わないでね、気持ち悪いなら、そう言って」
「……大丈夫ですよ」

レースカーテンから差し込む昼下がりの斜光が、白いブラウスを透かし、彼女の身体の輪郭をあらわにしておりました。するすると服を脱いでいくその様子はあまりに清廉で、むしろ背徳感を助長させます。柄にもなく心臓を少し走らせ、私はじっと彼女を見つめていました。

その身体は、まるで宗教画のようでした。性を強調しないまま、ただ美しい彫刻のように適度に引き締まった柔らかな身体でした。

少し控えめな乳房、くびれた腹、すらりと伸びた手脚――しかしもっとも私の目をひいたのは、彼女の性器でした。まさに宗教画というべきでしょうか、彼女の腹の下には、私のそこについているものと同じものがついていたのです。

「…………ごめんね、やっぱり気持ち悪いよね」
「えっ……いえ、あの、違うんです。そうではなくて……少し驚いただけですよ。大丈夫です」

両性具有、というものだそうです。つまり、彼女は私と同じものを持っているそのうえに、子宮やそれに付随するものも持ち合わせているらしいのです。そういう人がいるとは聞いたことがありましたけれど、いざ目の当たりにしたのは初めてでした。

それで単に圧倒された、というのは勿論なのですが何よりも、ぶら下がったそれが愛らしい顔に似合わず大きいことに、私は困惑していたのです。

「つかぬことをお聞きしますけれど……わ、私が入れる側で良いんですよねっ?」
「えっ!? それはもちろん……だって渉には入れるところないでしょう? あるならまぁ、入れてみたい気はするけど……私は初めてだし、出来たらリードして欲しいな」

おしりに入れるんですよ、と、彼女に言うのはやめておきました。この問題は一旦保留にしておきたかったのです。対等とはいえ、どちらかと言うと守って可愛がりたいと思っていた恋人に、まさか抱かれるだなんてそもそも考えたことがありませんでしたから。

「わかりました。……不安そうな顔をしないでください、まるで天使さまのように美しいですよ」
「……美しくはないと思うけど……ね、ベッド連れてって。渉のもちゃんと見せて」

彼女はそう言って私の首に抱きつきました。そのとき私は人生で初めて、自分の男性器が「小さいな」と思われないか心配になりました。

彼女の背中と膝裏に手を差し込んで抱き上げ、少し緊張する心を誤魔化すように早足で寝室のベッドに向かいます。広くふかふかのベッドに彼女を下ろし、私もベッドに上がりました。

初めて見る彼女の裸体への興奮と、果して私で役不足でないのかという不安が綯い交ぜになって、自分でも驚くほど心臓が速まっていました。彼女は強請るような甘い視線を、じいっとこちらに向けておりました。