(あれ、おかしいな?)
玄関で声を掛けるが返事はない。
鍵閉まってないから居るはずなんだけど。
「ハルー?璃黛ー?」
いつもの癖で勝手に家に上がる。
居間には居ない。
一応お風呂場も確認したが居ない。
2階の遙の部屋に向かうと、徐々にぼそぼそと話し声が聞こえてきた。
なんだ2階に居たのかと安心して扉を開けようと部屋の前まで来たところで、中から聞こえた声にぎょっとして思わず硬直する。
...待って。
2人共、なにしてるの...?
「っちょ...きいて、っ...!」
遙の部屋の中から何と無く甘さを含む璃黛の声が漏れて聞こえ、扉を開けようと伸ばした手が行き場を無くして空を切る。
てか、嫌がってるんじゃないのハル?!
とにかく止めた方が良いよね?!
思うが早いか、さっきまで躊躇していたのが嘘のように勢いよく遙の部屋の扉を開けた。
バターン!
「、......だからっ.......っ、あ、ああっ......!」
「...ぶち込めばいいんだろ......?」
「んっ、...ばか...ぁっ......いきなり............!」
え?
目の前には横たわる璃黛。
...に膝枕をしているハルの姿。
「...真琴、来てたのか。」
「あ、うん。勝手に上がっちゃったんだけど。」
「別にいい。」
「2人共、なに...してんの...?」
「...耳かきだ。」
「...う...ぁ......まこと......どし、たの?」
「...いや、うん。なんでも無いから。」
安定のオチにほっと胸を撫で下ろす。
璃黛がハルに無理矢理襲われてるのかと思っただなんて、口が裂けても絶対言えない。
それにハルに限ってそんなことはありえない。
この天然幼馴染'sには振り回されてばかりだ。
とりあえず俺は健全な男子高校生だと自覚した。
......溜まってんのかなぁ。
そんな気も知らずに、淡々と耳かきプレイが続けられるとある休日の出来事。
2014
修正 2016.05.05
声がエロすぎます