慈愛に満ちて


7-3









『もし、もし。ふわくん』



「〇〇ちゃんから電話珍しいねえ!どうしたの?なんかあったん?」




『伝えたいことがあって。……少しずつ、周りに受け止めてもらえている話を随分前にした、でしょ?』

「そうだねえ、なにか進展あった?」


『……うん。不破くんの、話をしたんだ。』



「……俺の?」

『そう、不破くんの。不破くんがいて、私はかわれたんだって、伝えたの。』



「んは、ええ、なんか、恥ずかしいけど嬉しいわ!!!よかったやん!!」



『うん。……それだけなんだけど。ありがとう、不破くん』




「んはは、いつもお礼してくれるんやね!いえいえ!またなんかあっても無くても掛けて来てええんよ!!」



『言いたいから。……うん。またね』

「あい!」


プツッ。 電話の切れた、音がする。









「〇〇ちゃん、おれのはなししたんやね。」



んはは、後でアーカイブ、見ておこうっと。



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