探索者はニャルラトホテプの作った"遊び場"に連れていかれます。
そこには探索者以外のNPCもおり、協力して脱出手段を探すこととなるでしょう。
普通に生還を目指せば楽に脱出が可能です。
しかしニャルラトホテプが求めているのは「極上のバッドエンド」。
彼の望むバッドエンドは全員の死。
全員が死ねば無事に帰還できます。
普通の脱出手段もありますがそれだとこのシナリオで起こったことは全てなかったことになります。
1人以上が脱出したが1人以上が死んだ場合、導入からやり直しになります。(ED?3)
全員が死ぬあるいは脱出するまでシナリオは何度も繰り返してください。
↓以下要点↓
◆時間はかかるかもしれませんが、PLやNPCのうちで死と生還が分かれる限り何度も導入部からループさせてください。
◆全員が脱出した場合ED2、全員が死んだ場合ED1となり、ED1または2の場合のみシナリオが終了します。
◆もし何かしらの手段でPLが自殺し、NPC(男性2人)が生き残っていた場合は全てED?3にもっていき、導入部から何事もなかったようにやり直してください。
◆自殺したPLにはその時点でSANチェックを入れてください。
◆1ループはしてみるとおもしろいかもしれないのでKP次第でNPCの行動を変えても問題ありません。
◆NPCは常に生き残ることを目標に動かしてください。
PLが道連れにするか説得しない限りは死にません。
◆2周目以降について
生還のための扉をくぐった後にループした場合、
前の記憶は残りません。
死んだ場合のみ前回の記憶を残してください。
話を合わせるためにNPCの言動はKPの判断で変えてください。
あなたたちはいつも通りの日常を過ごして家に帰り、いつも通りに生活してベッド、あるいは布団に入りました。
深夜、眠りについていたあなたたちはふと目を覚まします。
暖かい布団ではなく冷たい床の感触…。
そこは灰色の壁に囲まれた四角い部屋でした。
目の前の壁には扉が一枚、部屋の中央には机が置いてあります。
周りを見回すと、あなたと同じように周りを見回す人間がいるのがわかる。
自分を見れば、寝ていた時の服装ではなく、昼間と同じ服を着ていました。
しかし手元には普段持ち歩いているようなものはスマホ等もなにもありません。
灰色の壁に囲まれた四角い部屋です。
正面の壁には扉があり、部屋の中央には机と、その上にメモが乗っています。
メモには以下の内容が書かれています。
―私は極上のバッドエンドが見たい―
└裏を見ると「1598」と書かれています。
※数字はあとの引き出しの鍵。
※他は特に何もありません。
※あまりにもたどり着けない場合メモを増やしてOK
先ほどはなかったのに新たなメモが置かれている。
内容は以下の通り
―バッドエンドに生き残りはいらない―
鍵はかかっておらず、すぐに開きそうです。
聞き耳:扉の向こうには特になんの気配も感じられません。
扉を開けるとその先は何故か床が1段高くなっており、その先には少し壁がくぼんだように作られているスペースとそのスペースの中に謎のレバー、そしてその隣に扉があります。
床が何故か前の部屋より高い。
不安定なわけでもなく問題なく歩くことはできます。
目星:床が高くなっているというより、床の上にさらに床のようなものが重ねられているように見えます。
よく見ると部屋の四隅に上から吊り下げられている太いワイヤーのようなものがあるのがわかります。
壁の窪みはレバーが設置されているのみです。
小さい空間なのでとても人は入れるようなスペースではありません。
レバーは下がっている状態です。
レバーの横には、メモが貼ってあります。
メモの内容は以下の通り
一度でもレバーを下げれば扉は開く。
レバーは天井と連動している。
レバーを下ろせば天井が落ちてくる。
レバーは強く押し上げても上がらない。
先ほどの部屋より高くなっている気がします。
ドアノブはなく、スライド式のドアのようです。
聞き耳:扉の向こうでかすかに人の息遣いのようなものが聞こえます。
扉を開けるとそこには最初と同じような部屋がありました。
灰色の壁に囲まれた四角い部屋で、正面には扉があります。
しかし部屋の中央にはテーブルはなく、代わりに部屋の隅に男性が体育座りで耳をふさぎ、顔を伏せて座り込んでいます。
灰色の壁に囲まれた四角い部屋です。
正面には扉があり、部屋の隅には男性がいます。
あなたたちが次の部屋に歩を進めたその時、背後でガチャリと音がします。
振り返ると前の部屋の床がゆっくりと上がっていく様子が見えました。
ある程度まで上がりきるとあなたたちはその裏側に何があるかを目撃します。
上がっていく床の裏には無数の鋭利なとげがついていました。
この下に挟まれれば無事では済まないということを瞬時に悟ります。
これを見たあなたたちは0/1d3のSANチェックです。
しかしあなたたちは安堵します。
上がり切った床の下には人の肉塊や血だまりのようなものはなく、人が挟まれたわけではないと気がついたからです。
あなたたちは前の部屋に戻ります。
部屋に入り、上がっているレバーを下ろす。
それと同時に勢いよく天井が落ちてきました。
あなたたちがそれを認識するかしないかのところで意識はなくなります。
(後述:ED?3)
斎藤 大紀
STR(筋力):14 CON(体力):5 POW(精神力):6
DEX(敏捷性):9 APP(外見):7
SIZ(体格):10 INT(知性):8 EDU(教育):8
SAN(正気度):30 アイデア:40
※このステータスはシナリオ作成中にダイスを振って決めたものです。
KPによって自由に変えていただいて問題ございません。
あってもなくても問題ありません。
一般的な中年男性に見える。
体育座りで耳を塞ぎ、顔を伏せて何かをぶつぶつと言っているのが聞こえます。
聞き耳:男性は「嘘だ…あいつが死ぬわけない…追いかけるって言ったんだ…絶対来るんだ…来るはずなんだ…」と繰り返し呟いています。
声をかけると男性はゆっくりと顔を上げる。
「誰だ?」
その声は震えており、顔も青ざめている。
男性と会話することで以下の内容がわかる
・名前:「斎藤 大紀だ…」
・年齢:「38だ…」
・何故ここにいるのか:
「知らない、気づいたら向こうにあった部屋にいたんだ…!」(と言ってあなたたちの最初にいた部屋の方向を指さします)
・何故ここでしゃがみこんでいたのか:
「友達を…待っていたんだ…でも…」(といい言いづらそうに黙る)
・友達はどこへ行ったのか
「そ、それは…」(と言い淀む)
<聞き耳で聞こえた内容を追求する>
あなたがそう指摘すると男性はゆっくりと口を開く。
「レバーを下ろしたんだ…友達が…」
「俺は前の部屋で待ってろと言われた…」
「友達がレバーを下ろすからと…だから待ってたんだ…」
「すぐに追いつくから安心しろと言われたんだ…」
「だが俺が部屋に入って扉を閉めた瞬間、背後でレバーを下ろす音がしたと思ったら…同時にものすごい音がしたんだ…」
「扉を開けた俺の目の前に広がっていたのはとげのなくなった天井と…さっきより高くなった床だった…」
└床が上がった後に何もなかったことを伝える
「そ、そんなはずは…!だったらあいつは生きているのか!?」
「ならなぜここにこない!!」
<一緒に行こうという>
「…あいつが…来るかもしれないんだ…」
「もしかしたら怪我をして、動けなくなっているかもしれない…」
「いや…床の下に隠し通路がでもあって、それを見つけてもう先に行っているのかもしれない…」
「それは何度も考えたんだ…でも…」
「わかった…一緒に行こう…」
と言って一緒に行動することになります。
<男性を誘わない場合>
扉を開けようとしたところで男性側から声を掛けます。
「待ってくれ!もしかしたら、あいつはこの先にいるかもしれない…」
「何か床下に通路でもあって、たまたまそれを見つけて…」
「俺が来るのを待ってるのかもしれないだろう?」
「一緒に連れて行ってくれないか…」
断るとしつこく頼み込み、最悪勝手についてきます。
あなたたちがOKすると彼は
「ありがとう、俺でも何か役に立てるかもしれない、なんでも言ってくれ」
といってついてきます。
※男性はシナリオの核心に触れない程度になんでもこなしてくれます。技能に関しては初期値、またはPLの進行状況やKP次第で変えていただいても構いません。
扉を開けるとそこには真っ暗な部屋が広がっていました。
明かりはなく、この扉を閉じれば何も見えなくなるのではないかと感じさせます。
真っ暗な明かりのない部屋です。
扉を閉めると完全な暗闇となります。
※扉を開けたまま調べることが可能です。
目星:奥に扉があるように見えます。
他に3つ引き出しの付いた棚のようなものがあります。
また、扉の横には本棚があります。(図書館が可能)
本がぎっしり詰まっています。
あなたは他とは違う雰囲気の謎の本を見つけます。
本には文字がなく、絵だけが記載されています。
描かれている人物は本を火の中に投げ込んでいる。
次のページをめくると、火は水の渦に飲まれ消えている様子が描かれていました。
※火に投げ込むと本の中から水が発生し火を消す特別な魔術書です。
三段になっており、引き出しが3つついています。
1段目を開けると中にはナイフが入っていました。
その横にはメモがあり、「死が見たい」とだけ書かれています。
2段目の引き出しを開けると中には睡眠薬(錠剤が瓶いっぱいに)、そしてロープが入っています。
3段目の引き出しの中には番号を入れるタイプの鍵がついていて開かない。
└最初のメモの数字を入れる、または鍵開け成功
→「出口の鍵」と書かれた札の付いた鍵が入っています。
あなたが火の海に本を投げ込むと、一瞬本が青く光ります。
そして本のページが勝手に開き、中から大量の水が放出される。
燃え広がっていた火はあっという間に消化され、辺りは何事もなかったかのように平穏を取り戻しました。
山本も無事のようです。
※山本の状態
足に火傷をしているがかろうじて歩ける。
「山本!無事だったのか!!」
「斎藤…?ああ、天井が落ちてくる寸前、突然床が開いて…」
「そうだったのか…」
これ以降山本もついてきます。
以下の情報が得られます。
どこにいたのか
→「天井が落ちて床に落とされた後、どこに行けるでもなく…多分床の中に閉じ込められてたんだと思う…」
→「そのあと急に何か音がしたと思ったら、落ちたり、登ったり、いや、暗くて方向なんてわからなかったんだけど、どこかに送られている感覚で…」
→「途中で頭を打ったらしく意識を失ってたんだと思う…気づいたら本にまみれて君たちのいた部屋に寝てたよ…」
名前
→「山本 博人だ」
斎藤との関係
→「高校からの親友で、今は会社の同僚なんだ」
何故ここにいたのか
→「わからない…気づいたらここにいた…」
瞬く間に火が広がっていく。
あっという間に火の手は回り部屋中を包み込んだ。
あなたたちの近くにあった本棚を巻き込みさらに強く燃え上がる。
あなたたちはその炎に包まれる。
熱い、そう叫ぶ間もなく意識は遠のいていった。(ED1へ)
※ここで斎藤も山本も巻き込まれて死ぬ。
四人で2つ目の部屋へと向かう。
部屋に入り、誰かがレバーに手をかける。
ガチャリ
その音が聞こえると同時に瞬時に天井があなたたちへ向けて振ってくる。
痛みを認識する前にあなたたちの意識はなくなっていた。
(ED1へ)
扉の先は真っ白な壁に囲われたどこか落ち着く雰囲気の部屋だった。
奥に白に金色の装飾が施された扉が見える。
白い部屋だ。
奥には扉が見える。
綺麗に装飾された扉だ。
今までの扉とは明らかに違う。
扉の上にはプレートがあり「出口」と記載されている。
鍵がかかっているようで開かない。
あなたたちは扉に鍵を差しました。
それを回すとがちゃりと音を立て鍵は回ります。
ギィ…と静かに軋み扉は開いていく。
扉の向こうは明るく、そして暖かい。あなたたちはとてつもない安心感を覚えます。
その光の中へ進んでいくと、数歩歩いたところであなたたちの意識はなくなった。(ED2へ)
あなたたちが目を開けるとそこは自分の部屋でした。
自分は確かに死んだはず、そう思うがどこにも異常は見当たりません。
外を見ると空は少し明るくなってきているところでした。
悪い夢でも見たのかもしれないと思い直し、あなたたちは元の日常へと帰っていきました。
―ハッピーバッドエンド―
→報酬あり(最後に記載)
あなたたちが目を開けるとそこは自分の部屋でした。
当たり前です。あなたたちは昨夜自分の部屋で眠ったのですから。
あなたたちには何もありませんでした。昨夜の出来事などあったことさえ微塵も思い出せません。
これからも普通の日常が続いていくのです。
―ノーマルエンド―
→報酬なし
このシナリオで起きたこと全ての記憶を消され、何もなかったことになります。
SANが減っていればシナリオ開始時のSANに戻してください。
もちろんステータスが変動していればそれも全てです。
このシナリオで初めて出会った探索者がいれば会ったことさえ忘れ、次にあった時が初対面となります。
あなたたちは自らを殺しました。
その痛み、苦しみは確かに本物、耐え難いものです。
自分が死にゆく感覚をしっかりと実感することになるでしょう。1/1d5のSANチェック
└導入へ戻る
※導入部から何事もなかったように再開してください。
生還報酬
└SAN回復:1d5
ループ報酬
└SAN回復:1dループ回数分