まわりくどくいきましょう


舞網二中に二学期がやって来た。クラス替え、席替えがあって、
遊矢と柚子は一緒のクラスだった。
沢渡は、相変わらずの一組。自称、1の称号といった所か。

「えー、今日は転校生を紹介するぞ。月兎ヤミさんだ」

「ヤミさん!!」
「なんだ、柊。知っているのか?席は…そうだな榊の隣だ!!」

「スラムで柚子を守ってくれたんだって?ちゃんとお礼言ってなかったから…
ありがとう!ヤミさん」
「『ヤミ』でいい。それより、榊は私にばかり構っていていいのか?」
「ゆ、柚子…」
「ヤミに変なことしないでよ?遊矢…今度は私がヤミを守る番!」
「は?」

なんと、柚子から出ていた黒いオーラはヤミを外敵から守るためのものだった。

放課後。何故か素良も加わって、遊勝塾まで歩いていた時の話だ。

「えっヤミ!?」
「素良、知ってんのか?」
「ま、まあね…一応」

いきなり素良のまぶたにシャドウが掛かった。

(なんでヤミがここに…まさかとは思うけど…)


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