いまふたりそらにうかんで
「ぎゃーっ隼落ちるよもうちょっとブレイズファルコン躾けたらどうなの!?」
「五月蝿い。お前の体重が重いのが悪いんだろう、かんな」
「ひっどー!!!じゃあ私がどれくらい重いのか証明してよ!!!」
すると、隼は私をひょいっとファルコンさんから取り上げ軽々と担いでみせた。
「言葉の綾だ。アホめ」
「…それって、どっち?」
「お前はオレが担げる程度は軽いということだ。証明された。落とすぞ」
「ぎゃーーーファルコーーーーン」
「楽しそうだねかんな」
「…どうみたらそういうふうに思えるのかしら、素良?あいつってば酷いのよ!冷酷よ!女の子を空からたたき落とすんだもの!!!」
「…のわりにはちゃんとブレイズファルコンに乗っかってたじゃん」
「…ファルコンさんの躾がいいからよ」
「隼、女性はもう少し優しく扱え。瑠璃に呪われるぞ」
「…すまない、かんな」
「ふーんだ!」
「もう一度振り落としてやろうか?」
「…すみませんもうしません」
「なにこのコント。ユートも大変だね」
「…慣れている」
- 9 -
*前次#
ページ:
ALICE+