大きな声で叫んでみてよ「ぼくを愛して!」
「私から逃げられると思っているのか!!!」
「…キミも物好きだねえ。怖くないの?ボクが」
「その美しい顔立ちは一度見たら忘れられん。私はユーリを愛している」
「愛すとか、愛しているとか気持ち悪いんだけど。
何?たかがそんなことだけでボクを追いかけてきたの?」
「気持ち悪くて悪かったな。馬鹿正直な私にはそれしか思いを伝える方法を知らんのだ。
お前を追いかけてわざわざ来てやったことに感謝するんだな。
なんなら今直ぐ私をカード化してもいいんだぞ、お前はその方が楽しいんだろう」
「うわっ気色悪!どこまでボクの事愛しちゃってるのさ。っていうか、どこまで知ってるの!?
その強気な態度、ボクじゃなくて他の奴らに向けたら?そろそろ暑苦しいんだけど」
「快楽、という言葉をしっているか?」
「快楽ねえ。知ってるっちゃ知ってるけど…?今のボクには必要ない。それよりもっと楽しいことがあるから」
「世の中の全ての人間をカードにする、か」
「ははは。そこまで行くとため息しかでてこないや。いいよ、君のやりたいようにやってみて」
「それはどういう意味だ?勘違いしても許す、ということか?」
「どうとらえるかは君の自由。ボクはちょっと、君に付き合ってみたくなった」
「そうか。なら、その高貴なる制服を着たまま寝転んでもらおうか」
「あはははー。ボク、もしかして襲われちゃう?」
「さあ、どうだろうな」
ヤミは舌をぺろりと舐め、ユーリに口付けた。
- 15 -
*前次#
ページ:
ALICE+