小さな反抗
「悪いけど、お前にかまっている暇はない」
「もー。人が悪いなあ。キミはボクだけをみてればいいの!アマーラ」
「五月蝿い。ミシェルが待っているんだ。ボクの恋人がね」
「えっうっそお。ホンモノの恋人をほっぽいていっちゃうなんて冷たいアマーラ!!!」
「いつからボクがキミと結ばれたんだい?甘い妄想は控えてもらいたいものだねユーリ」
「グスン。」
「キミは小さい頃からそうだ。ボクがいじわるをすると直ぐ泣いたフリをしてボクを困らせる」
「アマーラのバカ!!!嫌い!!!だいっきらい!!!」
「褒め言葉だよ。罪に濡れたこの手でキミには触れられない。触れていいのはミシェルだけさ」
ぎゅっ。とユーリはアマーラの袖を掴んだ。
「いかないでよ」
「14になっても甘えん坊さんかい?…こまったな」
「年齢なんか、かんけいないだろ!ボクが生まれて14年間、こっちをみてくれないアマーラが悪いんだ!!!
ボクだけのお人形になってよ。じゃないと、カードにしちゃうから」
「それは困るな」
「なんで?カードにしたらずっとアマーラはボクのそばにいてくれるじゃないか!!!」
「だって、ボクがカードになったらミシェルが悲しむだろう?」
「…カードになってもミシェルミシェルって、アマーラは自分の命が大切じゃないの!?」
「キミにだけは言われたくなかったなあ。ユーリだって楽しそうに人をカードにしているじゃないか」
「ボクは別だ!!!」
「帰ってくるから、おとなしくいいこで待ってるんだよ。ユーリ」
「子供扱いはしないでよ!!!」
「さっき年齢は関係ないとキミが言ったんじゃないか」
「〜ッそれとこれは別!!!」
「あらあら。かわいい恋人がいるものね。アマーラ」
「何を言っているんだい?ボクにはミシェルだけさ。行こう」
「変革の星が呼んでいるわ。メシアが私達を待ってる。最後の戦いになりそうよ」
「ボクはキミと散れるのなら本望さ」
「ホントに、退屈しないわ」
- 1 -
*前次#
ページ:
ALICE+