愛しているから

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「あぁっ!……んっ!」


達したばかりのなまえには強すぎる刺激が全身を襲う。


カカシ自身の質量に押されながら、それでもカカシを求める様に腰は浮き、なまえはカカシの首に回した腕を引き寄せた。


「……んっ、カカシっ、カカ、シっ!」



ちゃんと伝わってる?
どうすれば伝わる?


溢れる想いを伝えるように突き上げて、込み上げる愛しさで奥深くを貫いてしまいたい。


律動を速めればなまえの声は甘さを増し、容赦なく俺自身と俺の心を締め付ける。


「カカシっ……もう……」


「っ、俺も……」





離れてみて解った、六年の歳月にさらされ削ぎ落とされても残ったもの。


「なまえ、愛してる」

「私も、愛してる」



この想いだけはしっかりと残っていたんだ。



上り詰めた快感に酔いしれて溺れてしまっても、甘く溶けてしまえばひとつになれるんだ。一緒に居る事が当たり前。そうじゃないとダメなんだ。


だから。


「なまえ、結婚してヨ」



興奮覚めやらぬ内に漏らした言葉は紛れもない本心で、それを聞いたなまえは涙を浮かべながら小さく頷いた。



一緒に居る事が自然な事。


それは他でも無い、なまえを愛しているからそう思うんだ。


END
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