余韻

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カカシはそう言って滑らかに指を差し入れ、わざと入り口部分をゆっくりと浅く擦りながらなまえを焦らす。


「言わなきゃイけないヨ?」

「……バ……カっ」

「そうじゃないでショ?」


カカシは自らの剛直の先をなまえの入り口に擦り付ける。そこから送られる儚い快感は、なまえをなんとも切なくさせた。もっと深いところに欲しいと、堪えきれなくなったなまえは火照らせた体と潤んだ瞳で吐息混じりに呟いた。


「……カカシ……好き……っ」


長年待ち続けた思いと、長年抱き続けた思いを繋げる様に、カカシは一気になまえを突き上げた。


「あぁぁ……ぁ……っ!」



幾度となく、互いにこうなる事を望んだだろうか。突き上げるほどに思いは溢れ、突き上げられる度に思いは溢れ、それでも溢れてくる思いを突き上げる。


甘い声は羞恥な水音に混ざり合い、それは過去から巡っていた思いをも呼び覚まし、二人を絶頂へと導いた。




あれほど遠かったカカシの腕の中に私は居る。あれほど待ち続けたなまえが俺の腕の中に居る。




繋がった心と、繋がった体と、繋がった余韻を抱き締めて、二人は眠りについた。



Fin
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