それはドッキリじゃない

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研究室での一件から数日後。


まだ寝ているカカシより早く、今朝の朝刊を手に取った私は驚愕した。



『木の葉上忍はたけカカシ、異世界出身女性との交際は火影様公認か!?』



な、なんじゃこりゃゃゃゃゃゃ!



私は慌ててベッドに寝ているカカシにドロップキックをし、カカシを蹴り起こした。



「うっ……。痛い……」



「痛いじゃない!この新聞の見出しを見てっ!」


私が投げつけた新聞を目を擦りながら手に取ったカカシは、さも可笑しい所は無いと言いたげに私を見る。



「これが何なのヨ?」


「何なのじゃない!なんでこんな記事が載ってんのっ!」



声を張り上げ過ぎて軽く眩暈を感じながらカカシに事の重大さを伝えたつもりだったが、次の瞬間、カカシから返ってきた言葉に私は固まった。




「その記事の情報源は俺だけど?」



私はそのまま倒れ込み思考が止まった。



そんな私にカカシは追い討ちをかける様に言った。



「なまえ、裏面も見てみなヨ」



力の抜けきった体をカカシに支えられながら、私はゆっくりと新聞を捲った……。



うわ、わわわ……。



そこで私の思考は完全に止まってしまった。



どうか安らかに眠らせて下さい。




「えっ!?なまえ!?ちよっと大丈夫っ!?」

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