お祭り
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「……まいったネ」
俺とした事が、先走り過ぎて浴衣ならではの事を忘れてしまった。
ゆっくり帯を解いてさっ、なまえに『やめて……』なんて言われた位にして……。
──バキッ!
「痛い……。何で……?」
俺の妄想はなまえのグーでかき消された。
「よからぬ妄想してる顔」
いいねぇ、このギャップ。俺は殴られた所をさすりつつ、なまえに目を向ける。
……やっぱりいい女だね。
なまえは、自分にすり寄る俺を跳ね退けて意地悪く言う。
「今日は任務とやらは無いんですか?カカシ先生?」
このギャップ、本当たまんないネ。
「これからだヨ。あと、今度なまえに会わせたい人がいるんだよネ」
「……誰?」
「なまえのファン」
実はね、前に自来也様にこの事を相談に行ったらさ、隠し持ってたなまえの官能小説を自来也様に、見つかっちゃってね。それから自来也様ってばなまえに会わせろって煩くてさー。
「困っちゃったヨ」
するとなまえは恐ろしいオーラを纏いながら言った。
「困っちゃったヨじゃないよ。何無断で人の本又貸ししてんのさっ!」
恐っっっ!
その殺気におもわず写輪眼が発動するとこだったヨ。
でもまっ、お祭りも楽しめたし、なまえの浴衣姿も見れたし、それに……。
もっと楽しい事も堪能出来たし、いいってことで。
そしてカカシはなまえの『早く行け』オーラをさり気に気にしつつ、いつも通り遅刻していくのだった……。
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22/201←|→
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