春秋 あき/ヒトトセ アキ
お相手:ダニエル・ロウ/Daniel Lowe
次元超越者の少女。高校三年生。現実世界から次元を飛び越えHLへ。
(時系列:原作1話)HLの術士が仕掛けた転移魔術式に引っ掛かりHLへトリップ。
状況が理解できないなか銀行強盗に遭遇し、泣いて蹲っているところをダニエル・ロウ(HLPD)に保護される。
次元を越えてきたということをはじめは信じてもらえていなかったが、体に残っていた魔術痕にレオナルド・ウォッチが気付き事実が証明されることになった。
次元を跨いだ影響からか異界現世問わず言語が読み解ける能力を得る。
ライブラについての情報を保有していたということ、特異なその能力からライブラに所属することになった。
ライブラ所属後もその能力からHLPDや個人の依頼を受けて生活している。
次元超越者としてHLPDに報告を求められており、事件担当のダニエルとは週に一度報告会をしていた。
元の世界に戻りたいという思いはなく、死ぬまでこちら(BBB)の世界で過ごすつもりでいる。
体に残った魔術痕から元の世界へ帰る方法が見つかるが、その際にはHLに残ることを選んだ。
次元を跨いできたためこちらの世界に知人はおらず身寄りや戸籍も存在しない。
告白
ライブラへの入社や新居入居等の手続きが終了し、事件担当のダニエルに挨拶をしている最中プライベートアドレスの書かれた紙を渡され、感極まって告白をした。
その後毎週の報告会の度に軽い調子で告白を繰り返している。
好きになってほしいという思いもあったが、年齢差や立場から“自分のことは絶対に好きにならないだろう”というような諦観も混じっていた。
結ばれるきっかけ
ある日ダニエルがいつも通り仕事をしていたらアジア人の遺体が発見される。
遺体の損傷は激しく、本人確認も難しいほどであった。
その遺体があきではないかという疑惑が上がりあきに連絡を取ろうとするが一向に連絡が取れないためダニエルが焦り、あきの自宅へと向かう。
あきの部屋の玄関の鍵は開いており、ダニエルが焦った気持ちでドアを開くとそこには寝惚けた顔のあきが携帯を片手に突っ立っていた。
その瞬間ダニエルは心から安堵し、反射的に駆け寄ってあきの体を抱きしめ気持ちを伝えた。
過去
昔から男運が悪く、友人として付き合うには何ら問題ないが、恋愛感情や性的な目で見られることに関して耐性がない。
自分に好意を抱く男性に恐怖を抱いてしまうことが多く、ダニエルにも振り向いてもらいたいと思いつつも心のどこかでは不安を抱いている節がある。
ダニエルやライブラと共に仕事をするうちに隠していくことも困難になり、入社してからしばらくたった後に過去のことを話している。