ホグワーツ
「ここまでくるのに結構時間かかっちゃったね」
「そうだねえ、お互い忙しかったし大変だったけど凄く楽しかったよ」
「僕もこの半年間凄く充実していたよ。......ねえ、結婚式は何時にする？僕としてはすぐにでも準備を始めたいと思っているんだけど」
「うーん、ズーウー見つけてから！」
「......え」
「ズーウーの消息掴めそうなの、これを逃したらまたしばらく会えないかもしれないの、だからズーウー見つけてから！」
「うん？（ズーウー？）」
「わたし、絶対ズーウーに会うからね！」
「そっか、会えると良いね......」
「うん！」
わたしが楽しそうだからまあ気長に待つか......くらいの気持ちで了承した光忠はこの後2年近く挙式が出来なくなるとは夢にも思わなかったと後に語る
ホグワーツ
いや、でもホグワーツ卒業後から半年程で入籍でその約2年後に挙式でもお互い20ちょっと過ぎだよ？ そんなに急ぐこともなかったのでは？ 光忠さん、そこの所どう考えてたんでしょう.........
ホグワーツ
多分、いつまでもズーウーズーウー言ってるわたしにいつ見つかるか分からないし先に挙式しようって主張する光忠と喧嘩する話がある
ホグワーツ
光忠、毎日お仕事忙しいし危険も伴う仕事だからわたしの知らないところで色々考えてそう 一方のわたし、なかなかズーウー見つからないけど形跡追いかけて色んな国に行けて世界旅行みたいで楽し〜！って凄く能天気 そりゃ神さまのように優しい光忠でもキレるわ............ 喧嘩していつも怒ったりしない光忠に珍しく怒られてマジで怖くて号泣する
ホグワーツ
姿くらまし使ってふぉろわーカップル宅にお邪魔して場所を転々とする間に偶然通りすがりのズーウーに出会って大喜びで光忠光忠〜〜！って戻っていくのがこの話のオチです ズーウー保護するわよ
ホグワーツ
喧嘩して泣きながら逃亡したわたしを追いかけようにもどこに行ったのか分からなくて仕事の合間をぬって必死に探すも見つからず、一週間経過したくらいのタイミングでわたしがズーウー連れてニコニコしながらズーウー見つけたよ！って帰ってくるわけでしょ？ 光忠、ぽかんとしそう
ホグワーツ
この時の光忠、普段穏やかなのに常にイライラしてて凄く怖かったって伝説になりそ〜 同僚達は嫁と喧嘩したんだな......って察してるし、わたしが戻ってきてズーウー見つけたから結婚式挙げようってニコニコしながら言うからそのままお説教だし、でも念願の挙式で内心嬉しくて口元緩んでるのが隠せてない光忠かわいい
ホグワーツ
これはパロディのお話だから光忠にも早く結婚したくて仕方がないという切実な思いを味わって欲しい わたし、結婚したくても出来なくて何年も待ったもん だからパロの世界だけでも光忠にそういう思いをさせることを許して欲しい なんかわたしあまりにもひねくれてない......？ ごめんね、光忠......暴論でごめんね、反省した............
ホグワーツ
いつも光忠に甘えてばかりだし、挙式もめちゃくちゃ待たせてしまったし、わたしよりも光忠の方が出来ること沢山あるけど何か出来ることがあればしてあげたい！って挙式までの間にわたしが色々と奮闘する話があります
ホグワーツ
色々と悩んで考えた結果、ウエディングケーキのデザインから作る所まで頑張って（ケーキ自体はちゃんとしたパティシエに手伝って貰って3段目に飾る砂糖菓子をわたしは作ります）当日式場でケーキ入刀する時にその事実を知った光忠がケーキ切れない......ってその場で硬直します 光忠は光忠で披露宴で100本のバラの花束用意してわたしに送ってくれるんでしょ、知ってる
ホグワーツ
わたしも一瞬カタカナの名前考えた方が良いのかなって思ったことがあったけど光忠のことを光忠って呼びたいし、わたしのことはみあちゃんって呼んでもらいたいので考えることを放棄しました
ホグワーツ
凄く適当にパッと考えたんだけどリサラーソンからとってミア・ラーソンで良くね………
ホグワーツ
ホグパロの光忠、日本語も扱えるので日本語を教わるわたしがいる miaって日本語でどう書くの？とか興味本位で聞いてたりする
ホグワーツ
出会ってそんなに間もない頃、光忠って発音出来なくてみつただって舌っ足らずな感じで名前呼んでる
ホグワーツ
光忠はなんの授業が得意なのかな〜 お料理上手だし魔法薬の調合とか上手そう あ、あと卒業後に魔法省の闇祓いのお仕事するし、闇の魔術に対する防衛術も得意