Ave Maria


01



Ave Maria

美しき日々は果敢無(はかな)く。指のあわいを落ちゆくそれが��尊さ�≠フ証左であると知った。
私が赦した民の原罪は今、君の生涯を見守る理由となり。雨後の穏やかさを共に有する免罪符となる。
どうか君の日々が翳りなく、水の龍王の庇護の下(もと)。ただ、安らかに。
千余年。続くこの命に、いつか、果てがあるとして。その行きつく先が、孤独であるとして。
この永き一生が君を見守る為にあるならば。
私はこの心臓を、君という花に彩られ、永久(とわ)に咲かせ続けるだろう。

02



祈路

独白を好んでいる故、君にそれを宛てる事もある。ただ大体は無聊の慰めだ。気にする事はない。また話すのに加えて君の独白を見る事も好んでいる。純白の美しい言葉に花を咲かせるのは、ただの私の嗜好だ。これも気にしなくていい。
そうして五指に一糸ずつ搦め錠前を。だが君の希望によって糸を隠したいのなら、そのようにしよう。

03



Full of grace

IC リン様より。
旧成人。詮索、関係不要。