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▼初期の初期

ばんわー。気づけばじめじめ季節ですね。六月にちなんで花嫁のお話でもと考えてたんですけど、やっぱそんな時間なかった。頑張って長編とシリーズの方を進めよううん。
話は変わるのですが、まだ紙に書き殴っていた頃の奴を整理してたら出てきた『凛と咲け』の一話(しかも一部だけ)を発掘したので、そっ。
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「私、自隊作ろうと思う」

ぽかん。一瞬何を言われたのか、酒が回った頭では追い付けなかったらしく熱くなった身体が石のように硬直した。は?お前本気かよ。言葉になる前に宣告とも宣言ともとれる言葉を残した彼女、牡丹道紅香は普段は手にもしない透明なそれが並々と注がれた尺を片手に高らかと掲げると一気に飲み干した。

「はぁ……」

そんな光景を目にするのは決まって彼女の感情が昂っている時だと、俺は知っている。

「B級になったばっかじゃねぇかよ」
「だからでしょ。他の奴に指図されるだなんて冗談じゃない」
「指図しねぇから俺の作る隊に来いって」
「だがことわーる!」

あっはっは、といつもよりもよく響く声が一段と煩い。おいおい外に聞こえたらどうすんだよ。


☆ ☆ ☆

っていう本当に一部だけ見つけました。
いやぁ、整理整頓大事ですね(*´・ω・`)
これだと太刀川隊と同じ時期に立ち上げたことになるし忍田さんのお話しなくなっちゃうしで、でもなんで変更したのかまでは覚えてないっていう。最近は直にスマホでぽちぽちしてたから最初に作成した文章って全部消えちゃってるんですよね。だからかなぁ、こういう掘出しもの見っけてきゃーってなりました。興奮した。昔のものに。
(2018/06/10)

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