三澄 綴
身長：178cm(中学編)→180cm(高校編)
体重：60kg→63kg
誕生日：10月1日
趣味：『観察』
好きなもの：家族、家族の手料理、幼馴染
嫌いなもの：《部外者》
『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花』という言葉が異様な程似合う傾国美少年。
人ならざるモノを視ることができる他、それらを除去、消滅させるなどチート的存在。
その能力を活かし心霊関係の仕事を請け負っており、普段から国内を飛び回っている。転校回数がちょっとした転勤族より多い。成績は常に首位で身体能力も高い無敵の人。
自分の周りを土足で害されることが嫌いで、他人と見えない壁を作っている。そのせいで何処か浮世離れした印象を持たれやすいが、『身内』と定めた存在にはある程度《人間らしく》接している。
その人間離れした美しさ故か、ハーレムを通り越してどこぞの新興宗教よろしく崇められる始末。大変不本意。
三澄 詠
身長：156cm(中学編)→160cm(高校編)
体重：47kg→52kg
誕生日：10月4日
趣味：家事全般(特に料理)
好きなもの：家族、幼馴染、友達
嫌いなもの：《部外者》
綴の実妹で三澄兄弟の紅一点。外見は普通の少女だが、その「魂」の色は真っ白で澄んでいるらしい。
人ならざるモノを視ることができ、強い『言霊』を使える。名前の力と相まって本気で呪歌を歌った日には国が潰れるのではと専らの噂。
純日本人的な外見で、どこか温かみを感じさせる容姿。三澄家が仲がいいのは詠の影響が強い。
中学卒業後、兄を通して知り合った男性に告白。付き合うことになる。
三澄 縁
身長：148cm(中学編)→159cm(高校編)
体重：4×kg
誕生日：10月7日
趣味：幼馴染と会議
好きなもの：家族、幼馴染、友達、甘いもの
嫌いなもの：《部外者》
綴、詠の実弟で末っ子。放っておいたら攫われそうな可愛い系の顔立ち。
まだ完全に覚醒していないものの、人ならざるモノを少しだけ視ることができる他、数十分という制限付きではあるものの、未来を「観測」することができる。普段から感知能力に長けている。
穏やかで心優しい性格だが、綴と同じく他人に土足で自分の内側に侵入されることを嫌う。数年に一度本気で怒ることがある。
将来有望過ぎて怖いと言われるが本人は言葉の意味をあまりよく理解していない様子。
ミズチ
誠凛高校二年生、図書委員長。
穏やかな性格で姉気質。年下への面倒見は良い方だが、時には放任主義を取り、後輩の成長を促すこともある。強靭な精神力の持ち主であり、過去前例のない「魔書」との複数冊同時契約をしている。
現在は契約をしているうちの七冊まで同時使用ができる様子。
通常は一冊使用するだけでも辛い負荷がかかるのだが、彼女の場合その強靭な精神力で無理矢理押し切っている様子。
御鷹
古くから続く、俗にいう旧家に部類される。
しかし現代に至るにつれ、かつての栄華は失われ、現在は本家筋の極一部以外はほぼ一般人。
満と柊も分家の端っこの産まれな為、その一般人の部類に入る。
代々「当主」は血筋等関係なく先代の当主が次期当主を指名して決めていたが、先代の当主が指名せず逝去した為、現在本家の御屋敷は本家筋の人間が管理するに留まっている。
時代を遡ればけして表には出せないような後ろ暗いことをして栄えた家であり、何代目かの当主の意向により、「表の人間」となるべく全体的に緩やかに衰退してきた一面を持つ。
満と柊は家のことについて「面倒事に巻き込まないために」と三澄兄弟には伝えていない。
御鷹 満
身長：159cm(中学編)→161cm(高校編)
体重：4×kg
誕生日：？月？日
趣味：『対話』
好きなもの：家族、幼馴染、友達、『彼』
嫌いなもの：面倒くさいもの
詠の親友であり幼馴染の少女。常に詠の手を引っ張り先陣を切ってくれる心強い存在。
純日本人的外見で、三つ編みをハーフアップにして結った髪型が特徴。大人になるにつれて綺麗になるタイプ。
元々は霊も何も視えない、知らない、分からない《一般人》だったものの、三澄兄弟と過ごすうちに引きずられるようにして人ならざるモノが視えるようになった。
中学1年の冬にとある事件に巻き込まれ、その際「魔書」と契約を果たす。
基本的に優しくノリの良い性格。観察眼に長けており、どこか喰えない雰囲気の切れ者の一面を持つ。
――しかしことおいて恋愛関係となると恐ろしいほど純粋で、危ない境界線を裸足で渡っていると言われる程危うい一面を持つ。
高校編にて、片想いの相手が居ることが判明。
幼馴染との三澄綴とは過去に色々あり、様々な「影響」を受ける。――それにより、精神の一部に欠落が見受けられる。
御鷹 柊
身長：155cm(中学編)→170cm(高校編)
体重：4×kg
誕生日：？月？日
趣味：幼馴染との会議
好きなもの：家族、姉、幼馴染、友人
嫌いなもの：「姉」を奪っていこうとするモノ
満の実弟。縁とは幼馴染であり親友。外面は良いものの、その実内向的な性格。どこか消極的で、陰鬱な一面を持つ。
自他共に認めるシスコンであり、姉の満に対し大きな愛情と執着を併せ持っている。
「柊」という名の通り、魔書と契約を果たした姉とは反対で常に魔を祓う。寄せ付けない、放置しておいても勝手に消滅するという便利な体質。
姉と一悶着あった綴には時折毒づいており、姉に男の気配がすると無言で包丁を研ぎだす面倒臭さ。しかし姉より弱いため、暴れようとしても一撃で沈められる。