はじめに
三門市に暮らすとある夫婦のお話。
奥さんは事務員、旦那さんは喫茶店を経営中。ふたりの穏やかだけど色鮮やかな日々の一頁。
基本一話完結。WTほんのり原作沿い、のように見えつつ割と簡単に時間が飛ぶ。
・鳴海 春音
奥さん。4月産まれの23歳。
ボーダーの事務員。仕事のデキる、隊員に密かに慕われるお姉さん的ポジション。
既婚者だと知るのは上層部を含めた極一部。本人は隠してるつもりは無い。
元々ボーダーには事務のアルバイトで通っていたのだが、いつの間にか正社員の事務員並みの仕事もやるようになり、手際の良さに素質を見抜いた唐沢さんがヘッドハンティングしたという経歴の持ち主。だって福利厚生と給料が良かったとは本人の言。
・鳴海 歩
旦那さん。12月産まれの23歳。
三門市内にて週に3、4日程喫茶店(カフェ)を経営する傍ら、株やら投資やら色々やりつつ主夫じみたことも。
店は居心地の良い静かさが保たれており、出されるメニューはどれも本格的。大学生から社会人などの若者を中心にひそかに人気を博している。なお、人気の理由はそれだけではなく、店主である彼目当てに来てる人も少なくない。――が、大体は彼の左手の薬指に嵌められた指輪に打ちのめされる。
あくまでも喫茶店経営は趣味とのこと。いつでも畳む気満々らしいが、妻曰く「満更でもないくせにね」とのこと。
素っ気ないように思われがちだが、根はお人好し。実兄曰く「私に負けず劣らずの愛妻家」