あさ
ピピピ、と鳴り出した目覚まし時計を止めて、目覚めきらない目で天井を見つめる。部屋の中はカーテン越しでも日射しで真っ白に見えて、それが少し目に痛かった。
今日は日曜日、仕事も休みだし休日出勤の予定もない。もう少し、もう少しだけ寝てても怒られないだろう。その思いで半分捲れた布団を自分の肩まで持ち上げる。おやすみなさい、良い夢を――と、再びうとうとしはじめたところで、ガチャリとドアが開く音が耳に届いた。
「春音、朝だぞ、そろそろ起きる気はないか?」
「ん……んんんー……」
「眠いのは分かるが起きてくれ。食事が冷める」