裸足でガラス片の上を歩け

浮かれていましたよ、確かに
さよならとメーデーと窒息死
あの春が地獄になった日
すれちがうことすらできない
裏切りの定義を吐き出して
すがりつくことも許されない
助けて、とか細い声で言いました
誰も気づかずに死んでいきました
後悔してくれたらいいのに
そんな恨み言すら口から飛び出た
捨てていって、捨てずに持ってって
足元に広がる花弁が血に濡れていた
仲直りなんて望んでいませんよ
本当はやり直したかったのに
裸足でガラス片の上を歩け


*メーデー…救難信号

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