緩やかな風が私を撫でる。

太陽は顔を出しておらず、赤と青が美しいグラデーションを縁取る窓枠。

まるで、1枚の絵のような穏やかな朝。

隣ではフレッドが背を向け、規則正しい寝息を立てている。
起こさぬように気を付けながら、その逞しい背中にくっつく。
寝息に合わせて動く背中は、まるで揺りかごのよう。
カーテンを締めなければ眩しい朝日で叩き起こされるだろう。
でも、今は、この幸せな朝を微睡んでいよう。



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