ヤッてみようイッてみよう@
(*寝取り要素あり、モブ彼×夢主?もあり *合作)
「…はぁ…」
「何よ、こんな席でため息ついて…」
ビールの注がれたグラスを片手に机に項垂れる私を呆れた顔で見つめてくる友人。
アルコールが程よく回って、口に出すのは元水泳部の彼氏の愚痴だ。未だやたら泳ぎに行くので程々呆れてしまう、しかしながらそのどこか楽しそうな姿には許してしまっているのだ。
大学時代の集まりの飲み会で、隣に気の合う馴染みの友人がいれば踏み入った話になるのは当然の事だろう。
「…彼とのエッチ中でイッた事ないんだよね、あとあんまり濡れない」
そう呟くと隣でゴホッとむせる友人。
「いきなり何!?…っそりゃ、なまえの精神的なもんでしょう?」
「えー、そんな事ないってぇ…気持ちいいことは気持ちいいもん。あとあぁ、愛されてるなーって思うしね」
「結局惚気じゃん!」
飲み会部屋の一角でどピンクな話に花を咲かせる私たち。バカな話もできる友人とお酒を呑めばついつい笑い話に近い下ネタも話して笑いあっていた。
そして、他の人達も各々盛り上がってるから聞かれてはないはずだった。
「なんだ、おめさんはイった事ないのか?」
からあげを口にしながら、スッと会話に入ってきたのはお馴染みの新開だ。大学時代にいつの間にやら名前で呼んでくる気軽さと意外と空気を読めるのが定評だ。
「あー、新開が盗み聞きしてるしー!」
「小声だったのに〜」
私たちはケラケラと笑いながら、会話に新開が加わる事を許した。下ネタトークも馴染み新開だったら楽しく話せるだろうというその場だけの安易な考えだった。
「なぁ、なまえ…イくまで試してみないか?」
「あはは、寝言は寝から言いなよー!本気で笑えるから!よし、試してみよ!」
目を細めた新開の戯言をケラケラと笑い飛ばしたのだ。
…
「…どこ、ここ」
目覚めの一言はこれだった。
程よいアルコールに誘われて寝たらしくて、起きたら知らない天井…そしてダブルベット…見覚えはないのに分かるこの部屋の雰囲気。
「ら…ラブホ?」
「お、気付いたか?」
思い立った場所を呟くと、横になっている私の顔を覗き込んでくる新開に戸惑いを隠せない。
…え、もしかしてこれ…その…してしまったのだろうか?脳内は慌ただしく処理をし始める。
でも、私は服は脱いでもいないし、新開も薄着とはいえしっかりと服は着ている。結論は"していない"ということに結びつけた。
「あ、ごめん。もしかして酔い潰れた?」
「あぁ、送ろうとしたんだけどな。おめさん寝てぇとか言ってたからな」
一回寝たせいか頭は随分とクリアだ。
気の利く新開がタイミングよく水の入ったペットボトルを渡してきたのでそれをゴクゴクと音をたてるかのように飲み込んだ。時計を見ると時刻は午前1時と、なんとも微妙な時間だった。
「ありがと。久しぶりに呑まれたなぁ、バカな話してたから楽しくなっちゃって」
「ん?ああ、俺も楽しかったぜ。中々社会人になってからはあんなに騒げねぇしな。そうだな、あんなに酔ったなまえ久しぶりじゃないか?」
「アハハ、本当ごめんって。忘れてって!そうだ、もうここ出よ?さすがにお金は私出すからさ…」
笑いながらベットから降りようと身体を起こした瞬間、元の視界に戻された。
視界に映るは、今までにない雰囲気を纏った新開の顔。そして両手は新開の手によって握られる様にシーツに縫い付けられていた。
なぜ組み敷かれるのか私には分からなかった。
「…帰ろ?」
恐る恐る新開の手を握り返す様に愛想笑いを浮かべながら問いかける。
「さっき俺誘っただろ?"イくまでヤろう"って、そしておめさんも"そうしよう"って了承したたからな」
「え!?何それ!?」
衝撃的な言葉に寝る前までの記憶を遡る。
そんな会話したっけ!?焦りながらもその会話を断片的に思い出すことに成功した。
が、これはある意味成功してはいけなかった。じわっと冷や汗が滲む感覚が全身を襲う。
「じょ、冗談!」
「いやぁ、俺は本気だったからな」
ビクともしない腕に押さえつけられて首筋に特徴的な厚い唇が押し付けられる。そのどこか甘い感覚に息をのんだ。
「っ…」
「…おめさん、いい表情するな」
"煽ってるのか?"と続けて言ってくる新開に全力で首を振る。
なんしろ私は付き合っている人がいるし、単なる仲の良い友人の新開にこんな事を望んではいないのだ。
なのに押し返せないのはなぜだろう…残っているお酒のせい?それともどこかで私は新開との行為に少なからず興味があるのだろうか?
考えつく間も無かった。
私はさすがに付き合っている人への後ろめたさから"挿入はなし、絶対に痕はつけるな"という条件を叩きつけた私。
その条件に"まぁ、そうなるよな"と渋々了承した新開と謎の行為が始まってしまった。
厚い唇が私の唇に近づくので、思わず顔を逸らした。
こんな関係…、キスなんていうものは必要ない筈だ。わずかなその私の抵抗に新開は"へぇ"と一言こぼしただけだった。
「…はぁ…んんっ!そ、そこ…ダメっ…」
「あぁ、ここが弱いのか?」
仄かなオレンジ色の照明の中、身体をよじる。目の前には服を少しだけ乱した新開が不敵に笑みを浮かべながら、いつの間にやら全裸となってしまった私の秘部に指を差し込んできていた。
クーラーが効いてるはずなのにやたら暑い部屋の中、ジュブジュブ…と卑猥な音を立てるかの様に敏感な突起に親指をあてながら嬲られる。その内壁への刺激に思わず腰が動いてしまう。
欲しい筈の快感から逃げようとする私の腰をがっしりと空いている手で押さえつけられた。
「おめさんがイった事ないからしてるんだろ?中でイかせてやるから逃げるなよ」
冷たい目で呆れるかの様に言い捨てられたその言葉にすら、言いようのない興奮を覚えてしまう。
彼氏でもない、まして恋や愛というものが関わっている関係でもないのだ。
しかしながら、そのどこか色気を纏ったいつもの比較的穏やかな姿より雄らしい姿に雌の本能が刺激を受けてしまうのだろうか。
「…っぁ…!ん、ぁ…っ」
まばらに動かされるその長い指が自分自身でもよく分かっていない秘部の中を縦横無尽に犯される。逃げたくなるような快感に身体を反らす事しか出来ない。
新開から執拗に弱かったらしい場所を嬲る様に小刻みに刺激を与えられる。本当に中だけ…、敏感な突起からは指は外されているのに、なぜこんなに感じてしまうのかは定かではない。
聞きたくない激しい水音を立てられながらも止まる事のない愛撫に、何か手放しそうな感覚が襲ってくる。
「し、新開…っやら…ぁ、もうっ…!!」
「ああ、イけよ」
熱い視線と絡みあいながら、瞬間高みに登らされた。
「お、イっちまったな。初か?中イき」
「…っ!…ぁ、バカ…はぁ、はぁ…」
荒い息を整えながら、新開を睨むが、そんな私の睨みなんて効果がないのは分かっていた。
「バカとは酷いな、ほらおめさんのエッチな液で俺の手ふやけちまった」
「…っ!ち、違っ…」
「何が違うんだ?そうだおめさん濡れないって悩んでた割にはこんなに濡れまくっちまったな」
"ほら"と右手を目の前に突き出してくる新開。
確かに太い指が少し白くふやけていて、テラテラと私が濡らしただろう愛液が光っていた。
単なる友人にここまで乱されてしまい、そのやらしい手から顔を背けた。それをぺろっと見せつけるかのように舐める新開に疼くものもあったのだ。そのネットリと指を舐めるその姿から目を離せない。
「ん?なんだもっとか?今のおめさん可愛かったぜ、あと練習に何回かイっとこうな」
「…ぇ」
一体何を勘違いしたのだろうか、新開はイったばかりの秘部に指を差し込んできた。
「ぁ…ぁ!も、やだぁ…!はぁ…ぁんっ…」
「ははっ、おめさんどこがイけないんだ?」
何度イったのだろうか。
敏感になってしまった秘部の快感は止まる事なく、執拗に攻め立てられてしまっていた。もうシーツははしたなく潮まで噴いて盛大にシミを作っている事は容易に想像ついた。
私に覆いかぶさる新開も暑くなったのか、いつの間にやらボクサーパンツだけだ。そして目の前の顔から汗が私に垂れた。
「ふぇ…ぁ、無理…!おかしくなっちゃう…!新開っ…許してぇ…ぁ…」
一向に止む事のない愛撫に、自分ではなくなりそうな恐怖に涙が出てくる。もう腰はガクガクして起き上がれないし、足の感覚まで遠ざかる気がして身体が今までの私ではないみたいだった。
そんな私に気付いたのか、涙を指で拭いながら止めて新開。やっと止めてくれたと内心ホッとしていたら、安堵でさらに涙が出てきてしまった。
鬱陶しそうに新開が前髪をかきあげるとやたらギラギラしている目と目が合う。食べられてしまいそうなその感覚に身体の中心が疼き出す。
「…ごめん、約束守れそうにない」
新開は枕元にあった備え付けのゴムを素早く取ったかと思ったら口に咥えてピリッと開ける。
これから何が起こるのかは分かっているのに、もう逃げられる身体は残ってはいないのだ。
「し、新開…やだぁ…っ」
「ああ、少しだけ入れさせてもらうだけだ」
"じゃないと割に合わないだろ?"と私の言葉御構いなしに広げられた足の間に身体を入れてきて、そのグショグショに濡れている秘部に突き立てられた。
「い、今入れちゃ…だめぇっ!…もう中、敏感に…なっちゃってるのぉ…」
「っ…俺がそうさせたからな、おかげですげぇ気持ちいい」
耳元で囁かれる言葉になぜか興奮してしまい、キュッと新開の熱いものを締め上げる事になった。ミチミチッと今までにない硬度をもった体積に中を満たされ、奥まで届くその感覚に興奮を覚える。
「そんなに急かすなよ、勿体無いだろ?ゆっくりいこうぜ」
口ではそうは言うのに、これのどこがゆっくりなのだろう。
パンパンっと激しく身体を打ち当てる音を立てながら、内壁を刺激される。そして奥を執拗に狙うかの様に突き上げられる快感に意識を手放しそうになり、必死にシーツを握った。そしてまたイってしまうのだ。
あぁ、もうダメ…
手放しそうになる朦朧とした意識の中、私は必死に逃れようとうつ伏せになる事に成功したのだ。
「次はバックがいいんだな、分かった優しくしてやるからな」
「っ違…っ」
焦って逃げようとする私の重い腰をガシッと捕まえられて、太いものを食べさせられた。
奥までよく味わうかのように、激しい音を立てながら打ちつけられる快感にギュウギュウと締め上げる。
「物足りないのか?」
「違うからぁ…っ!ん、あ…ぁ…」
言葉だけは優しいのに、反比例するその激しい行動に戸惑う私。
もう止めて欲しいのに…自分を手放しそうな感覚に涙が出てくるのに。
それでも背中に時折滴る新開の汗を感じる度に、あの新開が私に対して興奮していると思うと私まで興奮してしまい、涙を流しながら喘ぐ事しか出来なかったのだ。
…
いつの間にやら気を失いながら寝たらしい私。
朝の差し込む太陽の光で目を覚ました。隣は穏やかな顔で寝ている新開。そんな穏やかな顔なのに見るだけで昨日の熱いものが戻ってきてしまいそうで、思わず目を背けた。
全裸のままでは心許なくて、シーツを手繰り寄せ自分のよく動かない身体を隠した。そのせいか、寝ていた新開を起こす結果となった。
「ん…起きたのか?」
「っ!き、昨日の事は全部わすれて!」
「いや、それは無理だろ」
起きて早々私の言葉に寝ぼけながらも辛辣な新開に、言葉を詰まらせた。
っ…ダメだ、これ以上ここにいたら変になりそう。この少し寝ぼけた顔が可愛いとか思ってはダメだ。
「帰る…!」
自分を戒めるかの様に、痛む身体を起こして散らばっていた服を手当たりしだいに着出す。そんな私を欠伸をしながらどこか愉快そうに見つめてくる新開の視線が突き刺さるが、気にしたくはない。
…ショーツがない。
スースーとするスカートの裾を押さえる様に、忌々しく新開を見る。そこには不敵に笑った新開が私のショーツを見せびらかすかの様に持っていた。
「っ!返してよ!」
パッと奪おうとするとヒョイっと逃げられた。
「なまえ意外と可愛いの履いてるよな、すげぇ似合ってたぜ。あと早めに脱いでおいて正解だったよな、このシーツみたいになるとこだっぜ?あぁ、また悩んだら相談にのるからな」
意地悪くシーツを指差す新開。そこはまだ昨日の余韻を感じさせるような冷たくなったシーツがあった。
「いいから!返して!だからもう忘れてってば」
強めに言うとため息をつきながら、目の前にショーツを晒してきた。それをふんだくる様にとってその場で穿いて帰ろうとした。
その瞬間、ぐいっと腕を掴まれ引き寄せられた。どこかアルコールの混じる男の香りにくらっとする。
「おめさんはまた俺のとこにくるぜ?」
"そんな事ない"と新開の手をたたき落として、1人ラブホを後にしたのだ。
(まゆらさんとの合作、タイトルはみずたまさんとすいかさん)