夏の思い出作り


「あ、もうこんな時間…」

せっかくの夏休みだというのに部活は休みにならなくて、馴染みの学校のプールとお友達だった。
午後からの部活も日が暮れると同時に他の皆は帰ってしまって、残すは私だけ。
…そう彼氏を待つ私だけだった。プールに浸かってプカプカ浮きながら、ふと目を時計を向けるともう19時過ぎだった。

「なまえチャァァン?いつまで浮かんでんのォ?」
「荒北!」

フェンス越しに制服着た荒北がそこにいた。そう、待っていた相手だ。"やっときた"とばかりにいそいそとプールから上がる私。荒北と言えば手慣れた様にフェンスの抜け穴から身体を潜らせてくる。

「つか腹減ったんだけどォ」
「じゃぁ、コンビニ寄って帰ろうよ」

フェンスに掛けてあったバスタオルで身体を拭く。日差しの温もりが未だ残っていて身体を包み込む暖かさがホッとする。ポタポタと身体から滴り落ちる水が灰色の石畳みを黒く染めた。

「…その水着ってエロくねェ?」
「あー、もうこれだから荒北は!そんな事考えた事もありません〜」

笑いながら荒北の冗談を笑い飛ばした。

「こことかなァ」
「っ、そう?」

近寄ってきた荒北がそう言いながら、肩口の焼けた境目をなぞった。その突き立てられる爪がこそばゆい。そしてその手が濡れた紺色の水着の上をなぞり始めるので、拒否のつもりで手首を掴んだ。

「…ぁ、荒北ここ外…!」
「中にゃ見えねェな」

薄暗闇の中だけれどニッと口角が上がるのはしっかりと見えた。プールサイドに隣接している更衣室の壁に押し付けられる身体をなぞってくる荒北。あぁ、そう言えば夏休みだというのにお互い部活やら補習やらでこんな雰囲気なかったな。首すじに顔を埋めた荒北、チクッとするような痛みでそこが赤くなってしまった事を知る。

「あ、荒北さすがにそこはや…明日の部活からかわれるよ…」
「ハッ 知らねェよ」

突き放すような言い方なのに、そこからは水着をズラして付けてくるあたり狡いと思う。おそらく水着の下は赤い痕だらけになってしまっているのだろう。後々にそれに愛しさを感じてしまう頭はもう手遅れだった。薄い口から愛される事で、犯されていく脳内が次の刺激を欲しがる。

「…っ、はぁ…あらきたぁ…」
「なんだヨ」
「焦らさないでよ…」
「ハッ 外じゃいやーっとか言ってた癖になァ」

キュッと水着の上から分かりそうな程ツンと立ち上がった胸の先端を摘まれてため息を漏らした。それに気を良くした荒北が水着の上から舐めたりキュッと吸ってくる。いつもと違うその水着越しの感覚がまた気持ち良い。人気はないけれどいつも部活に打ち込んでるこんな場所で…罪悪感はあるが止まらないのは私も同じだった。

「あ、荒北制服濡れちゃったね…」
「なまえチャンにこれから責任取ってもらうからなァ」

そう言いつつ私の足の間に太ももを入れて閉じない様にする荒北。そして水着の上から股をなぞってくる。

「ひゃん…っ」
「なァ、これプールの水って訳じゃねェだろ?」
「…っ、ぁ、…っ」
「ハッ水着の上からでもヌルヌル分かんだけどォ!?」
「荒北がやらしいから、か、感じちゃったの…!」
「…っ、てめェは」

ヌルヌルと水着の上からなぞられる秘部はさらなる刺激をもとめて腰を小刻みに動かせた。

「ハッ、シミ付き水着帰ったら洗えヨ淫乱チャン」
「ぅ、うるさいぃ…っ」

溢れ出た愛液を塗りこむ様な指先に苛立ちながら腰を動かしたら、妖しく笑った荒北が股の水着をズラして指を埋めてきた。グチュっと音がたつ…恥ずかしくも求めていたその甘い刺激に声を出した。

「ぁ、ん…それぇ…」
「久しぶりだったからなァ、でもなまえチャン1人でしてたんじゃナァイ?」
「…っ、そんな事ないっ…」

図星だった。でもきっと荒北の事だそんな私の事なんてお見通しなのだろう、必要以上に音を立てながら抜き差ししたり奥をマッサージする様な指が私を煽ってくる。外だから声を上げないようにとキュッと口を結ぶ私の唇を割って入ってくる舌が口内を舐めまわす。その苦しさに荒北のシャツにしがみついた。

「我慢できねェ」

全く我慢する気はなかったくせに、心の中で怒るのにすっかりする気な自分を呪う。ガチャガチャとベルトを外して、少し制服のズボンと下着をずり下げたら出てくるの硬そうなモノ。思わずゴクッと生唾を飲み込む私を更衣室の壁に手をつかせて、水着をズラしながら入れてくる。右肩の水着は腕を抜かれてて右胸だけ外気に晒された滑稽な姿で背後から突かれる。露出してる胸の先端を撫で回しながら突いてくる快感は久しぶりで、いつも以上に気持ちが良かった。

「ぁ…っひゃ、あら、きたぁ…っも、だめぇっ」
「ハッ 全然足りねェよ」

耳元に囁かれる掠れた声でさえ子宮に響くかのように興奮してしまい、崩れ落ちそうになる。そんな腰を固定しながら硬いモノで奥を抉る荒北。





「荒北サンー、居ますか?ここって聞いたんすけど。これからミーティングだと福富さんが…」

え!?一瞬で現実を直視する事態に陥った。だって横目には知らない目を丸くした男の子が居たのだから。この状況を見て何がどうなってるか分からない男子は居ない。月明かりで照らされた身体はどう考えても結合してるし、乱れた水着と荒北の制服は言い訳つかないものだった。

「てめェ黒田邪魔すんなヨ」
「っ、すいません!!!」
「今、なまえチャンと一夏の思い出作りしてっとこだからァ」
「っ!」
「あ、の違っ…!」
「何がちげェンだよ、アレ俺の後輩の黒田な」

月夜でも分かりそうな赤くした"黒田"という後輩くんに荒北は照れもしないで一回外に出した雄を最奥に一気に貫くとグチュ!という激しい水音を立てた。
それに堪え切れない声を上げてしまった。まさかこんな行為を見られながら後輩を紹介される事態に頭がついていかない、が溢れ出す愛液が荒北に興奮を伝えた。

「ゃん!!」
「なまえチャン自己紹介はァ?」
「…ぁ、荒北の彼女のなまえです…」
「ちげェだろォ?チンコ嵌められて悦んでるなまえチャンだろォ?」

私を黒田くんに身体を向かせて、黒田君まで伝わるレベルに激しく音を立てて突き立ててくる荒北におかしくなってしまいそうだった。露出した乳房をこれでもかというほど背後から揉みしだきながら突かれる。黒田君はそんな私の姿から目を逸らさなかった。

「ぁ、ひゃんっ!!あ、おちんちん、っ入れて気持ち良いなまえですぅ…っぁあ!っも、見ないでぇ…っ!」
「こーゆー事だからァ、後で話聞くって福チャンに言っといてェ」

"はい!!"と威勢良く返事をして立ち去った後輩くん。

「ハッ何見られて感じてンだよ!!!」
「だ、だってぇ…!ぁん、ひど、荒北…」
「ギュウギュウ締め付けやがって黒田の前でイくとこだっただろボケナス」

結合部からは混ざり合った体液が垂れて冷たい太ももを汚した。きっと荒北の制服にもこの体液が染み込んでしまってる事だろう。でもそれを忘れてこの行為に没頭してしまう。


そんな私の耳元で囁く荒北。

「ナァ、黒田まだその影にいるんじゃナァイ?」
「っ!」

立ち去った筈の更衣室の横に月の光で出来た人影がそこにあった。未だ見られている事に子宮が収縮する。

「ぅ、…」
「ハッ、そーいう事ォ」

荒北が耳元で笑うと、陰核を指で弾きながら腰を打ち付けてくる。その刺激に声を出したくなくて指を噛んだ。噛んだ瞬間に荒北が手を外させて、声を出さざるおえなかった。

「あぁっ!それクリクリしちゃやぁっ、…っあ、あらきたぁ…っ!」
「ここ凝ってるみてーだから解してやってんだろォが」

頭が真っ白になりながら、荒北の言う"一夏の思い出作り"をさせられている私。いくら安全日とはいえ何か作ってしまいそうな荒北の雄を一心で受けた。

「ハッすげぇ締め付けやがってェ」
「ぁ…っ!だって…っん」

"見られて感じるもんな変態"と耳元で囁かれる。そう、未だ手を擦る人影が見えるのだから…これで興奮しない訳がないのだ。変な趣味は持ってない筈なのに、そう言い訳出来ないこの状況だ。生々しく水音がたつプールサイドで重なる身体、照らす月の光、荒北の思い出作りは卑猥過ぎた。

「ぁ…も、だめ…っ!そんなに奥突いたらイっちゃうぅ…っ」
「ハッ イっちまえヨ変態がァ!!」
「ぁ!ッ…、やだ、あらきたと一緒が…いいのぉっ」
「っ、てめェは」

グッと硬くなったモノで何度も何度も激しく奥をつく荒北。止まる事ない刺激に声が溢れる。まるで3人でしてるかの様な気がする久しぶりのセックスに、脳内まで犯される。

「あ、激しぃ…っんん!あっ…っはぁ…っ!ん」
「こーすんの好きだろォ!?」
「あ、激しいの好きぃ…っ!はぁ…あ、もう、らめぇ…ぁ、イっちゃうぅ…っ!」
「っ…っ!」
「…っぁ、熱いっ…」

ドクドクと膣の中で荒北が濃厚白濁液を流し込んだ。それを受け止める様に収縮を繰り返す。そんな私を笑いながら頭を撫でるのだから厄介な奴だ。

「まさかなまえチャンがこんなに変態だと思わなかったなァ」

混ざり合った体液を掬い上げて、わざとらしく目の前糸を引かせた荒北。2回戦まではすぐそこだった。