ねぇ、会いに来て?前編


※簡単に言うと枕営業大人新開話。苦手な方は注意です。








これからの予定が書いてある手帳に目を通した。
あぁ、次はみょうじさんの家か…この時間いるのだろうか。腕時計に目をやると時刻は14時前、意外と買い物へ出掛けてたりする時間だ。俺の鞄の中には何種類ものの保険のパンフレットが入っている、正直営業なんて向いてねぇ。けれど成績はそれなりに良いのだ。

えー…と確かみょうじさん家…は、確かこの辺り…住所と前来た記憶を辿りながら、目的の団地へと足を運んだ。

「寒くなってきたな…」

時折吹く秋風が、スーツの隙間から入り抜けていく。身震いをしながら、更に手帳を開いて部屋番号を頭に入れる。みょうじさん家の次は、あぁ、あの人のとこも回らねぇとな。そして予定を確認して手帳を閉じた、年季の入ったこの手帳も数年社会に揉まれてきた証拠だ。

みょうじさんは俺よりも若いけれど、意外としっかりしているイメージだ。正直年齢は近いので話しやすかった。その為、他の家の時より気軽にチャイムが押せるのだ。

そうこの棟、3階の角の家…同じドアを眺めながら辿り着いた角部屋。ドアの横には"みょうじ"とささやかながらネームプレートが掛けてある。
チャイムを鳴らすと、お気楽なメロディが流れた。10秒経っても音沙汰はないけれど、ドタバタと物音はしているので自宅にいることは分かった。

しまった取り込み中だったか?機嫌損ねてねぇと良いんだけどな。
やはり、俺でも機嫌が悪い相手と話すのは堪える。いつもより少し長い待ち時間があったがインターホンからは"すいません、お待たせしました"という少し焦った声が聞こえるので、"お忙しいところすいません"と前置きをしながら、名前を伝えた。



「あ、お久しぶりです新開さん」
「…。ええ、久しぶりですねみょうじさん。えー、と、今日は新しいプランについての話と…この前の…………」

ドアを開けられて、玄関へ入り世間話をしながらパンフレットを取り出した。
そして、俺には少しの気まずさがあった。なんしろみょうじさんは、今焦って服を着ました状態だったからだ。

いつも綺麗にまとめている髪は乱雑に下ろされていて、そして服の上下は正直言って合っていなかった。片付けでもしていたかと言うわけでもなさそうなのは顔を見れば一目瞭然であった。少し赤く上気した表情は、あからさまだった。それなのに当人としてはそれにすら気付かないで説明する俺をその顔で見つめてくるのだから溜まったもんじゃねぇ。

保険のパンフレットを広げて、説明していた俺。指で指し示している手を止めて、気になっていた事を聞いてしまった。

そう、ここが勝負時だ。

「いつも丁寧に説明ありがとうございます、つい保険って難しくて…助かります」
「いえ、中々分かりにくい部分ありますので何度でも説明しますので………そして、すいませんみょうじさん、もしかして先ほど取り込み中でしたか?」

話の腰を折って、俺がそう言うと、一瞬で"取り込み"の内容を理解したらしいみょうじさん。おそらく予想は的中であろう、…そして話はここからだ。
真っ赤に顔を染め上げたみょうじさんは既婚者には見えなく、俺にはもう1人の女性としてしか見えない。これで結婚しているというのだからさぞかし夫は嬉しいに違いないだろう。

「あの、その…」
「すまねぇな、気になったんだ…あからさまだったからな」
「っ!いえ、あの見苦しい姿みせて…」

おそらく焦っていたのだろう下着を着けていないであろう胸元を抑える様に、途切れ途切れに言葉を発するみょうじさんに手を重ねた。

「そっちの話も聞いてみても良いか?」
「…っ、ぇ、あの、……〜。…中々こう結婚するとそういう気分になれなくて…その、」

俯くみょうじさんから、僅かな理由が聞けて、またその可愛らしい理由に口元がニヤけた。俺の企みを隠す様に、みょうじさんの髪を撫でた。そしてこの人の乱れる姿は正直言って見てみたかったと言えば良いのだろうか。

「もっと詳しく聞こうか、だからこの鍵閉めておくから」

目を丸くするみょうじさんを見ながら後手で鍵を閉めた。



……



俺が指先で口元をなぞるとその手を優しく包み込む様にしてくれるみょうじさんが、戸惑いながらも、スカート中に俺の手を導いた。すると指先に感じるはぐっしょりと濡れた柔らかい肌だった。

「みょうじさん、下着は着けた方がいいんじゃないか?」
「…っ、も、新開さんがいきなりで…」
「あぁ、そうだったな。慰めてる最中だったか?」

そう尋ねると真っ赤になりながら頷くみょうじさん。濡れそぼった秘部で俺の指一本咥えながら、手で顔を隠した。

「みょうじさん、悪いんだけどこんな行為職場にバレるとクビになっちまうからさ」
「え…」
「だからせめてみょうじさんが動いてくれないか?」
「っ、」

迷いながらも玄関先に上がり込んだ俺の掌の上に降りてくる腰。熱い息を吐きながら俺の指を二本ヌプヌプと飲み込んだ。そうして玄関先にへたり込んだみょうじさんは動く事も出来ずに戸惑っていた。入れた指二本をクイッと曲げると歪む顔を見て少しホッとする。

「みょうじさん、言いたい事は色々あるだろ?」

きっかけはその一言だった。


……


「ぁ、もぅ、あの人ったら、帰りが…ぁっ遅いし、文句ばかり…っ!」

玄関先で、俺の指に向かって何度も腰を降ろしては、なすりつける様に腰を動かすみょうじさん。先程よりもグッと魅力的な姿を堪能しつつ、ご褒美とばかりに指を小刻みに動かしてやる。それに合わせてため息の様な鳴き声が漏れた。

「こんなみょうじさんをほっておくなんて、勿体ない旦那さんだな」
「っ、あぁ…っ、新開さん…!そこ…っ弱いのぉ…っ」
「あぁ、ここだろ?」

弱いと言ったところを重点的に攻めるとピクピクと指を締め付ける。あーあ、旦那さんなんて勿体ねぇんだこんな状態までさせるなんて…。顔も知らない旦那さんに優越感を覚えながら、みょうじさんを四つん這いにさせた。
腰まで上りきったスカート、はだけた胸元…そして数回しか会った事ねぇ俺に蕩けそうな赤い秘部を晒して次を待つみょうじさん。ヒクヒクと収縮を繰り返す秘部を見られるのは恥ずかしい様で、チラチラと俺の顔を伺ってくる。

「ククッ、どうやらみょうじさんの悩みはこの中にありそうだな」

四つん這いのみょうじさんの濡れた秘部に指を二本差し込むと、キュッとまとわりつく様に内壁が絡みついた。

「あ、そうです…っ、足りなかったのぉ…!」

入れた俺の指を何度も求める様に身体を揺らしてピストンを繰り返してくれる。秘部からは溢れてくるかの様に愛液が太ももを伝っていく。言いようのない興奮を覚えながら、耳元で囁いた。

「みょうじさん、あんまり大きい声出したら外まで聞こるんじゃないか?みょうじさんのヤラシイ声」
「…っ、ん」

すると強張る身体、それと同時に隣かその隣の家の子だろうか廊下に小学生の児童の"ただいまー!"という威勢の良い声が響いた。あぁ、そんな時間になっちまったか、チラッと腕時計に目を落として時間を確認した。もうそろそろ終いだな。

「みょうじさん、もっと良いの欲しくないか?」

そう告げると俺を熱い目で見てくるみょうじさんはこう言った。

"みょうじさんじゃなくて、今日だけなまえって呼んで欲しい"

そう、こんな可愛く目を潤ませながら懇願してくるみょうじさんの頼みは応えない訳にはいかねぇからな。希望には応えねぇとならねぇ。
カチャカチャとスーツのベルトに手をかけていたら、俺のベルトに柔らかい手が伸びてきた。

「新開さん焦らしすぎです…」

そう言いながら、俺のスーツを脱がせるみょうじさんは最初よりも大胆だった。正直言うと旦那さんが羨ましくなるが、この姿を見れるのも俺だけだと思うと堪らなく熱が上がるのだ。

「なまえ、俺が欲しいっつーなら上に乗ること出来るか?」
「っ、はい…」

すっかり勃ち上がったモノの根元抑える様に言うと、欲情に満ちた顔で頷くみょうじさん。こんな目で見られるなら男として光栄だよな。
あぁ、そういえばゴムしてねぇな…でもみょうじさんも分かっているだろう。止まらないって事が。
ワイシャツもネクタイもみょうじさんの手で緩めさせた。そしてスカートをたくし上げながら腰を下ろしてくる。先端に触れ合う肌は蕩けそうなほど熱かった。

「ん、新開さんの、大きすぎっ、です…っ」
「まだ先だけだぜ?なまえ。もっと脚開かねぇと奥までいかないだろ?」
「はぃ…っ」

脚を閉じた状態では俺のが入らないらしく、ゆっくりとみょうじさんは俺に向かって脚を左右に開いていく。先しか入っていないというのに、更に溢れてくる愛液が俺のモノを汚した。そしてみょうじさんは口を抑えながらも徐々に俺のを飲み込んでいく。っキツ…、快感で思わず歪む俺の顔。それを見て少し嬉しそうにするみょうじさんに胸の痛みを覚える。

「ん、入りました…っ」
「あぁ、よく出来たな」
「はぁ…こんなに、ん…っ、凄いの初めてです」
「そうかぁ?」
「はい、もう…っ、新開さんのおちんちんここまで入ってる、ん、です…っお腹ぱんぱんです…っ」

下腹部を高揚した顔で愛おしそうに撫でるみょうじさんを見るだけで正直こっちがイッてしまいそうになる。こんなイイ女をほっとくなんてな…内心ほくそ笑みながら、下から1回突き上げた。

「あぁ…っ!!」
「なまえ、俺ももう帰らねぇといかねぇから、欲しいならもっと求めろよ」
「ん、すぐに動きます…っ」

顔を快感に歪ませながら俺の上に何度も腰を下ろしてくる。徐々に愛液を利用してグチュグチュと卑猥な音を立てながら何度も飲み込む。俺はというとちんこの出し入れを眺めながら、揺れる胸を堪能した。
しかしながら、刺激が足りなくて上に乗っているみょうじさんの腰を捉えながら下から乱雑に突き上げなければならなくなった。あー、くそ出すつもりなかったのにな。

「新開さんの…っあの人より良くて…ぁ、癖になりそ、っん…!」
「あぁ、俺もだ。なまえが可愛くてイッちまいそうだ」
「っ、中に…あぁ…、奥に…たくさん、出してぇ…」
「っ、あぁ、わかってる」

震える身体を抱き締める様に最奥に熱い欲望を吐き出した。














服を整える俺を裸で手伝ってくれるみょうじさんが言う。

「あの、また来てくれますか?」
「あぁ、でも俺も契約取らないといけねぇから中々忙しいんだ、また数週間後だな」
「ん、じゃ…今度もう一本契約するので、もう少し早く来てくれませんか?」

しょうがないな、その意味を込めて額にキスをした。
俺のそれなりに営業成績が良い理由?それは聞いちゃダメじゃないか?

あぁ、次はあの家行って、話を聞いてやるつもりだったのに…。ついみょうじさんが良すぎて出しちまったからな、頑張らねぇとな。
あぁ、でもみょうじさんは良いな。すげぇ可愛いし何しろやらしくて扱かなくても勝手に勃つからな。また契約書類書いて貰わねぇとなんねぇから早めに来よう。
手帳には赤ペンで"みょうじ家"と次くる日を書き残し、裸のみょうじさんを残して団地を後にした。










(ネタ案?:こはない様)