いつもと同じ。夕飯を食べ終え部屋の前まで送り届けてもらう。
それでも今は、先程の事があったからか、リヴァイとまだ一緒に居たかった。
「どうした急に黙り込んで」
まだ自分の気持ちすら伝えていないのに、女の人と話しているのが嫌だったと言える訳がない。
普段なら今日の夕飯の何が美味しかった、明日は何をするんだと楽しそうに話すなまえが、喧嘩を止めに行ったその後からまるで別人のように静かになったその様子にリヴァイは不思議そうに問いかけた。
「おい、なにか言え」
「・・・」
あっという間に自室の前へと着いてしまい、部屋の前で2人は足を止めた。
少し拗ねたように閉ざしていたなまえの口が小さく口を開いた。
「まだ一緒に、いたい」
「!」
言い終えた後、恥ずかしそうに視線を落としたなまえにリヴァイは胸を締め付けられた。
暮夜になまえの部屋に訪れた事など一度もまだ無かった。
「分かってるのか?俺はもうガキじゃねえぞ」
「!」
リヴァイのその発言がなにを意味しているのか、なまえは自分の頬が熱くなっていくのを感じた。
こくりと控えめに頷き、扉を開け部屋へ入っていくなまえの背中にリヴァイは足を止めたまま再び問いかけた。
「本当にいいのか。・・・ここを越えたらお前も同じ気持ちだったと勘違いしちまうだろうが」
「勘違いじゃない、」
「、は」
「リヴァイくんと・・一緒にいたい」
恥ずかしさから瞳を潤ませながら伝えたなまえの唇を奪うように、リヴァイは荒々しく口付けた。
「んッ」
リヴァイの薄い唇が、何度も何度も角度を変えて優しく重なり合った。
息を吸い込む余裕もなく、ぼんやりとしてくる脳に何も考えられずリヴァイから降り注ぐキスをただただ受け入れた。
「ん・・っふ」
息をしようと少しだけ開くなまえの口の隙間に舌を差し込んで口内を荒らす。
「んぅっ・・」
苦しさからリヴァイの胸板をぐっと押せば、ゆっくりと唇が離れ銀の糸がつうっと伝った。
なまえの真っ白なシャツのボタンを外して下着を曝け出させると、リヴァイは自分のモノだと言わんばかりに鎖骨あたりに赤い跡をつけた。
「やあ・・ま、って」
「・・・俺はもう充分待ったと思うがな」
うるうると瞳を潤ませ口元を手の甲で隠すその姿はあまりにも官能的な表情で、リヴァイは思わず動きを止めてなまえを見つめた。