昭和七年
六月十日金曜日 大安
連日続いた雨は上がり、空は名残のようにどんよりと曇り、月の見えない夜だった。
あなた達は、女を殺した。
あなたは真っ黒な溝に遺体をバラバラにして捨てた。
あなたは空き家の裏庭に遺体をそのまま埋めた。
新聞では自分を追う内容が書かれているようだが、まだ辿り着く気配もない。
とうとう推理作家にまで犯人捜しを頼み始めた。
警察はいったい何をしているのか。
なんと愉快なものだろう。
そう笑うあなたの頭に、ふと浮かぶ。
「しかし──自分は『誰』を殺したのだったか。」
蜃気楼の先にあるのは
虚像か。
実像か。
あなた達が掴むものは何か。
その女の顔を、あなたは思い出せない。
・使用:基本ルールブック 6 版
・参照:クトゥルフと帝国、マレウス・モンストロルム、キーパーコンパニオン
・タイプ:シティ
・舞台:戦前昭和 / 昭和 7 年 6 月
・人数:2 人(KPC 不可)
・戦闘:あり
・発狂率:高
・ロスト率:高
・プレイ時間:完テキセ 20 時間想定(PL への指示や確認をボイス、描写・RP をテキストで行う半テキでは 12 ~ 15 時間)
・推奨技能:目星、聞き耳、回避、高 POW(15 以上推奨)、アイデア
・準推奨技能:戦闘技能、隠れる
・職業:自由
・性別:自由
備考:探索者のあなた達は初対面である。共通の友人である「村井」は記者をしている。
必須:探索者は「よく持ち歩く大事なもの」を一つ決めること。これは殺した女性に関係してもしなくても構わない。
ファタールモルガナ
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