刺すような日差しに、しとしとと降る雨。未だ騒がしい蝉の声とじとりと湿った空気に嫌気がさす。
築何年だっただろうか。随分と年季の入ったこのアパートはいくら冷房をかけようとも冷気を外に逃がしてしまう。
滲む汗を洗い流そうと立ち上がったとき、コンコンとあなたの部屋の扉がノックされた。
ドアスコープを覗いてみるがくもっているせいか上手く向こうの様子がうかがえない。
仕方なくあなたは扉を開ける。そこにいたのは……白無垢を着た一人の人間だった。
それは貴方を見ると紅を引いた目元を歪ませ、赤い唇に三日月をたたえる。
そして、
「こんばんは、お嫁に参りました」
蝉の声が喧騒を生む中、澄んだ声が貴方に届いた。
CoC『狐の嫁入り、晴れれば夫婦』
------------------------------------------------------
【シナリオ概要】
■PC作成/推奨探索者
新規.継続可。うちよそ探索者非推奨。
探索者は古いアパートに住んでいる。
■推奨技能
目星.聞き耳.図書館.オカルト
■プレイ時間
ボイセ1-1.5h(RPにより前後)
■シナリオ形式
KPCとのタイマン
クローズド
■その他
ロスト無/確定後遺症
狐の嫁入り、晴れれば夫婦
戻/
top