*140字SS集(twitter)
*他宅のFree!!夢主ちゃんをお借りしています
直希ちゃん(つーちゃん宅)
雨深ちゃん(しーちゃん宅)
聖ちゃん(凛ちゃん宅)
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「灰音、この手はなんだ」
『凛ちゃんの歯に噛まれたら痛いのかな?って思ったから実験してみようかと思って。大丈夫!さっきちゃんと手は洗ってきたから心配しないで。さぁ、凛ちゃん!ガブっとお願いします』
「泣いても知らねぇぞ」
『そんな、噛まれたくらいで泣かないよ、って!?痛い痛い!離して!』
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『あ、直ちゃん!今、部活終わったの?』
「あ、うん。そうだけど、」
『ん?どうしたの直ちゃん』
「灰音が抱っこしてるのって」
『赤ちゃんだよ!可愛いでしょ?お散歩中なの』
「赤ちゃん!?灰音、その赤ちゃんはまさか凛との...」
『ち、違う違う!直ちゃん、違うよ!この赤ちゃんはお隣さん家の子だよ!?』
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「灰音先輩どうしたんですか?」
『江ちゃん...私、自信ない』
「自信?」
『似鳥くんに勝てる自信が全くないの!似鳥くん何者!?どうしてあんなに可愛い顔してるの!?凛ちゃんと同じ部屋みたいだし、凛ちゃんに浮気されても仕方ないかなって最近思い始めてきて、』
「あわわ!先輩泣かないでください」
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「灰音、さっきから壁の方ばっか見てどうした?」
『なななな、なんでもないよ!?凛ちゃんがネクタイ片手で緩めてるの見て鼻血出たとかそんなんじゃないから!!』
「ふーん」
『だから心配しないで...って!?凛ちゃんなんでこっち来るの!?しかも、凛ちゃん何か企んでる顔してる!!』
「気のせいだろ?」
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『直ちゃん動かないで!』
「ご、ごめん!というか、灰音。今更だけどなんで私は灰音にメイクされてるの?」
『へ?だって直ちゃん、真琴くんとらぶらぶしたいんでしょ?直ちゃん、美人さんだからメイクして色仕掛けすればきっと真琴くんもイチコロだと思うの!だから、』
「は、灰音?ちょっと落ち着こう?ね?」
『だめでーす!』
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『あ、凛ちゃん!』
「灰音?お前こんなところで何やってんだ」
『ん?夕御飯の買い物をしに』
「なんでこんな遠いところまで来てんだ」
『鯖』
「は?」
『鮫柄の近くのスーパーで鯖の安売りしてるって聞いて』
「はぁ!?鯖を買うためだけに電車で来たのか」
『うん』
「(地元で買った方が安いんじゃ..)」
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「ねぇねぇ!灰音ちゃんは凛ちゃんのどこが好きなの?」
『渚くん、急にどうしたの?凛ちゃんの好きなところか。うーん、そうだな…歯かな』
「え、歯?」
『うん。なんかね、凛ちゃんの歯って見てると歯磨きしてあげたくなるんだよね。不思議だよね』
「僕は灰音ちゃんの思考回路のほうが不思議だよ」
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『ねぇ、真琴くん。あれって鮫柄の制服だよね?』
「どれどれ。あ、本当だ。もしかしたら凛もいるんじゃない?」
『探してみる!』
「そんな簡単に見つからないと思うけど、」
『いた!いたよ!凛ちゃん発見したよ!真琴くん!おーい!凛ちゃーん!』
「松岡、知り合いか?」
「...知らねぇ(馬鹿灰音、声でけぇよ)」
修学旅行中に同じ場所に来てた凛ちゃん発見して嬉しさのあまり叫ぶ灰音
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『私とお化け屋敷行ってくれる人は挙手!』
「...」
『嘘!?誰もいないの!?』
「おい、凛。お前彼氏だろ。一緒に行ってやれ」
「はぁ!?ハル、従兄弟のお前が一緒に行ってやれよ」
「渚くん。何故2人とも灰音先輩と一緒に行きたがらないんですか」
「それはね、灰音ちゃんが本物の幽霊が見えるからだよ」
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『マコちゃん、さっきのエプロン直ちゃんの写真送っておいたよ』
「あ、メールきた。ありがとう」
『どういたしまして。あ!この前こっそり撮った直ちゃんの寝顔もあるんだけど送る?』
「うん。それも送って送って」
「灰音!マコ!いい加減にしないとケーキ食べさせないよ!!」
『え!?それは嫌だよー!直ちゃん!!』
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『凛ちゃん、熱中症って言ってみて?』
「は?」
『熱中症って言って?』
「何て言えって?」
『だから!ねっちゅーしょーって、「ふーん。灰音はキスがしたいと」あ、いや。その、確かに心の奥底で思ってたりするけど今は、凛ちゃんに熱中症って言ってもらいたかっただけでして...怖いよ凛ちゃん!!』
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「チャイム押しても出てこないから心配して入ってみれば...洗濯物畳んでる途中で寝るか?普通」
『う、もう食べれないや、』
「まったく。何の夢見てんだか。灰音、こんなところで寝てると風邪ひくぞ」
『...凛ちゃん、』
「なんだ」
『だーい好き』
「なっ!?(こいつ、起きてるんじゃねぇだろうな)」
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「灰音がまじまじと見てるなんて珍しいな。あの魚、好きなのか?」
『うん』
「そうか、(こんなに大人しい灰音は本当に珍しすぎる)」
『だってね凛ちゃん。あのお魚…焼いて食べると、とーっても美味しいんだよ!』
「…そうだよな、お前はそういう奴だったな」
『ん?』
「いや、なんでもない」
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『りりり凛ちゃん!?顔が近くないですか?』
「はぁ?いつもと変わんねぇだろ」
『いやいや!絶対顔近いから』
「…灰音、」
『な、なんでしょう?』
「なんで今日は眼鏡してんだ」
『たまには眼鏡でイメチェンしてみようかな、と』
「眼鏡、邪魔だから外すぞ」
『え!?ちょっ、』
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『風強いし、雨止まないね。凛ちゃんのところは大丈夫?』
「雨が降り始めたくらいだからまだ大丈夫だ」
『そっか』
「灰音、」
『ん?』
「お前、とんでもないこと考えてるだろ」
『べ、別に凛ちゃんに会いに今から行こうかなぁ、とか考えてないよ!』
「…。話し相手になってやるから今日は我慢しろ」
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『江ちゃんってこういうタイプの服が似合いそう!』
「わぁ!とっても可愛いです!あ、灰音先輩はこういう感じの服とか着ないんですか?」
『ちょっと大人っぽすぎじゃないかな?』
「大丈夫ですよ!」
「…なんか、お前ら2人姉妹みたいだな」
『へ?』
「もちろん!灰音先輩は未来の私のお姉ちゃんだからね!」
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『凛ちゃん、一生のお願いだから一緒に来てー!』
「絶対!絶対に俺は行かねぇからな!!」
『えー』
「灰音先輩、どうかしたんですか?」
『江ちゃん!あのね、凛ちゃんが一緒に買い物に行ってくれないの』
「お兄ちゃんが一緒に行かないなんて珍しい。どこに行くつもりなんですか?」
『下着屋さんだよ!』
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『うーん。なんで書き直しなんだろ』
「灰音、なに唸ってんだ」
『凛ちゃん! 進路希望調査を書き直してこいって言われたの』
「書き直しってお前…東大とか書いたんじゃねぇだろうな」
『まさか!いくら私でも書かないよ』
「じゃあ、何て書いたんだ」
『凛ちゃんのお嫁さん』
「そりゃ、書き直しになるな」
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「…冷てぇ。なんでそんなに冷たくなったんだよ」
『なんでだろう。毎年冬はこんな感じなんだよね。それにしても凛ちゃんのほっぺ、あったかい!』
「灰音。冷たいから両手で挟むな」
『むむ。名残惜しいけど仕方ない』
「…。ほら、」
『?』
「手が暖まるまで繋いでてやる」
『っ!!凛ちゃん大好き!!』
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「灰音…まだか」
『凛ちゃん、もう少し我慢して!あと少しだから』
「それ、何回目の台詞だよ」
『だって!上手くネクタイ締められないんだもん。人のネクタイを締めるのって難しい』
「おい、灰音!俺の首まで締めるつもりか!?」
『ご、ごめん!!でも、これで完成だよ。凛ちゃん、いってらっしゃい』
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『凛ちゃん、もう少し屈んで!』
「お前がもっと頑張れ」
『無理無理!もうすでに限界で脚がぷるぷるしてるもん』
「…本当に面白いくらいぷるぷるしてるな」
『他人事だと思って』
「先にやりたいって言ったのは灰音だろ」
『むむ。確かに爪先立ちでキスしたいって言ったのは私だけど、』
「それなら頑張れ」
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「灰音。お前、具合悪いだろ」
『え?そんなことないよ。ご覧の通り元気元気!』
「嘘つくな。YESかNOで答えろ」
『うぅ。YESです』
「やっぱりな」
『凛ちゃんよく分かったね。上手く隠せてると思ったんだけど』
「灰音は具合悪いとき目が異常なほど潤んでるから分かりやすい」
『へー。そうなんだ』
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『はい!これで着付けは完了だよ、江ちゃん』
「ありがとうございます灰音先輩!さすがですね」
『えへへ』
「灰音の取り柄は着付けができるくらいだからな」
『(グサっ)…うぅ』
「昨日も鯖を真っ黒に焦がし、」
「遥先輩!それ以上はやめてあげて下さい!灰音先輩が瀕死状態です」
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「灰音…こんなに出して大丈夫なのか?」
『大丈夫、大丈夫!これでも呉服屋の娘だからね!着物を畳むのなんてお手の物だよ。…あ!こっちの着物の方が聖ちゃんっぽいかも!聖ちゃん!』
「な、何?」
『こっちの着物、着てみようか?』
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『うぅ…どうしよう!どうしよう!聖ちゃん!』
「どうしようも何もボタンを押せばいいだけの話だろ?」
『でもでも!凛ちゃんの迷惑に、』
「大丈夫。まだこの時間なら起きてる」
『起きてるか寝てるかじゃなくて!』
「冗談だよ。大丈夫。あいつなら灰音からの電話なら喜んで出るよ」
『本当?』
「本当」
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『桐生灰音。凛ちゃんの為にチョコ作りを開始したいと思います!』
「火事にだけはするなよ」
『大丈夫だよ!ハルくんは心配性なんだから』
30分後…
『うぅ。チョコが、チョコが…』
「はねちゃんさん。大丈夫ですよ。もう一度一緒に作り直しましょう?」
『う、雨深ちゃぁぁん』
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「…おい」
『なーに?凛ちゃん』
「目閉じろ」
『えー』
「えー、じゃねぇよ!そんなにマジマジ見られるとやりにくい。そもそもなんで俺が灰音にメイクしてんだよ」
『友達の話を聞いたら羨ましくてつい』
「…どうなっても知らねぇからな」
『うん。凛ちゃん好みにお願いします!』
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「ねぇねぇ、灰音ちゃん。暑くないの?珍しくジャージ着てるけど」
『暑いに決まってるじゃないか渚くんよ』
「じゃあ、なんで脱がないの?」
『それはだね。凛ちゃんの愛故なのだよ』
「どういうこと?」
『だから!凛ちゃんの愛故なのだよ』
「よく分かんないよ灰音ちゃん」
凛ちゃんにキスマークつけられて全力で隠しに掛かる灰音。
テンパりすぎて質問には全て「凛ちゃんの愛故」って答えてる。
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『凛ちゃーん!寒いからお布団入れて!』
「はぁ?灰音、お前何言って…冷てぇ!!なんでお前そんなに冷たいんだよ」
『私も分かんない!あー、凛ちゃんあったかい…そして丁度この抱きつきやすい感じが眠気を誘う、』
「灰音?」
『…むにゃ』
「…寝るの早すぎだろ」
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泣かせるつもりなんてなかった。
『…う…っ、ごめんね。凛ちゃん』
「…悪い」
ただ、宗介と灰音の間に俺の知らない時間があったことが少しだけ悔しくて、苦しかった。このもやもやした気持ちをどうにかしたくて灰音の腕を引っ張ってここまで来たのに、俺の口から出たのは灰音を傷つけるような言葉ばかり。
『り、凛ちゃんに嫌な想いをさせないように頑張るから。だからね、』
何回見ても、灰音の泣き顔は苦手だ。
『凛ちゃん、お願い。私を置いていかないで』
俺のシャツを握り、額を押し付ける小さな身体。
俺はいつからここんなにも、あいつの姿を探すようになった?いつから依存するようになった?
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「灰音、眠いならベッドで寝ろ。風邪引くぞ」
『ん…凛ちゃんは?』
「もう少ししたら寝る」
『…じゃあ、もう少し頑張って起き』
「頑張って起きるって言ったそばから寝てるし」
できるだけ凛ちゃんにくっついていたい灰音。この後、凛ちゃんにベッドまで運ばれてたらよきかな。
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「甘い」
『あー!!それ!みんなに配る分のチョコだからつまみ食いしちゃダメ!凛ちゃんのはこっち!』
「…灰音」
『なーに?』
「これってチョコじゃないよな?」
『うん。凛ちゃんへはこのプロテインをあげましょう!アスリートだからね!食事管理大事!』
「別に少しくらい大丈夫だろ」
『ダメですー!』
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「灰音。今日、何か予定あるか?」
『予定?えっと…掃除してお洗濯して』
「つまり外出する予定はないってことだな?」
『うん!そうとも言うね!』
「今日は午前中で練習終わるから、その後どこか行かないか?」
『行くっ!凛ちゃんとお出掛けする!したい!』
「じゃあ、準備して待ってろ」
『はーい!』
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「…灰音。離れろ」
『嫌!久しぶりの凛ちゃんだから離れたくない!』
「この体勢、地味にキツイし重いんだよ」
『それは、私の凛ちゃんへの愛の重さなので我慢してくださーい!』
「…」
『うぅ…後で凛ちゃんが構ってくれるなら離れます』
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雨「はるちゃんくん。ひと口だけはるちゃんくんのアイスください。私のもあげますから」
遙「わかった」
雨「ありがとうございます」
灰『...(羨ましい。よし!私も凛ちゃんと、)』
凛「灰音、はやく食べないとアイス溶けるぞ」
灰『え。あ、うん(凛ちゃんアイス食べるの早すぎだよぉぉぉ泣)』
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『ぐふふ』
「気持ち悪い笑い方だな。何見てんだ?」
『わぁ、ちょっ!?凛ちゃんケータイ返して!!』
「...おい。これ、いつ撮った」
『え、いや、その』
「正直に言え」
『はい。似鳥くんにお願いして凛ちゃんの寝顔を写メってもらいました』
「似鳥の奴、いつの間に..取り敢えず消す」
『嫌!ダメ!!』
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『雨深ちゃぁぁぁん』
「はねちゃんさん、どうしたんですか?」
『この前雨深ちゃんがやってた、さりげなくプロポーズ大作戦を決行してみたんだけどね、』
「?」
『凛ちゃんに『凛ちゃんが作ったお料理を毎日食べたい!』って言ったら、「はぁ?お前、何言ってんだ」って言われちゃったよぉぉぉぉぉ(泣』
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『いーなー。直ちゃん』
「先輩、どうしたんですか?」
『江ちゃん、わたしも凛ちゃんに優しくジャージ掛けてもらいたい』
「学校が違うので今はちょっと難しいかもですね」
『あ、でも』
「?」
『真琴くんみたいに優しい凛ちゃんとか想像できないや。というか、凛ちゃんらしくないし次の日台風になりそう』
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『えへへ。凛ちゃん、ちゅーしましょー?』
「...おい、誰だ。こいつに酒飲ませたの」
『ねぇ、ねぇ。凛ちゃん聞いてる?』
「聞いてる!聞いてるから離れろ」
『うぅ。凛ちゃん、私のこと嫌いなの?だから、私とちゅーしてくれないんだ。もういいもん、ハルくんのところに行く』
「おい。ちょっと待て!!」
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「帰るぞ」
『凛ちゃん、』
「どうした」
『全然力入らなくて、立てない。どうしよう』
「はぁ。だからあんなに酒は飲むなって言っただろ。ほら、」
『?』
「背負ってってやるから乗れ。それくらいはできるだろ」
『凛ちゃん、ありがとう。凛ちゃん大好きー!』
「大好きなのは分かったから大人しくしてろ」
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『あ、あの!写真に一緒に写ってもらえませんか?』
「あぁ?そういうのは...灰音!?」
『へ?まさか、凛ちゃん!?』
「なんでお前まで文化祭に来てんだよ」
『江ちゃんが誘ってくれたから来たんだよ。それにしても凛ちゃん、』
「何だよ」
『とっても可愛い!写真撮ってもい、って痛い!!痛いよ凛ちゃん!!』
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「髪伸びたな」
『やっぱり凛ちゃんもそう思う?今週、美容院に行こうかな』
「切るのか?」
『うーん、悩み中かな。まだ暑いからばっさり切るのもいいかなって思って』
「せっかく綺麗な髪してんのに切るのもったいないな」
『そんなことないよ(ど、どうしよう凛ちゃんに綺麗な髪って褒められちゃった)』
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『もう!凛ちゃんの分からず屋!!ちょっとの間だけでいいから、ね?』
「却下」
『えー。せっかく似鳥くんにこの前の衣装貸してもらったのに』
「却下だ」
「...雨深、あいつら何してるんだ?」
「はねちゃんさんがりんちゃんくんにこの前の文化祭の服をもう一度着てもらうために奮闘してるみたいですよ」
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『うぅ、寂しいよ。凛ちゃぁぁぁぁん』
「...雨深。灰音はどうかしたのか」
「どうやらりんちゃんくんに合宿中は電話してくるなって言われたらしくて...どうしましょう?」
「放っておけ。そのうち凛のほうから電話がかかってくる」
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『凛ちゃん、ミッキーのカチューシャ似合う!』
「こんなの付けて恥ずかしくないのかお前」
『全然!だってここは魔法の世界だからね!ねぇ、凛ちゃん!私にはどのカチューシャが似合うと思う?(ミニーちゃん来い!)』
「あぁ?そうだな、これとかどうだ」
『あ、うん(まさかのドナルド、だと!?)』
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『デート楽しみだね凛ちゃん!』
「...なぁ、」
『ん?どうかした?』
「なんで今日のスカートそんなに短いんだ」
『そんなに短いかな?』
「あぁ。俺の位置から見えてるぞ、完全に」
『へ?嘘!?』
「今更押さえたって遅いっての。よかったな、俺が後ろで」
『登り終わるまでこっち見ないで!』
「へいへい」
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「灰音、」
『なーに?凛ちゃん』
「お前、枝毛あるぞ。手入れちゃんとしてんのか」
『え、嘘!?毎日ちゃんとやってるつもりなんだけどな』
「トリートメント持ってこい。俺がやってやる」
『やった!嬉しすぎて死んじゃいそう!あ、そうだ!ドライヤーもお願いします!』
「分かったからはやく持ってこい」
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『うぅ。お腹痛いよ凛ちゃん』
「珍しいな。なんか悪いもんでも食ったのか?」
『え。いや、そのですね...』
「?」
『あれ。あれだよ凛ちゃん...女の子の』
「あぁ。生理か」
『ちょっ!?凛ちゃん!そんなにはっきり言わないで!恥ずかしすぎて死んじゃうから』
「痛いなら薬持ってくるか?」
『え?』
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「凛を探してるの?」
『あ、真琴くん。うん。昨日メールしたら、凛ちゃんから「気が向いたら行く」って返ってきたから。いつ頃くるのか聞いておけばよかった』
「大丈夫だよ」
『へ?』
「さっき、昇降口のところで凛を見かけたからね」
『本当{emj_ip_0793}あわわ、私迎えに行ってくる!』
「うん。いってらっしゃい」
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『り、凛ちゃん。この写真の女の子は...』
「あぁ、オーストラリアに留学してたときのクラスメイト」
『ただのクラスメイトなのになんでこんなに密着しちゃってるの!?まさか凛ちゃん、留学中に浮気してたんじゃ...どうしよう、お人形さんみたいに可愛いくて胸もある女の子に私、勝てる気しない』
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『ただいま!』
「はねちゃんさん、おかえりなさい」
『雨深ちゃん、今日は鯖じゃなくて秋刀魚を買ってきてみたよ!最近、秋刀魚が食べたくでうずうずしてたんだ』
「では、今夜は秋刀魚の塩焼きにしましょうか」
『やった!』
「俺は鯖がいい」
『わぁっ!びっくりした。ハルくん急に後ろから現れないでよ』
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『今日は中秋の名月だね』
「あー、そうだったな」
『その反応は...凛ちゃん、絶対忘れてたでしょ』
「完全にな」
『もう!あ、凛ちゃん。今ちょうどお月様綺麗に見えるよ。外に出て見てみて!』
「今、見てる」
『お月様綺麗だねー!』
「あぁ。そうだな」
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『凛ちゃん何にしたの?』
「ヘーフェヴァイスビア」
『それってバナナみたいな味するやつだよね?ひとくち頂戴!私のも少しあげるから!』
「ひとくちだけだそ。お前が酔うと面倒くせぇから」
『私、そんなに弱くないよ!』
「嘘つけ。この前飲んだときすぐ真っ赤になってただろ」
『あれはたまたまだもん』
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『雨深ちゃん、どうしても行っちゃうの?』
「はい。遊びに行くと約束しているので、」
『私も雨深ちゃんと行くー!ハルくん離してぇぇぇ』
「雨深、気をつけて行って来い」
「は、はい。はねちゃんさんのこと、頼みましたよ」
「任せろ」
『いーやー!雨深ちゃん、私を見捨てないで!』
「雨深、気にするな」
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『凛ちゃん、構って』
「おー」
『…おーい。凛ちゃーん、聞こえてますかー?』
「聞こえてる聞こえてる」
『ねぇ、ねぇ、遊ぼうよー』
「これ読み終わるまで待ってろ」
『凛ちゃーん』
「頭ぐりぐりするな。痛ぇだろ」
『構ってくれたらやめる』
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「灰音。お前、二の腕痩せたいのか」
『へ?凛ちゃんなんでそれ知ってるの、』
「灰音のiPad開いたらこの画面だった。二の腕に効くバイバイ体操、」
『うわぁぁぁあ!!凛ちゃん、なんで勝手に使ってるの!あと恥ずかしいからそのページ消してぇぇぇ!』
「おい、消してやるから耳元で大声出すな」
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「39.5…完全に風邪ですね、はねちゃんさん。今、お薬持ってきます」
『うぅ。雨深ちゃんごめんね。何から何まで、』
「大丈夫ですよ。あとで学校とりんちゃんくんに連絡入れておきますね」
『う、雨深ちゃん{emj_ip_0793}*学校は分かるけど、凛ちゃんにまで連絡入れる必要はないんじゃ…』
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『凛ちゃん!あそこ!あそこ!』
「お前は単語しか喋れねぇのか」
『ちゃんと日本語しゃべれますー!あ、今はそれどころじゃない{emj_ip_0792}*凛ちゃん、あそこ見て!!マコちゃんと直ちゃんがらぶらぶしてる{emj_ip_0792}*』
「お前にはまだはやい」
『ぎょ{emj_ip_0793}*凛ちゃん、目を塞がないで{emj_ip_0792}*ふたりを観察できない』
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