*140字SS集(twitter)
*他宅の文スト夢主ちゃんをお借りしています。
風ちゃん(しーちゃん宅)
硝花ちゃん/栞奈子さん(あーちゃん宅)
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『皆さん。お久しぶりです』
「てまりさん!?おかえりなさい。病院はどうしたんですか?」
『敦くん、ただいま。大晦日は探偵社のみんなと一緒に居たかったから帰ってきちゃったの』
「帰ってきちゃったって、」
「大丈夫だよ敦君。ちゃんと病院から許可はもらってあるから」
「当たり前ですよ!太宰さん」
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「てまりちゃん、こんにちは」
『風さん!今日も来てくれてありがとうございます。先日の林檎飴、とっても美味しかったです!』
「それは良かったでする。ところで、勉強してたのですか?」
『はい。一応、学生なので。あ!風さん!私にこの問題の解き方を教えてくれませんか?…風さん、お願いします!』
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『お兄ちゃん?そんなに急いでどうしたの』
「ごめんね、てまり。今は言えないんだけど、私と一緒に来てくれるかな」
『一緒に?』
「そう。一緒に」
『遠くに行くの?』
「うーん。どうだろう」
『そっか。それじゃあ、お兄ちゃん1人だけだと心配だから一緒に行ってあげる』
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「起きてるなんて珍しいこともあるんだな」
『あ…中原さん』
「てまり。お前、嫌な夢でも見たか?」
『…とても嫌な夢を見ました』
「そうか」
『中原さん』
「どうした?」
『次のお仕事、怪我しないで帰ってきてください』
「一応、努力はする」
『死んだりなんかしたら私、怒りますからね』
「はいはい」
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「ねぇ、中也」
「な、なんだよ太宰」
「うちのてまりにあの帽子を贈ったの君だろ」
「帽子は俺だな。…おい。なんだその目は」
「だって、相棒の妹に手を出すってさ…どうかと思うよ。君さ、いつもてまりに『中原さんから頂いたんです!』って嬉しそうにあの帽子見せられる私の気持ちが分かるかい?」
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「お前また体調崩したんだってな。今年だけで何回目だよ」
『うぅ。私だって好きで体調を崩してるわけじゃないんですよ』
「だろうな。好きで崩してたら太宰と同じレベルだぞ。…おい、てまり」
『なんですか?』
「まだ熱あるだろ」
『(ぎくっ!?)な、中原さんの気のせいじゃ、』
「あるよな?」
『はい』
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『お兄ちゃん。電話鳴ってるよ』
「てまりが出ていいよ」
『出ていいよって…適当だな。もしもし?』
「おや。その声は」
『広津さん!お久しぶりです』
「そうですね。てまりくんも元気そうで何よりです」
『はい、なんとか。皆さん元気ですか?』
「元気ですよ。あ、でもちょうど今、中原くんが私の隣で酔い潰れてますよ」
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「俺は酔ってなんかないかりゃな」
『中原さん。酔ってる人に限ってそう言うんですよ。それに呂律が回ってないです』
「だから、酔ってにゃい」
『ひぃ!お酒!お酒臭いですよ中原さん!』
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『パートナー結成しての初任務だね!風ちゃん』
「しかも社長からの依頼でするよ。緊張します」
『そうだね!私も心臓がドキドキして倒れそうだよ』
「てまりちゃん、倒れそうなんですか!?」
『へ?あの、風ちゃん。例えるならの話であって本当に倒れそうなわけじゃ』
「某、太宰さんを呼んできまする」
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『絶対に!水には近づかないでね』
「大丈夫。今日は行かないよ…たぶん」
『たぶん?』
「分かった。近づかないよ。てまりは私の誕生日が近づくと心配性になるね」
『それは…(お兄ちゃんが死んでしまう夢を見るから、なんて言えない)』
「言いたくないなら無理に言わなくていいよ」
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「手前の作戦立案ってことは…てまりに能力使わせたのか」
「まぁ、そういうことになるかもね」
「手前…最低だな」
「私もそう思うよ。でも、てまりが自分から使ったんだ。何を夢で見たのかは詳しく教えてはくれなかったけどね」「しばらくは眠ったままか」
「だろうね」
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『…あ、中原さん。今お電話大丈夫ですか?』
「てまりか。お前から掛けてくるなんて珍しいな」
『えへへ。なんだか中原さんの声が聞きたくなっちゃいまして。でも、元気そうな声が聞けたので満足です』
「…てまり。そこに太宰はいるか?」
『え?お兄ちゃんは居ないですけど、』
「てまり。お前、寂しいなら寂しいって言え。会いに行けないときの方が多い思うが、できる限りのことはしてやる。だから、思ったことは全部言え」
『…中原さん』
「どうした」
『私、中原さんが大好きです』
「あぁ、」
『だから、会ったら沢山ぎゅーってしてください』
「わかった」
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『お兄ちゃん、あのね』
「ん?」
『もし、ね。私の事が邪魔になったら躊躇いなく切り離していいからね』
「…分かった」
『ありがとう』
「でも…分かったとは言ったけど、実行するかは別だからね。そんなことしたら中也に殺されるだけじゃ済まないからね。それに、」
『ぬわっ!?』
「可愛い妹を切り離すなんて、優しい兄である私がそもそもできるわけないからね。だから、てまり。何も心配する必要はないよ」
『…お兄ちゃん、ズルい。なんかかっこよく見える』
「かっこよく見えるんじゃなくてかっこいいんだよ」
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「あら。てまりちゃんがイヤホンしてるなんて珍しい。何を聴いていたの?」
『あ!栞奈子さん!えへへ、秘密です』
「秘密かぁ…当ててみてもいいかしら?」
『あ、はい!なんだか栞奈子さん、自信満々ですね!』
「だって、てまりちゃんにそんな顔をさせるのは彼しかいないもの」
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太宰「そうか。私と栞奈ちゃんが結婚したら、栞奈ちゃんとてまりは姉妹ということになるのか」
てまり『そうなの!だから、お兄ちゃん。栞奈子さんに愛想尽かされないように頑張ってね!私も協力するから』
太宰「どうして私よりてまりがそんなにやる気満々なんだい」
太宰「…ふむ。それじゃあ、てまりと中也が結婚したら、私と中也は兄弟ということか」
てまり『え!?あ、うん。私と中原さんがけけけ、結婚したらそういうことになるね』
太宰「てまり、動揺しすぎだよ」
てまり『だって!お兄ちゃんがけ、結婚とか言うから!』
太宰「中也と兄弟なんて嫌なんだけど」
てまり「たぶん、中原さんも同じ言葉をそっくりそのままお兄ちゃんに返すと思うよ」
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太宰「あ、中也」
中原「…何だよ」
太宰「てまりが楽しみにしてたから早めに顔だしてあげてね」
中原「言われなくても分かってるっての」
太宰「じゃあ。てまりに今から中也が行くって連絡しておくよ。あと、私が中也にボコボコにされたことも」
中原「おい」
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「おや。てまりじゃないか」
『与謝野先生。お疲れ様です』
「今日はいつものジャケットじゃないんだね。それも似合ってるけど」
『え、あ…お、お兄ちゃんが間違えて私のジャケットを持って行っちゃったみたいで』
「ふーん」
『よ、与謝野先生?』
「そういうことにしといてあげるよ」
「…(慌てて出てきたせいで、間違えててまりのジャケット持ってきちまった)」
中原さんがジャケットを着ようとしたときに、間違っててまりの持ってきたことに気がついて頭抱えてたらいいなって思ったり。てまりは中原さんのジャケット羽織れると思うけど、中原さんは無理な気がする。
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「そういえば太宰さん。てまりちゃんの姿が見えないですけど、調子悪いんですか?」
「ん?あぁ…てまりなら中也を迎えに行ったよ」
「迎え?」
「そう、迎え。私は放っておいても大丈夫だって言ったんだけどね。どうしても行くって言うもんだからお兄ちゃんは困って困って」
「乱歩さんでも出てくるまでに時間掛かったんですよね?てまりちゃん、ひとりで大丈夫なんですか?」
「それは大丈夫だよ、敦くん!てまりには、乱歩さんに結末を書いてもらった紙を持って行かせたからね!」
『やっと見つけた!中原さん!』
「てまり!?お前、なんで」
『中原さんがなかなか出てこないので、待ちくたびれてお迎えに来ちゃいました』
「待ちくたびれてってことは...」
『はい!森さんも社長も元気になりましたよ。だから、ここから帰りましょう。中原さん』
『よし!これで犯人は最後ですよ。ふぅ、長かった。やっぱり乱歩さんに結末を書いてもらって正解でした』
「…てまり、」
『ん?どうかしましたか?』
「お前、調子悪いだろ」
『っ、だ!大丈夫ですよ!!』
「お前の大丈夫は信用できない」
『ぬわっ!?』
「落ちたくなかったら大人しくしてるんだな」
『はい』
「なぁ、」
『何ですか?』
「太宰の側を離れるつもりはないのか?」
『そうですね…この力をちゃんと自分の力で制御できるようになったら、とは思っているんですけどね。いつになることやら』
「あと2年」
『?』
「あと2年したら迎えに行くからそれまでになんとかしろ」
『無茶言うなぁ。中原さんは』
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『お兄ちゃんには、昔から私が足手まといになる時は見捨てていいよって言ってるんですけどね。最近、よく思うんです。私が死ぬときは、できれば中原さんの愛に溺れて死にたいなって。病気なんかで死にたくないなって』
体調不良がいつもより長く続いた時にてまりは中原さんにこんな感じの弱音吐いてる。
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「さっさと押せばいいのに。中也なら喜んで電話に出ると思うよ」
『っ!?お兄ちゃん!勝手に私のスマホ見ないで!』
「見えてしまったんだから仕方ないだろう?」
『お仕事中かもしれないし』
「そんなこと言ってたらずっと電話出来ないよ。はい、押したよ」
『え?あ、ちょっと!お兄ちゃんの馬鹿馬鹿!』
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