*140字SS集(twitter)
*時系列バラバラ注意!!

*他宅のOP夢主ちゃんをお借りしています。
 なぐもちゃん(しーちゃん宅)

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「髪伸ばさないの?」
『…』
「え。何そのじとーっとした目は」
『髪が長いと仕事するのに邪魔なんですよ。それに私、髪のお手入れとか苦手なんです』
「俺が手入れしてあげようか?髪が長いロゼを見たいし」
『気持ち悪いです青雉さん…そうですね。私が海軍辞めたら伸ばしてあげてもいいですよ』
「えー」

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『青雉さん、ホットケーキミックスが足りません。買ってきて下さい』
「あの…ロゼ。まだ朝早くて、店開いてないと思うんだけど」
『朝ごはんなしでいいなら私は別に構わないんですよ?』
「朝からやってる店を探してきます」
『はい。お願いしますねクザンさん』
「えっ!?今、名前で」
『気のせいですよ』

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『ちょっと青雉さん!もう少しマシな服ないんですか!?一緒にいる私の身にもなってくださいよ』
「ちょっと、そこまで言わなくてもいいでしょ。相変わらず厳しいんだから」
『私は青雉さんのことを思って言ってるんです。海軍の頃はかっこよかったのに』
「え!?ロゼってばそんな風に思ってたの?」

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「ただいま、ぶへっ!?」
『青雉さん?こんなに書類溜まってるのに逃走した挙句、呑気に購買でポッキー買って帰ってくるとは…喧嘩売ってるんですか?』
「ちょ、ちょっとロゼ。帰ってきて早々、顔に書類貼り付けるのやめてよ。死ぬかと思ったんだけど、」
『死ななくてよかったじゃないですか』

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「そういえば」
『どうしたんですか青雉さん』
「ロゼの親御さんって何してるの?海軍?」
『母は以前は天文学者でしたが今はのんびり暮らしてます。父は海賊です』
「ふーん、そうなんだ。お母さんが天文学者で、お父さんが海賊…ん?海賊!?」
『はい。そうですけど』
「なんかいろいろと驚きなんだけど」
『あの馬鹿親父を連れ戻すために海軍に入ったんですよ』

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『はぁ、』
「ロゼさん。何か悩み事ですか?」
『なぐもさん…青雉さんが最近、デスクワークしてくれないんですよ。目を離すとすぐにどっかに行っちゃうし』
「それは大変ですね」
『何かいい対処法ありませんか』
「ありますよ。椅子に青雉を貼り付けてしまえばいいんです」
『そっか!その方法があった!』

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『青雉さんのコートって大きいから書類の貼りがいがありますよ』
「ロゼが無駄に笑顔なのが怖いんだけど、」
『怖いだなんて失礼ですね。ふぅ。これで最後の書類です、っと!』
「痛!いっつも思ってたんだけど叩きつけるように貼るのやめてくれない?」
『青雉さんがちゃんと仕事をしてくれたらやめます』

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『3回目、ですよ』
「何が?」
『青雉さんが目の前を通った女性をまじまじと見た回数です』
「俺、そんなに見てた?」
『はい。分かりやすいくらいまじまじと』
「…もしかして、ロゼってば妬いてる?」
『妬いてないです』
「本当に?」
『本当です!妬いてなんていません』
「ふーん。つまんないの」

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「あの、ロゼさん」
『なんですか』
「これってイジメ?マグカップ触れないくらい熱いんだけどさ」
『冷ませばいいじゃないですか』
「あらら、珍しく機嫌悪いね。俺、なんかした?」
『私が出掛ける間、会議をサボったらしいじゃないですか』
「げっ!?なんで知ってるの」
『赤犬さんに文句言われました』

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『うあっ、』
「ロゼ!危な、痛っ!!」
『っと、危ない。落ちるところだった。青雉さん、ありがとうございます』
「あ、うん。ロゼが無事ならいいんだけどさ」
『ん?どうかしましたか?』
「あのさ、ロゼ。痛いからはやく退いて」
『は?』
「ヒールで俺の靴踏んでる」
『あ、本当だ。すみません青雉さん』

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『あっ、』
「なになに突然どうしたの。俺の後ろに隠れたりして、」
『あそこに』
「あそこ?」
『モモンガ中将がいらっしゃいます!どうしよう、変なところないですか?』
「え。何、この乙女な反応…ロゼってモモンガみたいなのがいいの?」
『かっこいいじゃないですか』
「ロゼ、眼科行ったほうがいいよ」

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『どうして私が持っていかないといけないんですか!青雉さんが持って行ってくださいよ。暇人なんですから』
「俺、仕事が山積みで忙しいから無理。ロゼがサカズキのところにこの書類持ってってよ。俺の部下でしょ」
『はぁ!?何言ってるんですか。こういうときだけ上司ぶらないでくださいよ』

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『青雉さん。この書類について何か弁解することはありますか?』
「あらら。ロゼってば、その書類見つけちゃったの」
『あらら、じゃないですよ!!これ、締め切り明日までじゃないですか。どうするつもりだったんですか』
「…隠しておいて後で捨てようかと」
『ふーん。今から死ぬ気でやりましょうか?』

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『まったく。目を離すとすぐにこれなんですから、』
「青雉?」
「あ、なぐもちゃん!!助けて!ロゼに殺される!」
「殺される?」
「そう!殺され、むぐっ」
『はーい、青雉さん。書類追加されたくなかったら少し静かにしましょうね?なぐもさん、邪魔してしまって申し訳ありません』
「いえ。大丈夫です」

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「ねぇ、ロゼ。ひとつ聞いていいか?」
『なんですか青雉さん』
「俺とロゼの間にある謎のこの縮まらない距離って何?俺、なんかした?」
『してないです。あと、この距離は青雉さんの気のせいですよ』
「気のせいなわけがないでしょ。それで。本当のところは?」
『青雉さんの近くにいると寒そうなので』

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「ロゼの髪ってさらさらのストレートだよね」
『…。青雉さん、いきなりどうしたんですか』
「いや、羨ましいなと思って。さらさらのストレート」
『私は、今の青雉さんのままがいいと思います』
「へ?これ?」
『はい。さらさらストレートヘアの青雉さんって想像すると気持ち悪いです』
「そういうことね」

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「まさかこんなに降ってくるとは、」
「おかえり〜。珍しいねぇ。クザンがロゼちゃんと一緒じゃないなんて」
『黄猿さん!私はここにいますよ!』
「へ?どこ?」
『ここです』
「あぁ〜。クザンのコートの中にいたのか」
『はい。突然雨が降ってきたので青雉さんのコートに避難させてもらっていたんです』

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『青雉さん、大丈夫ですか?』
「なんとか」
『はぁ。馬鹿じゃないですか?赤犬さんと10日間も戦うなんて…勝てるわけないじゃないですか。そんなにやれるなら普段からちゃんと仕事してくださいよ』
「いや。仕事と今回のは別、」
『でも、』
「ロゼ?」
『青雉さんが生きていてくれて本当によかったです』

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『どれだけ多くの人に迷惑かけたと思ってるんですか青雉さん』
「いや…ロゼの放送のほうが迷惑掛けてるから」
『センゴクさんから許可を頂いたので問題ありません』
「許可もらったの!?」
『当たり前じゃないですか。なぐもさん、御協力ありがとうございます。あ、そうだ!今度一緒にお茶しませんか?』

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『ぐへへ。青雉さーん』
「ちょっとちょっと。飲み過ぎなんじゃないの」
『まらまられすよ〜。もっと飲むんれす』
「これ以上はダメね」
『む。今日の青雉さん、意地悪れす。でもそんな青雉さんもかっこいいれす〜』
「…これ誰。俺の知ってるロゼじゃないんだけど。もしかしてロゼってお酒に弱いの?」

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「そんなに荷物持ってどこ行くの」
『赤犬さんのところですよ』
「あれ?ロゼってサカズキのこと苦手じゃなかったっけ」
『そうですけど…センゴクさんからの指示ですし』
「どういうことよ」
『忘れたんですか?一週間くらい赤犬さんの部下さんと私が入れ替わるように言われたじゃないですか』
「忘れてた」

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『さ、寒い』
「大丈夫?」
『はひ。暖房の温度を少し上げてもいいですか?』
「俺は別に大丈夫だけど…ロゼ、本当に大丈夫?ちょっとこっちに来なさい」
『なんですか。用がないなら怒りま、』
「はぁ…やっぱり。ロゼ、かなり熱あるよ」
『へ?』
「寒いのは寒気」
『青雉さんのせいだと思ってました』

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『どうしてこれだけの範囲を一気に凍らせられるのに赤犬さんに負けたんですかね』
「知らないよ。そもそもこれとサカズキを比べるのは間違ってると思うんだけど」
『違うんですか?』
「だいぶ違う」
『ふーん。それにしても青雉さんの能力ってとっても優秀ですよね。羨ましい』
「ロゼのも十分優秀だと思うよ」

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「ロゼってば、まだ泣いてるの?いいかげん泣き止みなさいって」
『泣いてなんかいません!ただ…その、今からこの件について後始末をしなければならない黄猿さんやモモンガさんのことを思うと涙が出てくるだけです。絶対そうです』
「はいはい。そういうことにしておきますか」
『青雉さん、意地悪です』

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『ずいぶん温泉を満喫されていたみたいですね?』
「ロ、ロゼ…その笑顔が怖いんだけど」
『そんなことないですよ。私がどれほどここで青雉さんが出てくるのを待っていたかご存知ですか?』
「ご、ごめん。ロゼさん」
『いつもいつも青雉さんは自由に行動しすぎです。目的があるなら事前に言ってください』

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『そろそろ私たちも逃げないと危ないですよ。青雉さん』
「そうだな。それにしてもロゼってば危ないって言うわりには焦ってないね」
『もう慣れましたから。青雉さんに付き合うの』
「流石俺の補佐だな」
『元補佐ですよ。私たち海軍辞めたんですから』
「あー。そうだった。じゃあ、俺達も逃げるとするか」

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「じゃあ、会議行ってくるから」
『ちょっと待って下さい青雉さん。ネクタイ曲がってます』
「ちょっ!?痛い!痛いってばロゼ!そんなに引っ張らないでよ」
『しょうがないじゃないですか。こうしないとネクタイ直せないんですから…はい。これで完璧です』
「なんか新婚さんな気分、」
『黙りましょうか』

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『ちょうどいいところに』
「ロゼさん?どうかしましたか?」
『渡したいものがあったので…あ。これです』
「エースの手配書?」
『懸賞金がまた上がったので新しく手配書を作り直したそうです』
「どうしてこれを私に?」
『なんとなく、なぐもさんは火拳さんの手配書を集めてそうなイメージがあったので』
「ロゼってなぐもちゃんに甘いよね」
『もちろんです。可愛い女の子には幸せになって欲しいですからね。そう言う青雉さんだって甘いじゃないですか』
「そんなつもりはないんだけどね」
『とりあえず。このことは他言無用でお願いしますよ』
「はいはい」
『では、戻って残りの書類を片付けましょうか』

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『これ、どうぞ』
「え!?いいの?」
『いらないなら別に無理に受け取ってもらわなくても、』
「いる!いる!ロゼのチョコレート、ちょうだい!!」
『ちょうだい!って青雉さんが言っても全然可愛くないです。誰もそんなの求めてません』
「バレンタインでもロゼは相変わらず厳しい」
『当たり前です』

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『はい。鬼は外!福は内!』
「痛っ!?痛いってばロゼ!なにもそんな全力で投げなくてもいいじゃないの」
『全力で投げないと青雉さんの中にいるだらだら鬼は出て行ってくれません!』
「な〜にしてるのォ?」
「げっ!?」
『あ、黄猿さん。今、青雉さんの中にいる鬼を退治してるんですよ』
「なんか楽しそうだねぇ」

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「はぁ。最初の頃はとっても可愛かったのに」
『は?』
「『青雉大将のためにがんばります!』って言ってた頃のロゼはどこにいったんだかね。そもそもいつからこんな子になったんだ?」
『私は私ですよ青雉さん』
「あ、うん。そりゃそうなんだけどな」
『原因があるとしたら青雉さんですね』
「やっぱり?」

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「春だね〜」
『年寄りくさいですよ青雉さん。どうしたんですか』
「1年前のこと思い出してたのよ」
『1年前?』
「そうそう。ロゼが俺の部下になったのって1年前でしょ?」
『そうですね』
「最初の頃は緊張して可愛かったのに今となっちゃ問答無用で書類を押し付ける子になっちゃって」
『当たり前です』

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『青雉さん。こんなところにいらっしゃったんですね』
「げっ!?ロゼ、」
『私が必死に走って書類をまわしていたときに美人なお姉さんと優雅にお茶ですか?大将さんには随分素晴らしい特権があるみたいですね。この野郎』
「あー。これには訳があってだな」
『言い訳は結構です。今すぐ仕事しろ』

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「ロゼ。エイプリルフールなのにつまらないんだけど」
『そんなこと言われても困ります』
「何か言って」
『そうですね(あ。午前が終わった)仕事してください。青雉さん』
「仕事していいの!?やるやる!」
『それではこの書類全部お願いしますね』
「は?」
『時間をご覧下さい。青雉大将?』
「げっ!?」

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幽霊ロゼと青雉1
『いつまでそうしているつもりですか?仕事をちゃんとしないのはいつものことですが、落ち込むなんて青雉さんらしくないですよ』
「っ、ロゼ?」
『はい。私です』
「…生きてたの?」
『まさか。青雉さんがちゃんと仕事しているか心配で成仏できなかっただけです』
「…マジか」
『マジです』
『なんて、青雉さんがちゃんと仕事をしているか心配だったっていうのは単なる口実で、』
「ロゼ?」
『本当はもっと青雉さんのそばに居たかっただけなんです。私の時間はあそこで止まってしまった。でも、青雉さんの時間は進み続ける。その中できっと私のことなんて忘れちゃうんだろうなと思うと怖かったんです』

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幽霊ロゼと青雉2
『新しい人、探さなくていいんですか?』
「え。なんで?」
『なんでって…私がいたところに新しい人を入れるのが普通だと思うのですが』
「まぁ、確かにそうだけど。今の俺には必要ないでしょ」
『え?』
「今でもここにちゃんと、優秀な部下がいるんだから…って、なんでロゼってば泣いてんの!?」

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幽霊ロゼと青雉3
「…どうしてそれを今になって言うかな」
『今だからこそ言えることもあるんですよ。青雉さん』
「生きてるうちに言ってよ」
『言ったら調子に乗るでしょう?』
「まぁ…そこは否定しないけど。ロゼ、」
『なんですか?』
「もう一回言ってくれない?」
『嫌です!と言いたいところですが…特別ですよ?』

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幽霊ロゼと青雉4
「はぁ…」
『青雉さんが溜め息とは珍しい』
「誰のせいだと思ってるの」
『さぁ?』
「ロゼだよ!ロゼ、」
『ふふ』
「見えてないからって調子に乗って…笑い堪えるの大変なんだからやめてくれない?」
『えー。でも、似合っていたでしょう?赤犬さんの犬耳姿』
「だからってあのタイミングはないでしょ」

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「ロゼー!あれ取って、あれ」
『あ、はーい。分かりました…どうぞ』
「これこれ。ありがとね」
『…青雉さん。この前のあの資料、どこに置いたんですか?』
「え?そこらへんに置いてない?」
『そこらへん…あ!ありました』
「2人共よく「あれ」とか「それ」で分かるねぇ〜」
『「慣れだよ(です)」』

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「ねぇ。ロゼ、」
『何でしょうか?青雉さん』
「そろそろ剥がしてくれてもいいんじゃない?俺、立ちたいんだけど」
『立ちたいのでしたらその机の上の書類を全部片付けて下さい。そうしたら能力を解除してさしあげますよ』
「ちょっと待ってよ。1人じゃ無理でしょ…この量は」

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『いつまで準備してるんですか青雉さん。そろそろ行かないとパーティー遅刻しますよ』
「え…ロゼ。その格好で行くの?」
『何か問題でも?』
「ある!ありまくりだから!なんでそんなにスカート丈短いの!」
『別にこのくらい普通じゃ…ちょ!?スカートの裾引っ張らないで下さい!』

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「クザン。こんなところで何やってんのォ」
「しーっ!!声がでかいっての」
「まさかロゼちゃんから逃げてるとか言わないよねェ〜?」
「そのまさかだよ!見つかったら口塞がれる」
「ついでに鼻の穴も塞いでもらったらどうかなァ?」
「それは遠回しに俺に死ねって言ってんの?」

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「ロゼ。これって新手のイジメなの?」
『イジメだなんて失礼な。私なりの愛情です』
「これからやらなきゃいけない仕事を書き出して壁に貼ることが?」
『はい』
「こんな愛情は嫌だ!」
『喋る暇があるなら手を動かしましょうか。仕事は壁に貼り出したもの以外にもたくさんあるので』

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『これ…どうしたんですか?青雉さん』
「いつも頑張ってるロゼにお土産をと思って」
『違いますね。これで私の機嫌を取って誤魔化すつもりだったんじゃないですか』
「(ギクッ!?)ま、まさか…」
『それじゃあ、今までどこをほっつき歩いていたのかくらい言えますよね?青雉さん』

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『今年のハロウィンは赤犬さんが良かったと個人的に思います』
「え?あいつ仮装なんてしてたっけ?」
『仮装とは言い難いですが、帽子が可愛らしい犬の帽子になってましたよ』
「マジで!?うわ、よく見ておけばよかった。ロゼ、写真撮ってないの?」
『命が惜しいので撮ってません』

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「ロゼ、」
『何ですか。青雉さん…あ。これ、間違えてます』
「えー。最初から書き直さなきゃ駄目?」
『もちろんです』
「ハロウィンなんだからさ。今日くらいはのんびり仕事やっても罰は当たらないんじゃ、」
『ハロウィンと仕事は関係ありません。仕事して下さい』
「ですよねぇ」

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『何ですか。これ、』
「ロゼにお土産。この前食べたいって言ってたでしょ」
『…ありがとうございます』
「喜んでもらえたならよかった」
『と、私が言うとでも思いましたか?』
「え?」
『お土産で私を騙せるとでも思いで?このクソ忙しいときにどこをほっつき歩いてたんです?青雉さん?』
「すみません」

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『何やってるんですか青雉さん。追跡を』
「何馬鹿なこと言ってんの。こんな状態のロゼを置いていけるはずないでしょ」
『私のことはお気になさらず。貴方にはやるべきことがあるでしょう?』
「っ、」
『時々でいいです。瞳を閉じた時にでも私の事を思い出してくれれば、私は十分です』

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