*140字SS集(twitter)
*他宅のPP夢主ちゃんをお借りしています。
 蒼衣ちゃん(あーちゃん宅)

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『宜野座くん、セクシーとキュートどっちが好き?』
「...結、誰の入れ知恵だ」
『志恩ちゃん』
「予想通りだな。まったく唐之杜は余計なことを」
『それで、』
「どうした」
『結局宜野座くんはセクシーとキュート、どっちが好きなの?』
「答えるつもりはない」
『えー。今後の参考にしようと思ったのにな』

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『ねぇ、宜野座くん』
「どうした。何かあったのか?」
『いや。特にはないんだけどね』
「どうした?」
『あのね、今週の日曜日にメイド喫茶に一緒に行かない?』
「は?」
『だから!メイド喫茶に一緒に行こう?』
「断る」
『えー。可愛いメイドさんいっぱいだよ?』
「断る。行かないと言ったら行かない」

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『わたしも執行官に降格しちゃおうかな』
「馬鹿なことを言うな」
『えー、結構本気なんだけどな』
「一係はどうするんだ」
『朱ちゃんがいるから大丈夫だよ』
「結、どうかしたのか?」
『ん?なんか最近家に帰りたくないな、って思うんだ。宜野座くんがいないあの部屋に戻るとね寂しくて仕方ないんだもの』

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「結?」
『宜野座くん、』
「どうした」
『私のお願いきいてくれる?』
「あぁ」
『...私の前からいなくならないで』
「あぁ」
『私をひとりにしないで』
「あぁ」
『お願いだから何があっても死なないで』
「あぁ」
『もう、これ以上誰かが居なくなるのは嫌だよ』
「...そうだな。できる限り努力はしよう」

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『はーい、ちょっとお邪魔します!』
「なっ!?いきなり何をする」
『何って、宜野座くんの眼鏡を取っただけだよ?』
「俺の眼鏡を取る意味がわからん」
『だって、眼鏡の日らしいから』
「どういうことか説明しろ」
『眼鏡の日だから、いつも頑張っている宜野座くんの眼鏡に休んでもらおうと思ってつい、』

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「結?まだ起きてたのか」
『うん。もう少しやりたいことがあるから』
「やりたいこと?」
『ふふ、もうすぐ分かるよ』
「?」
『3・2・1…宜野座くんお誕生日おめでとう!!産まれてきてくれて本当にありがとう』
「誕生日…?」
『まさか自分の誕生日を忘れてたわけじゃないよね?』
「完全に忘れていた」

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『うん。寒い』
「そんな薄着で外に出るからだ」
『だって、久しぶりの外での仕事だったから嬉しくて、つい』
「自業自得だな」
『…はい。おっしゃる通りです。へくしゅっ!!』
「はぁ。まったく。…ほら」
『え?』
「これを着てろ。風邪をひかれてもこまるからな」
『あ、ありがとう宜野座くん!』

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『縢くん!お誕生日おめでとう。本当は今日になったらすぐにお祝いメッセージ送りたかったんだけど起きてられなくて』
「いやいや結ちゃん。お祝いしてくれるだけでも俺は嬉しいから」
『あのね縢くん。最近、欲しいゲームとかある?』
「欲しいゲーム?買ってくれるの!?」
『うん!宜野座くんが』

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『…(ぐいっ)』
「結か。どうした」
『宜野座くん。さっきの、』
「さっき?」
『さっきの女、誰?青柳ちゃんじゃなかった』
「見ていたのか」
『うん。正確には縢君が教えてくれてそれから一緒に見てた』
「縢のやつ余計なことを」
『それで誰なの?さっきの人』
「…言うまで離さないつもりか」
『もちろん』

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『宜野座くん、ごめんね。まさか落ち込むとは思ってなくて』
「いくらエイプリルフールだからって大嫌い!なんて言っちゃダメだよ結ちゃん。ギノさんのハートは硝子のハートなんだから」
「縢くん。硝子のハートって…。狡噛さん!宜野座さんをどうにかして下さい」
「どうにかしろと言われても無理だな」

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「寝る前にしっかり戸締りの確認をすること。いいな?絶対だぞ」
『はーい!』
「…六合塚さん」
「なに?」
「宜野座さん、執行官になってから更に過保護っぷりが酷くなってません?」
「なってるわね」
「もう一層の事、宜野座さんが結さんの家のセキュリティシステムになればいいのに」

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『宜野座くん。忙しくて美容院行けていないからポニテなの?そうなんだよね?』
「忙しいのは確かだが、そういう訳じゃ…」
『なるほど…じゃあ!私達で切ってあげるね』
「私達?結、ちょっと待て!」
『待ちません!…蒼衣ちゃん!お願いします』
「宜野座さん。覚悟ー!!」

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「いつまでそんなところで濡れているつもりだ」
『うーん。私の気が済むまで、かな』
「気が済んだ頃には、机の上に書類の山ができているかもしれないな」
『えー。それは嫌だなぁ』
「そう思うならはやく泣きやめ」
『気がついてたの?』
「当たり前だ」
『宜野座くんには敵わないなぁ』

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『宜野座くんだ〜』
「…結。お前酔ってるだろ」
『ん?酔ってないよ。全然酔ってないんだから』
「それなら今すぐ俺の上から退いてくれ」
『嫌!宜野座くんから仕掛けてくれないなら、今から私が宜野座くんを襲っちゃうんだからね!』
「なっ!?」
『えへへ。宜野座くんだーいすき!』

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「監視官。いつまでここにいるつもりだ?」
『聞こえません!宜野座くんの声は聞こえてませんから!』
「…はぁ。結、」
『はい』
「そろそろ帰った方がいい。夜道を1人で歩くのは危険だ」
『嫌!帰って1人で広い部屋に居ても寂しいだけだもん。だったら私、ずっとここに居る』

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『縢くん、何してるの?』
「ん?たまには机の上の片付けでもしようかと思ってね」
『大丈夫?熱ない?』
「結ちゃん、その言い方ひどくない?」
『だって本当のことじゃない。あれ?これって、』
「げっ!?それこの前失くした書類だわ。ギノさんに見つかる前に処分しないと」
「ほぅ、何を処分するんだ?縢」

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『何、この状況』
「前回と同じ。また監視官と狡噛のふたりが行動不能よ」
『こ、ごめんね弥生ちゃん。またこのふたりが迷惑掛けて』
「もう慣れたわ」
『はぁ。この2人もいい加減お酒強くないのを自覚すればいいのに』
「そうね。とりあえずふたりを連れて公安局に戻りましょ」

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『佐々山さんどうしたんですか。思い詰めたような顔しちゃって』
「おっ、結ちゃんじゃねぇの!いいところに」
『嫌な予感しかしないんですけど』
「ちょっと霜村のところに行って色仕掛けしてきて、って痛ぇ!!」
「佐々山。お前、今何て言った」
「やだなギノ先生、冗談ですって(どこから来たんだ!?)」

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『宜野座くん。前にお知らせで回ってきた会議に行ってくるね』
「あぁ、頼んだ。できれば変な役はもらってこないでくれ」
『うん。頑張る!…とは言っても、くじを引くのは狡噛くんなんだけどね』
「嫌な予感しかしないな」
『実は私もなんだよね』

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『うぅ、昨夜は申し訳ないです。宜野座くんの誕生日を思うとテンションがあがってしまって...』
「それで日にちを間違えたのか?」
『はい。仰る通りです』
「お、おい!そんなに落ち込むことはないだろ」
『だって、宜野座くんの誕生日を間違えるなんて死刑に値するよ』
「どうやっても値しないから泣くな」

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