いつか王子様が 4.5
「ヴィクトル、居る?」

声を掛けて部屋を覗けば彼はそこにいた。
そして、予想外の人物がヴィクトルの腕の中で眠っていた。

「理瀬?」
「うん。寝ちゃったみたい」
「(家族以外の人の前で寝るなんて珍しい)えっと、何かあった?」
「さぁ?ユーリには秘密」
「秘密って...まぁ、別にいいけど」
「ねぇ、ユーリ」
「なに?」
「もし俺とリセが結婚したら、俺はユーリの弟になるんだよね?」
「へ?まぁ、そういうことになるんじゃないかな」
「そっか。俺はユーリの弟になるのか」

どこか嬉しそうにふにゃりと笑うヴィクトル。

あれ?さっきの話って、もしもの話だよね?
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