刃渡り16cm(道端で偶然東堂さんと会う)
「ややわ〜!お久しぶりですぅ東堂さん。最近具合どないです?」「ああ、久しぶりだな#名字#ちゃん!最近は大学で女子たちに黄色い声を浴びせられているよ。罪作りだな!俺も!」「旅館の方はどないですのん」「ん?ああ、なんだか忙しいみたいだな!今年は暖冬で客足が遠のくかと思ったが、最近打ち出した旅館のプランが大当たりらしい」「そんなら良かった。プランニングに一枚噛ませてもろてるんです、実は」「聞いてるよ、大活躍だったと。ありがとう#名字#ちゃん。……ところで、俺が言うのもなんだがこんな所で油を売っていて良いのか」「んー?ああ、予約とかしてへんお店に行くんで全然。時間もあるし」「一体どこへ?」「んー」(言いながらカバンから少し年季の入ったさらしに包まれた包丁を覗かせる#名前#。お店って何だ、警察に出頭でも……?とヒヤリとする東堂)「#名字#ちゃん……?それは一体……」「実は、人を1人……」「……!」「って、ンな訳ないじゃないですか!研ぎ屋さんに持ってくんですよ!いやー、やっぱ老舗旅館の近くには腕の知れとる研ぎ屋さんが居やはるもんですねえ」「ほ、ほ、本当だな?本当にやってないんだな!?」「あー、ちょちょ、サラシ取らんでください!街中で鞄から出すだけで銃刀法違反なるんですから!」「すまない、取り乱した……。そうだよな、#名字#ちゃんに限ってそんな……いや、言いきれ無いが……」「……まー、言いきらんでいーですよ。心当たりは沢山あるんで……」「否定してくれ……」