Koneta


いつか本編採用するかもしれないものもあります。
名前変換ないのに名前変換タグが使われてます(なぜ……)

お疲れ涙
「あ、ごめ」
ボロボロと涙を零す#名前#に流石の黒田も目を見開いた。特に予兆もなく、表情も変わらずにただはらはらと瞳から涙を零しているものだから、一瞬泣いていることに気が付かなかったくらいだ。
「なに、どうしたんだよ」「わ、わかんない。なんやろ、疲れてんのかな」「やな事でも言われたのか?クラスのやつとか、仕事のやつとか……」「え、わ、わからんわからん!あ、あー、ちょ、や、見んといて〜……恥ずかし……」
腕を使って顔を覆う。ゴシゴシと目を擦らないのは、跡が残らないためだろうか。健気なその姿に黒田は思わず腕を掴んで、覆われた顔を開く。一瞬驚いた顔をした#名前#は、直ぐに眉間に皺を寄せて「見んなって言うてんのに」と悪態をついた。その間も涙が枯れることは無く、音もなく服や地面に雫が吸い込まれていく。
「こっち」
とにかくこんな姿を他のやつに見せたらこいつも本望では無いと思い、黒田はとった腕をそのまま引いて人気のない体育倉庫の裏にまで#名前#を連れた。誰かに見られていたら如何わしいことを思われるかもしれないとも懸念したが、とにかく涙を溢れさせる#名前#の心配が勝った。
「大丈夫かよ。情緒か?自律神経か?」「お医者さんみたいやね。……多分自律神経がバグってんのやわ。最近仕事が忙しくて、ちょっとアカンみたい」「お前が体調管理ミスるなんて珍しいじゃねーか」「ん、そうかも。新しい取引先が出来たのが思いのほかプレッシャーやったのかな。ごめんユキ、こんなことさして」「いーんだよ。泣いてる女放置する奴は男じゃねーだろ」「……ユキは私が男やったら助けてくれへんかった?」「……いや?あー、言い換えるわ。と、友……達……、ほっとけねーだろ」「ふふ、照れとる」「るせっ!泣き止んだか?行くぞ練習!」「うん、ありがと…………(すっくと立ち上がる)あ、貧血無理吐くわ!先行ってて!ほな!」「吐く!?うわ、おい!ほな!じゃねーよ!なんだそのフラフラな足取り!吐き終わったら保健室連れてくかんな!」「ナイロン袋持っとって良かっウェロラロロ……」「あーあーあー……」

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