(※大人になってる)
「は?まだ準備してないんすか?」
東京にいる友人の結婚式。
明日の朝6時には新幹線に乗らないといけないのに全く用意をしていない。
前日の夜になって焦っている私を見て同棲している彼氏は呆れた顔をする。
あれがないこれがないと部屋中を探しまわる。
そして洗濯物しやな、もうこんな時間、晩御飯もういいや
そうぶつくさ言っていると「それは俺がやっとくんで#名前#は準備しいや」と家事をしてくれ味噌汁を作ってくれた。
本当に光は優しいな。
そう思った瞬間「しゃーなしっすわ、これで借り1つっすね」と憎まれ口をたたく。
なんだかんだ言いながら優しくしてくれるギャップが私の好きという気持ちを更に大きくする。
これがギャップ萌えというものなんだなと再確認する。
ああ、友達には悪いけど行きたくなくなってきた。
光と少しでも離れたくない。
「なまえ」
ようやく準備ができお風呂に入る用意をしていると
後ろから抱きしめられた。
「寂しいんで、はよ帰ってきてくださいね」
あと俺らの結婚式のために色々見とくようにと、そっと耳元で呟く彼。
私は返事の代わりに思いきり抱擁して優しく口づけた。
(※2015/03/08)